2020年に開催される東京五輪に向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税を大幅に増やして1箱の値段を1,000円以上にしようという動きがあるようです。
実際に値上げされるかどうかはまだ分かりませんが、菅義偉官房長官は『五輪もあり、いいタイミングだ』などと発言し、たばこ税増税に前向きな姿勢を示しています。
たばこはこれまでにも幾度となく増税されてきた過去がありますが、今回ほどの大幅な値上げは日本では史上初となるため、世間は賛否が分かれています。
そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに“たばこが1箱1,000円以上になること”についてどう思っているのか聞いてみました!
●たばこが1箱1,000円以上になることについてどう思いますか?
・1位:禁煙の良いキッカケになる……41%(47人)
・2位:1,000円でもまだ安い……18%(20人)
・3位:受動喫煙対策なら発売禁止にした方が早い……15%(17人)
・4位:値上げする必要はない……14%(16人)
・5位:他の嗜好品(酒、お菓子など)にも増税すべき……7%(8人)
・6位:なんとも思わない……5%(6人)
※有効回答者数:114人/集計期間:2016年10月27日〜2016年10月28日(パピマミ調べ)
●最も多い回答は「禁煙の良いキッカケになる」
『これまでのようなジワジワ値上げしていくやり方だと結局買っちゃうんだけど、さすがに1,000円越えたら買わないな 。禁煙したいし、私は賛成です』(42歳男性/広告業)
『うち旦那がなかなか禁煙できないので良いキッカケになると思います。1,000円ならお小遣いすぐなくなるだろうし』(33歳女性/主婦)
たばこ税増税に対して、『禁煙の良いキッカケになる』と考えている人が最も多いことが分かりました。
たばこはこれまで何度も値上げされてきましたが、ほとんどが100円以内の細かい値上げでした。
しかし、今回のような大幅な値上げは初めてで、実際に増税されれば多くの喫煙者が禁煙(あるいは電子タバコへ移行)するのではないかと言われています。
1箱1,000円以上となるとかなりの高級品ですから、1日1箱吸うようなヘビースモーカーの方には大きな打撃となります。単純計算で1か月に3万円前後 飛ぶ計算ですからね……。
増税によって喫煙者の人口が減ることは間違いないでしょう。