9割近くの親が減ったと実感!「子どもの外遊び」はどこまで大事?
子どもに「スポーツ」をさせる目的は何ですか?
その目的を見てみると、「体力向上のため」が89.2%と最も高く、次いで「子どもの経験を増やしたい」が81.2%。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
「友達・仲間づくり」や「社会性を身につけるため」と回答した方も半数を超えています。
おてつ / PIXTA(ピクスタ)
筆者の娘もダンスを習っていますが、仲間と一緒に達成感を感じること、いつまでにこれを完璧に練習するなど目標も立てることも学び、精神面も発達したように感じます。
スポーツをさせる理由は、”運動不足の解消”というより、経験や達成感など”子どもの人格形成を左右するような目に見えない期待”を親たちは抱いているように見受けられます。
■ 親はなぜ「外遊び」が大事だと思っているのか?
本調査では、回答者全員が”子どもにとって「外遊び」は大切と思うか”という質問に対し、”そう思う”と答えています。
外遊びの経験、自然とのふれあいは大切、と自身の経験から感じているんですね。
マハロ / PIXTA(ピクスタ)
外遊びをすることは、“体力の向上”、”五感の発達”、早寝、早起き、食欲など、”生活リズムを整えること”などが期待できます。
虫を捕まえる、泥んこになって遊ぶ、草花で花かんむりを作る……。
マハロ / PIXTA(ピクスタ)
想像力豊かな子に育つことは、将来の学習能力そして社会に出たときにもいきてくると考えられます。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
でも毎日外遊びを子どもに強制させたり、将来のために……と必死になって外に出かける必要は筆者はないと思っています。
雨上がりの匂いや、かくれんぼで見つけられにくい場所など、親が子どもに教えたいことを挙げてみると、案外、外遊びのハードルも下がってくるかもしれませんね。
【参考】
※子どもの「外遊び」が減少したと感じる保護者は86.3%【子どもの「外遊び」と「スポーツ」の取り組み】に関する、保護者を対象としたアンケート調査を実施