非常識or当然? ペットが死んだら会社を休むかどうかの意識調査
日本で飼われている犬・猫の数は合わせて約2,000万頭だと言われています。
他のペットも含めると3世帯に1世帯がペットを飼っているという調査結果もあり、日本ではペットを飼うことがかなり一般的であることが分かります。
そんなペット対して、家族同然のように愛情を注いでいるという人も少なくないでしょう。
しかし、日本の社会ではペットは家族として認められていません。ペットは法律上“物”という扱いになっているからです。たとえ飼い犬をひき殺されても問える罪は『器物損壊罪 』です。
ペットが家族として認められていないのは法律だけでなく、実際の生活においても同様です。
たとえば、身内が亡くなったら会社を休むのは“当然”ですが、ペットが死んで会社を休むのは“当然”ではありません。
「ペットが死んだくらいで休むなよ」という意見の人も大勢います。
家族同然のペットが死んだとき、あなたはそんな社会の辛らつな態度に直面することでしょう。しかし、それでも「ペットは家族だ」と休む人たちもいます。
そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「ペットが死んだら会社を休みますか?」という質問を投げかけてみました!
●ペットが死んだら会社を休みますか?
・1位:体調不良などの別の理由を告げて休む……44%(66人)
・2位:ペットが死んだぐらいでは休まない……19%(29人)
・同率3位:正直に理由を告げて休む……13%(20人)
・同率3位:有給が残っているなら休む……13%(20人)
・5位:無理してでも出社する……10%(15人)
※有効回答者数:150人/集計期間:2017年2月14日〜2017年2月15日(パピマミ調べ)
●「休む」と回答した人は半数超え
『正直に理由は告げませんが、別の適当な理由をつけて休みます。だってうちの猫が死んでも何食わぬ顔で出社するなんて絶対無理です!せめて一日ぐらいは悲しむ時間をもらいたいです』(35歳女性/猫を飼っている)
『うちは社長自身が動物好きなので、正直に伝えて休むと思います。というか、ペットが死んだのに普通に出勤する人って血が通ってないと思う。そういう人とは一緒に仕事したくない』(37歳女性/犬・猫を飼っている)
ペットが死んだら会社を休むという人は半数を超える結果となりました 。「有給が残っているなら」という条件付きも含めると7割に達します。