親のサポートが必須! 子どもの成長につながる“夏休み”の過ごし方
これは塾や習い事で忙しく、家で過ごす時間が少ない普段の生活では難しいことですよね。このように、“夏休みにしかできないこと”を考えて子どもと接するのも一つのポイントとなります。
●まずは俯瞰、そしてできる範囲で実行
子どもの将来について親子で一緒に考えてみましょう。子どもは自分自身のことをどのように思っていて、将来をどう考えているのか。
テレビやゲームを消して、じっくりと話し合ってみましょう。苦手科目を克服したり、日頃の生活態度を改めさせたりするのにも、この過程がなければ効果が薄くなります。
子どもが一通り自分のことについて考えを巡らせたら、自分の現状を客観的に見つめさせ、達成できる範囲で目標を立てさせましょう。
どんな目標でも構いません。
子ども自身に目標を立てさせることが大切なのです 。そして保護者はそれを全力でサポートしてあげましょう。
夏休みの間にその目標をクリアできれば、課題をこなせたことによる成功体験や計画性を得るキッカケになります。それらは勉強面、生活面の両方で役に立ちます。
ひと言でまとめると、夏休みの課題は子ども自身に設定させ、それをきちんと達成させること。それが有意義な夏休みの過ごし方なのではないでしょうか。
【関連リンク】
・子どもの将来と教育費に関する調査(平成25年度) | ソニー生命保険株式会社(http://www.sonylife.co.jp/company/news/25/nr_130826.html)
●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)