個人情報を死守! 親子で学ぶ「スマホ利用」の基本ルール
また、“なりすまし”によって嫌がらせをしたり・されたりする例もあります。
あなたの名前をかたって犯罪行為を行う人が現れる可能性を考えると、個人情報の漏えいの恐ろしさが理解できると思います。
●家族・友達とのあいだでルール作りは必須
子どもと親という家族間でのスマホルール作りは最近話題になることが多く、また、学校からも注意を促す手紙などが出されることもあって浸透しつつあります。
そのため、問題は親しい友人間でのスマホルール へと移行してきました。
「親友だから」とツーショット写真を撮ってSNSに投稿すれば、親友以外もその写真を見てダウンロードできる可能性があります。
「友達だから」と書き込みをした内容が、次の日には友達の友達を伝ってクラス中に知れ渡っていることもあります。
このように、自分の知らないあいだにさまざまな情報が拡散する危険性をはらんでいることも知っておきましょう。
●公開できるのは、誰に知られてもいいこと、見られてもいいことだけ
スマホの世界は非常に複雑で、フィルタリングをかけただけでは防ぎきれません。
また、使いはじめに一度ルールを決めただけでも不十分です。
個人情報は何を指すか、個人情報が漏れるのはどんなときか、個人情報が漏れるとどんな危険があるのか、それらを繰り返し親子や友人間で話題にして話し合うことが本来は必要です。
ただ、家族はともかく、友人間では「ウザい」としてそんな話し合いを提案することができない場合が多いでしょう。
そこで、最初から徹底して「スマホで書きこめるのは、誰に知られてもいい、見られてもいいことだけ」というシンプルなルールを掲げておくのがオススメです。
【参考リンク】
・ケータイ&スマホの利用について | 京都市教育委員会事務局(http://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000103/103933/keitaileaflet25.pdf)
●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
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