【子連れ再婚、わたしの場合。】第6話(最終話):時間をかけて作るわたしたちの「家族」のカタチ
こんにちは、2〜11歳の3男1女のママをしています、スガカズと申します。
私が再婚したときは、長男はまだ6歳でしたが、年月がたち、今や11歳(小5)です。
いろいろ困難もあるけれど、人や家族にやさしくできる子になっていると思います。(親ばかでしょうか……!?)
今回は、そんな長男に「とても大事な話」をしたときのお話をしようと思います。
このお話はかなり意見が分かれる内容だと思います。
家庭によって考え方はちがうでしょうし、さらに子どもの性格によって結論は変わると思います。
わが家の長男に関しては「言ってよかった」と感じたことなので、一つの事例としてお話します。
血のつながった父親とのこと
長男は「記号」を覚えるのが得意で、最近、自分の血液型が特殊だと話す機会があります。
家族の血液型も把握していますし、「ABO式血液型」を何となく理解しています。
つまり、長男にとって、自分のルーツ(本当の父親が別にいること)を知るきっかけは
思春期になる前に第三者から聞く 思春期に生物の授業で発覚する
このどちらかなのです…!
旦那はというと、血のつながりについて特に難しくとらえていません。
「自分の子どもだから、起こったことに自分が責任をもつ」という姿勢です。
前回のお話で少し話したのですが、長男はそんな旦那を理解しているようです。
私たちは子どもたちの性格やお互いの考えを確認したうえで、長男にだけ真実を伝えることにしました。
伝える日……気をつけたこと
私が気をつけたことは、以下です。
長男の2人きりのときに話しあう 深刻な雰囲気で話さない ウソやごまかしはしない 実の父親に会いたい気持ちを否定しない 実の父親の悪口をいわない
そして最後に、私が絶対に子どもたちに伝えたいことがありました。
血のつながりは重要だけど重要じゃない
私「それもそうだね。
お仕事していないと大変な思いをするからね。」
私「もう一つ、お母さんとお父さんは思ってるんだけどね。」
長男「うん」
私は、長男と血がつながっている父親が、家族に責任をもつことをあきらめてしまったことを言いました。(主観を入れず、事実を淡々と伝えました)
そして、その父親が現在どうしているのかも話しました。
伝えたいことを理解してくれた長男
長男は、ひとしきり私に質問したあと、納得してくれました。