「ママ!」の声が愛おしくてたまらなかったあの頃。それが今や…
こんにちは。ちんまいです。
はじめて「ママ」と呼ばれた日を覚えていますか?
あんなに愛おしかったはずの「ママ」の声
はじめて「ママ」と呼ばれた日、うれしくて何度も何度も「ママって言って!」とせがんだのに…
今ときたら。
「ママー‼︎」と呼ばれるたびに、ちょっと疲れてしまう自分がいる。
考えてみれば「ママー!」と呼ばれるときは、
「ママ、見て」「ママ、聞いて」「ママ、遊ぼ」。
そう、何かを伝えたいとき。私と何かを共有したいとき。
ママとしか呼べなかったあの頃は、「ママ、、、」の先に何があるのか、必死で考えてよりそっていたっけ。
しかしペラペラペラとおしゃべりが上達するにつれ、要求が何かわかりやすくはなったものの、伝えたいことも増えていく(笑)
寝るまでおしゃべりが止まらない娘。
メールを一文打つ。今日の夕飯何にしよう。
あ、回覧板まわさなきゃ。
ひとつひとつは些細な行動なのに、休む間も無く続くマシンガントークにさえぎられる毎日。
いつしか、「ママ!」と呼ばれるだけで「何⁈(怒)」となることも。
大人の都合だったと気付かされた言葉
そして幼稚園に入り、はじめての懇談会。
そこでの話題が、「ママ」って呼ばれただけでイライラしちゃうよね、という展開に……。
みんな同じような悩みがあるんだなと少し安心しました。
しかし、そこで3人のお子さんを持つベテランママさんの話にハッとします。
「呼んでるだけなのにね。
ママに何かを見せたくて伝えたくて呼んでるだけで、子供は何も悪くないし変わってないのに ね。
前は何かを伝えてくれたらすごく喜んでたのに。
こちらの都合でイライラしちゃって申し訳ないな って反省したことあったよ」
ハッとしました。
私が 笑顔で「なぁに?」と聞くだけでいい。
子供は喜んで伝えてくれる。
そうすると、こちらの気持ちも不思議と安らいでいくのがわかります。たとえ演技でもいい!その演技は思いやりですから。
もちろん忙しくていつもとはいかないけれど、「どうせ対応しなきゃいけない」のなら、笑顔で!
はじめて「ママ」と呼ばれた日を忘れずに。
●ライター/ちんまい
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