自宅が特定されるカモ? 周囲に迷惑をかける「SNS上でのタブー」3つ
【ママからのご相談】
2歳の女の子のママです。この間、新しくママ友になった人のベイビーちゃんとのツーショットをスマホで撮ったとき、「SNSにアップしないでね」と言われました。
「かわいく撮れたから良くない?」って言ったんだけど、ダメでした。なんでそんなケチくさいこと言う人がいるのでしょうか。
自分の子どもがかわいく写った写真のアップでしょ?逆だったら超うれしいのに。
●A. 感じ方や、リスクへの懸念は人それぞれです。
パパライターの矢山ユースケ@育休中です。
SNSへの写真投稿については、その人その人でさじ加減がかなり違います。
私自身、顔がわかる写真を載せることはほとんどありません。
顔写真入りの投稿をする場合は、公開範囲をよく確かめて、「この人たちなら大丈夫かな」と思えた場合のみです。
理由は簡単で、「インターネット上への個人の特定が可能な情報の垂れ流し」について、リスクを感じているからです。
男性である私でも、顔写真の掲載はちょっと怖いと感じます。
おそらく、その方は、顔写真をSNSに投稿することにリスクを感じているのではないでしょうか。
●SNS上でリスクのある行為3つ
普段何気なく使用しているSNSとその機能のリスクについてご説明します。
「そんなの知ってるよ!」という方も多いとは思いかもしれませんが、確認のつもりでお読みください。
●(1)無断でその人とわかるような写真を載せる
無断で他人の写真を公開した場合、肖像権侵害で訴えられる可能性があります 。
投稿してよいと許可が下りた場合も、目線を入れるなど最低限の配慮を行いましょう。
●(2)無断でタグ付けする
Facebookなど、実名登録型のSNSでありがちなパターンです。
公開範囲設定によっては、「その日、そこにいたと知られたくない」相手にまで、情報が伝わってしまう可能性があるため、トラブルの温床になりかねません 。
集合写真をアップする場合は、「タグ付けして困る人いる?」と、断りを入れるようにしましょう。
●(3)現在地タグの乱用
こちらも実名登録型のSNSでよくあるパターンです。
写っている背景と現在地タグから、自宅が特定されてしまう可能性もあります 。行楽地やお店など、誰もが知っている場所以外の場合は、現在地タグを外したほうが無難でしょう。
●インターネットに「絶対」