サインを見逃すな! 子供の“いじめ問題”を早期発見するチェックリスト
しかし、いじめる子にも抱えているストレスがありますので、サインを出しているのです。
・金遣いが荒くなる
・買い与えたものでない物が増える
・学校などの話をしなくなる
・友達の悪口を言うようになる
・目つきが鋭くなる
・急にスッキリしたような感じで帰ってくる
・急に聞き分けが良くなる
などのサインが出てきます。極端なものもありますが、これはいじめ方の度合いなど、個人差があるせいで変わってきます。
●おわりに
いじめが始まると、どちらの側にも必ず“急な変化” があります。それを見逃さないことが早期解決につながります。
手帳などに変化をメモしておくと一目でわかりますし、なにより証拠となります。
いじめは命を奪ってしまう可能性の高い行動です。親ができるだけ早くに気がついて対処(手助け)してあげなくてはいけない問題です。
当事者は、どちらの側も心の苦しみを抱えています。それをわかってあげられるのは親だけです。人権を侵害しない・させないように本気で関わりましょう。
まずは、子どもにサインが出ていないか、チェックすることから始めましょう。
【参考文献】
・『ストレスから子どもを守る本』富田富士也・著
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)