子育て情報『社会人リーグ主将、自身も真剣にサッカーを楽しむお父さん選手がサッカー少年の育児で実践するただ一つの事』

2021年11月2日 15:00

社会人リーグ主将、自身も真剣にサッカーを楽しむお父さん選手がサッカー少年の育児で実践するただ一つの事

子どもがサッカーを楽しむために、サカイクは保護者のみなさんに大切にしてほしい"親の心得"を10か条にまとめました。子どもは身近な大人の行動や言動を良く見ているもの。知らず知らずのうちに子どもが自分の真似をしていた、ということは多いはずです。

サッカークラブのコーチは、選手である子どもの保護者と切っても切れない関係にあります。クラブやコーチの考えに理解を示してくれる保護者がほとんどですが、中には「それは本当に子どものためになるの?」と考えてしまう行動もしばしば。

今回は、ご自身も東京都社会人リーグ1部の「エリース東京FC」シニア40のチームで主将としてプレーしている傍ら、東京都西多摩郡のサッカークラブ「Ruffle瑞穂FC」で指導をされている大塚哲さんにお話を伺い、サカイク10か条のひとつ「9.サッカー以外のことを大切にしよう」について、子どもや保護者とのやりとりや自身の体験のなかで感じたことを話してもらいました。
(取材・文:中村僚)

【関連リンク】子どもが心からサッカーを楽しむために大切にしてほしい親の心得「サカイク10か条」

目次

・保護者がどれだけ子どもに介入するかによって子どものコミュニケーション能力が変わる?
・何も言わなくとも息子がサッカーを始め自分と同じ高校に進学した


社会人リーグ主将、自身も真剣にサッカーを楽しむお父さん選手がサッカー少年の育児で実践するただ一つの事
写真提供:エリース東京FC

■保護者がどれだけ子どもに介入するかによって子どものコミュニケーション能力が変わる?

主に中学3年生の子どもたちを指導している大塚さんは、基本的に保護者と接することはなく、子どもたちの指導に専念しています。その中では少し歯がゆい思いもあるようです。


「チームの代表が『コーチたちには現場に専念してほしい』という思いがあるので、私たちが保護者の方と直接コミュニケーションを取る機会はあまりありません。個人的には人と話すのが好きですし、保護者の方とも気さくに話したいのですが、どうしても全員の保護者の方と平等に接することはできません。そうなると、こちらはそんなつもりがなくても『あの選手の親とだけ仲良くしているな』と見られてしまうこともあるんです。そうした軋轢を避けるために、僕たちは基本的に子どもたちの指導に専念しています」

ただしそうした中でも、保護者から子どもへの影響を強く感じているという大塚さん。中学生は、人からの目線を気にしたり、自分に関わる人の影響を強く受けたりする多感な時期。最近では、高校受験を控えてサッカーを続けるかどうかという決断をする時期でもあります。「サッカーはチームスポーツなので、適切なコミュニケーションを取れるかどうかがとても重要です。

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