2016年3月6日 20:00
辛味でウイルス撃退! 「カプサイシン」の健康効果と摂取方法
こんにちは。健康・美容ライターのMAKIです。
3月に入り、寒さは和らいできたものの、まだまだ寒い日も多いですね。
特に今シーズンは暖冬の影響で、春先まで風邪やインフルエンザが流行するともいわれています。
そこで今回は、風邪やインフルエンザの予防や冷え性の予防にもなると注目されているカプサイシンの効果やカプサイシンを含む食材についてご紹介します。
●カプサイシンとは?
カプサイシンは、唐辛子などに含まれている辛味成分です。
農林水産省のホームページによると、カプサイシンの生理作用の一つに、アドレナリンというホルモンの分泌促進があります。
このアドレナリンに脂肪代謝などエネルギー代謝の促進や発汗を促す作用 があります。
この作用を期待して、十年以上前からダイエット食品やボディケア用品にもよく使われています。
カプサイシンは、このように脂肪燃焼作用を期待した使い方をされる方も多いのですが、それ以外にもたくさんの効果が期待できます。
以下に、カプサイシンに期待できる効果をまとめます。
【カプサイシンに期待できる健康効果】
・肥満の予防
・血流の改善
・高血圧の予防
・冷え性の改善
・食欲増進効果
・コレステロール値の改善
・疲労回復
・便秘の改善
・免疫力の向上
このように、カプサイシンには血流を改善してさらさらにするという作用があるため、冷え性や生活習慣病の予防にも効果が期待できると考えられています。
そして、血流が改善し、新陳代謝がアップすると、熱に弱いウイルスや細菌も増殖しにくくなり、風邪やインフルエンザの予防にもなる といわれています。
●カプサイシンを含む食材とは?
風邪やインフルエンザの気になる今の時期は、新陳代謝をアップさせ、体を温めてくれるカプサイシンの健康効果に期待して、カプサイシンを含む食材を少しだけ意識して献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
以下に、カプサイシンを含む食材をいくつかご紹介しましょう。
【カプサイシンを含む食材】
・唐辛子(鷹の爪、シシトウ、ハバネロなど)
・キムチ
・ラー油
・タバスコ
・豆板醤
・ピーマン(ただし、ほとんど含まれていない)
このように、カプサイシンを含む食材は、基本的に調味料や薬味として用いられるものが多いため、調味料や薬味として少し取り入れるという使い方をするのがおすすめです。
●カプサイシンの摂取で注意することとは?
最後に、カプサイシンの摂取で注意することについてご紹介します。