途中で捨てないために…! “猫”を飼う前によく考えるべきポイント4つ
治らない病気だったので、どこまでお金と負担をかけて治療していいのかとても悩んだ』(30代女性/団体職員/飼育歴19年)
動物病院は自由診療であるため、統一された料金システムが存在しません 。
金額の設定は病院によってピンキリ。その上、ホームページ上などで治療費を公開することが法律で禁じられています。実際に治療をしてもらって初めて金額がわかる、なんてことは日常茶飯事。
高額になりがちな治療費をきちんと支払う能力があるのか。そのことは猫を飼うにあたり、非常に重要な要素のひとつなのです。
●(3)基本的には室内で飼う
「外に出られないと猫がかわいそう」という人もいますが、現代日本では室内飼いが推奨されています。地域猫の保護・譲渡ボランティアをしている女性からも、
『基本的に室内で飼うようにお願いしている。
屋外で飼うことは糞尿などが近隣の迷惑になり、事故や感染症の原因ともなる。猫ちゃんは狭い場所でも縦方向の移動ができればストレスはあまり感じません 。キャットタワーなどで高低差を作ってあげれば大丈夫ですよ』(40代女性/公務員/飼育歴15年)
という話がありました。
●(4)飼えなくなってしまっても最後まで責任を!
飼い主として最後まで面倒を見るのは当然のこと。しかし、事情によりどうしても飼えなくなってしまうことが決してないわけではありません。
万が一そうなっても、安易に手放してはいけません。飼い主の責任で必ず譲渡先を探しましょう。親戚や友人・知人など近しい人が無理なら、里親探しサイトなどもあります。
また最近では、飼育不可能になった猫を終生にわたり預ってくれるNPOなども出てきました。諦めることなく、絶対に最後まで新しい家族を探してあげてください 。
ちなみに、動物の遺棄は犯罪です。『動物の愛護及び管理に関する法律』では、「愛護動物を遺棄したものは、50万円以下の罰金 に処する」と定められています。実際、全国で既に何件も書類送検や逮捕がなされています。
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いかがでしたか?
猫は人間にとって癒やしと和みをくれる究極のパートナー。ともに楽しく幸せな暮らしを送るためにも、マナーはきちんと守りましょうね。●文/パピマミ編集部
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