一本のヒモで、子どもとの行列を乗り切る! │ パピマミ
こんにちは、小 2 の息子と暮らすワーママの黒田カナコです!
行列を待つあいだなど、外で子どもと長い時間を過ごさねばならない時、どうしていますか?
子どもはじっとしていないし、機嫌が悪くなると、折角並んだ行列を抜けなければならない時も … 。
以前息子と二人でサーカスを観に行った時、凄い行列で数時間並びました。
その時、私が長時間の行列を乗り切った方法をご紹介します!
周りの子どもたちは、座り込んで携帯ゲームをしていました。
確かに、携帯ゲームなら退屈せずに長時間過ごせるけれど、息子にはまだ 携帯ゲームをやらせていません … 。
スマホに入っているゲーム(アプリ)ならあるけれど、充電が心配なので あまり渡したくない!
数分程度ならまだしも、数時間も使わせるのは無理ですよね。 そこで、私が用意していた行列対策グッズは … 。
一本のヒモ! 昔ながらの「あやとり」です。
息子は学童保育に通っているのですが、学童の先生は 勉強以外に、昔の遊び もたくさん教えてくれました。
折り紙やあやとり、ペグソリティアなど、電池がなくても楽しめる遊びを沢山覚えて帰ってきます。
あやとりは、ヒモ一本でかさばらず、電池切れもなく無制限に遊ぶことができます!
途中、飽きて少しスマホゲームをする事もありましたが、ほぼあやとりだけで 長時間を乗り切りました!
すると、様子を見ていた前の婦人が話しかけてきました。
「今どき、しかも男の子であやとりできるのめずらしいわね!」
「お母さん、ちゃんと相手してあげてえらいわね!」
… いえ、私がえらいのではなく、息子に教えてくれた先生と、私に教えてくれた祖母のおかげなのです。
ふたりあやとりは、自分の手がふさがった状態で相手に取り方を伝えねばならず、やりながら教えるのは至難の業です。
私が飽きるまで、ずっと祖母は付き合ってくれました。教えるのも大変だったろうに。
私が小さい頃に祖母から教わった事を、今は私が小さい息子とやっている。
何だか不思議な気持ちになった行列の待ち時間でした。 息子はすぐに私よりあやとりが上達し、凄い技もできるようになりました。
いつか、息子からも誰かに伝わっていったらいいな。
●ライター/黒田カナコ