小学3年生がリミット? 子どもに“勉強癖”をつけさせる方法3選
●(3)天狗になってもけっこう。おだててやる気を持続させる
勉強を好きになるには“達成感”が必要です。そのためには、親がとにかく子どもをほめることが大切です。
子どもの意欲は、親が達成感を味わわせる力次第とも言われているくらいです。
たとえば、小学校低学年のうちはテストでも100点や高得点を取ることが多いです。
その際も、「100点すごいねえ」だけではなく、「学校を休んであまり習ってないところだったのに100点?すごいわねえ」や「この前の日曜日、一緒におさらいして頑張ったもんね。すごいねえ」などと、点数以外でも頑張った部分を具体的にほめてあげること が大切です。
時には「勉強しないのにいい点とれた」と言ってくるかもしれません。
その場合も、「勉強しなかったのにすごいわねえ。頭いいのね」とうぬぼれさせて新たな勉強をさせる弾みにしてもいいのです。
とにかくおだててやる気を引き出すことが親の役目です。
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以上です。勉強は、中学、高校……とこの先もずっと続いていきます。親が横について勉強をさせられるのも小学校のうちだけかもしれません。
小学校低学年の素直な時期に勉強癖をしっかりつけておくと、それ以降は自主的にできるお子さんになる可能性が高いです。
今のうちにしっかりと親子二人三脚で頑張ってみてください。
【参考文献】
・『小3までに「勉強グセ」をつける法ー親の「教育力」次第で子どもの学力はいくらでも伸びる!』和田秀樹・著
●ライター/aki(中高英語教員)