量やピーク時期は? 2017年の“花粉”の飛散予測と注意ポイント
こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。
花粉症の人にとって毎年、1月終盤になると気になるのが花粉の飛散状況ですよね。実は筆者も14歳から15年間ひどい花粉症に悩まされた経験があるので、症状のつらさは嫌というほど分かります。
そこで今回は気象庁の発表から2017年の花粉の飛散予測 などをご紹介したいと思います。
●東海、近畿、四国、九州地方は前年比200%超え!?
気象庁の発表(2017年1月17日)によると、スギ・ヒノキの花粉飛散予測量は東北が前年比50%で最も少なく、関東・甲信地方で前年比70%と少ない そうです。
しかし、北陸では前年比140%、中国地方が170%と多くなり、東海地方では240%、四国では260%、九州は270%、近畿地方ではなんと前年比290%と約3倍もの花粉が飛ぶ予報が出ています。
そうは言っても、実は2016年の花粉の飛散量が少なく、例えば中国地方では前年比が170%となってはいますが、例年と比べると100%と例年並みになっているのです。
花粉の飛散予測についてはいろいろなところで紹介されますが、前年比だけをみて神経質になるよりも、少し落ち着いて例年比もしっかりチェック し、ストレスにならないよう気をつけた方がいいと思います。
●いつから花粉が飛び始める?
気象庁によると、2017年の1月下旬から2月にかけて全国的にほぼ平年並みの気温になるそうです。
そのために花粉も例年通り2月上旬から九州北部、中国、四国、東海地方から花粉シーズンが始まり、関東・甲信地方でも2月中旬には花粉シーズンに突入する見込み とのこと。
そしてピーク予測は福岡が2月下旬から3月上旬にかけて、高松・広島・大阪・名古屋・東京が3月上旬から3月中旬。金沢・仙台が3月中旬から3月下旬となっています。
スギやヒノキが春の花粉シーズンには注目されますが、実は北海道ではシラカバの花粉に悩まされる人も多いそうです。
今年はシラカバの花粉については前年比50%、例年比30%と非常に少ないようなので、北海道の方は少し安心できますね。
いずれにしても、花粉が飛び始める前からの対策が大切になってきます。
日常的に対策を取っておくに超したことはないでしょう。【参考リンク】
・【第3回】2017年春の花粉飛散予測(日直予報士) | 日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/forecaster/diary/pollen/2017/01/17/63041.html)
●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
●モデル/ゆみ