自己中じゃない! 世間から誤解されている“一人っ子”の嘘イメージ3つ
また、“みんなが急いでいるから自分も急がなきゃ”ってあんまり思わないみたいで、帰り支度などはいつも一番最後になってますね 。それでも気にせず、のーんびりやってるので、一人っ子っぽいなぁと思って見ています』(40代女性/パート勤務)
急かされたり、他人にあわせたりする必要があまりないまま育った一人っ子。どんなときでもマイペースを貫き、一番最後になったとしても気にしない人が多いようですね。
●一人っ子の親が工夫していること
一人っ子のイメージには多くの誤解があることがわかりました。
しかし、幼い頃から身近に競争相手がいない分、経験不足に陥りやすい点は確かにあります。一人っ子を育てているママたちはどのような点に気をつけて子育てをしているのでしょうか。
『なるべく子どもがたくさんいる場所につれていくよう心がけています。オモチャの取り合いになるようなときも親は手出しせず、“取られる経験”をさせるように仕向けています 』(30代女性/3歳男児のママ)
『小学校に入ると集団への適応の悪さやマイペースさがどうしても気になりました。
そのため、それまでやらせていたスイミングを辞め、サッカーを習わせるようにしました。
個人競技ではなく団体競技をやらせることで、チームで戦わないと勝てないこと、マイペースでは他人に迷惑がかかること を学ばせています』(40代女性/小学生のママ)
『距離感の取り方は重要ですよね。いつも2人で顔を突き合わせているので、息がつまらないように気をつけ、過干渉にならないように務めています。また、私が叱っているときには夫が、夫が叱っているときには私がフォローに入るようにして、大人2人がかりで娘を責めないようにしています』(40代女性/中学生のママ)
各家庭、さまざまな工夫をこらして一人っ子育児に取り組んでいるようですね。
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一人っ子が持たれがちなイメージと実際の姿には、これだけの違いがあるということがお分かりいただけたでしょうか。
あなたの周りに一人っ子がいたら、先入観を追い払っていま一度観察してみてください。
もしかしたら今まで知らなかった一面が見えてくるかもしれませんよ。
●文/パピマミ編集部
上手くなりたいと言うのに自主練しない。アドバイスも嫌がる息子に頭を悩ませている問題