和洋女子大学、「お茶料理コンテスト」で学生2名が入賞 ほうじ茶を使ったデザートが評価される
和洋女子大学(千葉県市川市、学長:岸田宏司)家政福祉学科の学生2人が、第27回お茶料理コンテスト(お茶料理研究会主催)、全438応募作から、優秀賞とヤング賞を受賞しました。
受賞した家政福祉学科の学生
受賞したのは、「菓子・デザート部門」優秀賞に柳堀里奈さん作「ほうじ茶といちじくのパフェ」とヤング賞(応募時20歳以下)に矢口萌詠さん作「ほうじ茶香る かぼちゃの秋色タルト」です。
受賞のきっかけは、家政福祉学科の授業「家政福祉セミナー」で、「人々の暮らしと食生活」をテーマに、お茶を用いたレシピを考案したことです。授業で考案された全員の作品をコンテストに応募し、柳堀さん、矢口さんが入賞しました。2人には、賞状と賞金、お茶料理研究会賛助会員の企業から、副賞が贈られました。
お茶料理コンテストは、今年で27回目を迎えました。お茶を料理や菓子に「食材」として使用し、お茶を丸ごと食べることで、茶の健康成分を3倍以上摂ることができるとして、お茶を使ったオリジナルレシピを募集してきました。募集部門は「料理部門」「菓子・デザート部門」「ペットボトル部門※」(※ペットボトル飲料は、茶の樹から生産されたお茶に限定)。
審査基準は「おいしさ」「茶の使い方」「作り方の再現性」「ネーミング・オリジナリティー」「総合評価」の5項目です。
優秀賞「ほうじ茶といちじくのパフェ」柳堀里奈さん
ヤング賞「ほうじ茶香る かぼちゃの秋色タルト」矢口萌詠さん
■お茶料理研究会 世話人 岡本由希氏からのコメント
今年度も無事に第27回お茶料理コンテストが終了いたしました。コンテストが始まって以来の、最高数となる438作品の応募がありました。ご応募いただきました皆様には改めましてお礼を申し上げます。今回、中学校、高校、大学をはじめとして、学校関係からの応募も多数いただきました。応募のご指導・とりまとめをいただきました各校の先生方には心より感謝を申し上げます。コンテストの1次審査は5名で行いました。1次審査において、料理部門、菓子・デザート部門、ペットボトル部門で上位に選ばれた作品各20作品前後が2次審査に進みました。2次審査員6名による厳正な審査を経て、審査員長の福司山エツ子氏により、各受賞作品が選定されましたので報告いたします。
厳正なる審査の結果、最優秀賞に輝いた作品は、田中賢治様の「鯛のポワレ香草茶パン粉焼き 煎茶とチーズのリゾット」