国が半額を補助!? ベビーシッターを安心して利用するための注意点8つ
こんにちは、子育て研究所代表の佐藤理香です。
2016年9月30日、厚生労働省が2017年度から子育てサービスを拡充する ということが報道されました。
ベビーシッターを利用したときの費用の半額を、国が補助するなど画期的な内容になっています。
都心部では待機児童が集中していますので、子育ての受け皿となり、ママたちが外で働きやすくなることを願います。
このベビーシッターサービスは賛否両論あるものの、徐々に定着しつつあります。
Web上で個人のシッターと家庭をマッチングするサイトも多数でてきています。一方で、不安視する親も多いのが現状です。
今回は、ベビーシッターを利用するときの注意点をお伝えします。
●(1)まずは情報収集を
第一のポイントは“信頼できるかどうか ”という視点をもつことです。利用料が安い、気軽に頼める、予約が簡単だというのは二の次です。
情報収集にあたっては、市区町村の情報や『公益社団法人全国保育サービス協会』に加盟している会社のリストなどを活用するのがおススメです。
緊急で一時預かりが必要な場合や、ひとり親への支援が必要な場合は、まずは居住地の自治体に相談してみましょう。
割安で(場合によっては負担なしで)多方面の支援が受けられるケースがあります。
●(2)事前に面談しよう
実際に子どもを預ける前に、シッターと面会することを強くおススメします。
最近では、初対面のシッターでもインターネットで簡単に予約できるサービスが増えました。
予約はネットでも、保育は現場で行われます。
子どもを預かる方針や心構え、危機管理等について質問 して、信頼できる人かを見極めましょう。
子どもを預ける当日は、事前に面会したシッター本人に直接子どもを預けるようにすると確実です。
●(3)事業者名、氏名、住所、連絡先、登録証、保険を確認
実際に預ける際には、事業者名、シッターの名前、住所、連絡先、登録証や保険を必ず確認します。
緊急用の連絡先はシッターの携帯電話であることも多いので、合わせて確認しましょう。
個人のシッターの場合は、保険に入っていないこともあります。万一に備えて、保険に入っているかを確認するのは必須 です。また、シッターの身分証明書のコピーをもらうようにするとよいです。
シッターが保育士や認定ベビーシッターの資格を持っている場合は、保育士登録証や認定ベビーシッター資格登録証の提示を求めましょう。