ゲーム化で解決! 子どもの「イヤイヤ」を上手にかわす育児のコツ2つ
→いわゆる“あめとムチ”作戦。
3.できるだけ自分で着替えられるように教えること
→どこに何があるか分かるように、引き出しにシャツやスカート、ズボンの絵を貼っておきます。
【こう話しかけてみよう】
・「今日はこの服にする?それともあっちがいい?」
・「ズボンとシャツとどっちを先に着ようか?」
・「起きて着替える?それとも寝転がったままで着替える?」
【ゲームにしてみよう】
・洋服屋さんごっこ
→“ごっこ遊び”を使えば、着替えが楽しい遊びに早変わり。もちろんママが店員で、子どもがお客さん。
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お着替えを例にご紹介しましたが、必要なことは“選択肢が用意されている” ということです。
着替えることがイヤなのではなく、自分でしたいという欲求が全く満たされないからではないかという仮説に従い、子ども自身が何かを自分で決めることができる、ということが必要なのかもしれません。
●(2)別のことに気をそらせる、不満を忘れさせる
例)かんしゃくを静める
【作戦準備】
1.言葉で気持ちを表現させましょう
→かんしゃくを起こしたら、「そんな風に泣かれても、どうしたらいいかわからないよ。落ち着いて、ちゃんと話して。」と言います。
2.子ども自身にものごとを決めさせます
→何をするかは選べなくても、やり方くらいは本人の好きにさせてあげては?
3.次の予定があるときは前もって十分に言い聞かせます
→時間の概念がない子どもには「あと何分」ではなく、「この歌が終わったら」などと言うようにしてあげるといい。
【基本のテクニック】
1.別のことに気をそらせます
→おもしろい顔をつくる、転ぶまねをする、ヘンテコなダンスを踊るなど。あの手この手で不満を忘れさせるのがコツ。
2.場所を変えます
→トイレ、店の外、車の中に連れ出せば少し落ち着くはず。
3.人形などの声色を使って話しかけてみましょう
【こう話しかけてみよう】
・「気分がおさまるまでもう少しここにいる?それとも今すぐ外に出たい?」
・「それじゃどうしたいのかわからないよ。何が気に入らないのか教えて。口で言ってみて、指でさしてもいいよ」
かんしゃくに振り回されないことが重要 です。親が相手にしなければ、子どももヒステリーを起こしても無駄と悟るはず。
【作戦が失敗したら】
かんしゃくを起こしたからといって、罰を与えてはダメ。