子育て情報『もしかしてイジメ? 子どものSOSサインを見抜いて解決に導くコツ』

もしかしてイジメ? 子どものSOSサインを見抜いて解決に導くコツ

という先生からの話を真に受けた友人が、授業中にトイレに立った娘のことをひどく咎めたそうで、それ以来、授業中に尿意をもよおすことが怖くなり、その日からトイレにすごく敏感になって家族との外出も嫌がるようになってしまいました。

そこで、担任に事情を話し、先生のほうから時々声をかけてもらうようにしました。その担任は、席替えの際も娘の席を教卓の近くにしてくれたり、遠足や校外学習で出かける際も側に付いてくれたり、学校での様子を電話で報告してくれたりすることもあったので、私も娘もとても安心することができました。

とはいっても、先生はひとりの子のためだけに長い時間を割くことはなかなか難しいでしょうから、要望は最低限に留め、節度を守って相談すること が大切です』(40歳ママ/8歳女の子の場合)

●いざというとき、子どもが不安をすぐにはき出せるよう、普段から話しやすい関係を築いておこう!

『「男の子は外での出来事をなかなか話してくれない」と周りのママさん方からいつも聞いていたので、幼いころからその日あった出来事をお互いが報告し合うような会話を心がけてきました。会話する際のポイントは、親である自分の方から、いいことも悪いことも、失敗や反省点などもぶっちゃけること。

あえて“不完全な大人”をアピールする ことで、子どもも「失敗してカッコ悪い自分」「悪さをしてしまったいけない自分」を客観的に見て、その一部を(隠し事もあるでしょうが)時々は報告してくれていると感じます。

一時期、特定の子からしばしば乱暴な言葉をかけられるということがありましたが、そのときもすぐに話してくれました。普段会話をしていないのに、何かあったときばかり「何があったか言いなさい」「○○くんに何かされたの?」と質問攻めでは、本音を話してもらうどころか、親子の信頼関係が壊れてしまう ことにもなりかねません。


日々のコミュニケーションの積み重ねが、何かあったときの親子の救いになると思います』(45歳ママ/10歳男の子の場合)

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3つの親子のカタチ、いかがでしたか?ママにとって子育てに悩みはつきもの。子どもにとっても学校生活に悩みはつきもの。

それをいかに柔軟にスマートに切り抜けるかは、普段のコミュニケーションの質にも関わってくるのだなぁとしみじみ感じるインタビューでした。

親子といっても結局は人と人。

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