予想外の行動にハラハラ! 子どもが友達を連れて来たときの困惑体験5つ
●(3)大量に持参したお菓子を食べまくっていた
『大量のお菓子をおみやげに持ってきた息子の友達。親御さんが「お世話になります」の気持ちを込めて持たせているんだろうけど、持たせられれば食べたくなるのは当たり前。
「俺が持ってきたお菓子を食べよう!」と言われ、5袋ほどすべて開封してほとんど自分で食べてしまっていました。自分の子には普段から夕飯に影響しない量を考えて与えているけれど、よその子への対応 にはそういうとき困りますね』(9歳男の子のママ)
●(4)暗くなっても自分の家に帰ろうとしない
『放課後に知らない子が遊びに来たまま居座る状況 が過去によくありました。当時、弟がまだ赤ちゃんだったので、うちは夕飯もお風呂もよその家庭より早め進行。それなのに、その子は夕方6時を過ぎても帰ろうとしない。ケータイを首からぶら下げてひとりで自転車を乗り回しており、親は共働きで帰宅は遅い様子。
そんな子を暗くなってから外に放り出すのも心配だったので、促しながら帰るまで預かっていましたが、そんなことが何度も続いたので、「今日からうちでは絶対に5時でバイバイ」というルールを守ってもらうことにしました』(5歳男の子・9歳男の子のママ)
●(5)遠方から子どもだけで遊びに来た
『娘が小学2年のとき、同じクラスのお友達が2人で遊びに来ました。
よくよく聞くと、2人の自宅はわが家からはとても遠く、自分たちで描いた地図を見ながら歩いて来たというのです。2人のママは共に働いていてその時点で家には不在とのこと。
5時には帰ってきなさいと言われたそうですが、時計はそのときすでに5時。空は暗くなり始めているのに、子どもの足では30分以上かかりそう。ましてや女の子……。下の子のお迎えやら夕飯の支度やらしたかったけれど、心配なので2人の自宅の近くまで送っていきました。
向こうの親御さんはそこまで望んでいなくとも、託されたこちらはやはり心配 。子どもを自由にさせるなら、親子間でルールを徹底させてほしいです』(6歳女の子・10歳女の子のママ)
----------
今回5つの事例を挙げましたが、筆者は小学校低学年の子どもとのあいだで、このうちの4つを経験したことがありました。
親がどんなに言い聞かせても、子どもがどんなに分かったふうでも、違う環境、開放感の中では子どもはどんな行動に出るか分からないもの 。