ブルーライトに注意! 「PCレンズ眼鏡」と「コンタクト」は併用可能か

【ママからのご相談】
1歳の子どものママです。最近よくインターネットで気になる育児情報を検索しているのですが、パソコンはブルーライトが出ているから、あまり長時間使わない方が良いと聞きました。
そこで、PCレンズ眼鏡を使ってみようと思っています。でも、私は目が悪いのでコンタクトレンズをしています。コンタクトレンズとPCレンズ眼鏡は併用しても良いのでしょうか。
●A. コンタクトレンズとPCレンズ眼鏡の併用は可能です。
ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。
数年前からテレビなどで取り上げられるようになった、電磁波の一種であるブルーライト。
ブルーライトはパソコンやスマートフォンなどから発せられるため、これらを使いすぎで目を酷使してしまうと、眼精疲労や頭痛などの体の不調をもたらすことがわかっています。
このブルーライトによる目の負担を軽減させることができると話題になったのが、“PCレンズ眼鏡”です。
ご質問のコンタクトレンズとの併用については、眼科医師によると、PCレンズ眼鏡はコンタクトレンズの上から使用することが可能 とされています。
今回は、ブルーライトについてもう少し詳しくご紹介し、コンタクトレンズとPCレンズ眼鏡の併用可能な条件についてまとめてみましたので、参考になさってください。
●ブルーライトとは?
ブルーライト研究会によると、ブルーライトとは、波長が380〜500nmの青色光のことで、可視光線の中で最も波長が短く強いエネルギーを持っている光なのだそうです。
ブルーライトは、主にLEDを使用した液晶モニタ(パソコンやスマートフォンなど)から多く発せられています。
ブルーライトが昨今注目されている理由は、健康に影響を及ぼすことが明らかとなったためです。
ブルーライトは、
・網膜、角膜への影響
・目の疲れ
・睡眠の質の低下
・肥満
・癌の発生
などに影響を及ぼすことがわかっています。そのため、厚生労働省では1時間のデジタルディスプレイ作業を行ったら15分程度の休憩を取ることを推奨しています。
●PCレンズ眼鏡はブルーライト対策になる?
厚生労働省のガイドラインでは前述の通り、適度な休憩を推奨されているものの、現代人はパソコンを使った仕事をする人も多いですし、家庭でもインターネットで情報を検索したり、ネットショップでお買い物をしたりという方も多いです。