子どもを叱るタイミングは“危険・不健康・不道徳”の3つだけ
子どもの困った行動を減らして望ましい行動を増やすために叱ることが必要
子育てをしていると危険から守るためやしつけとして、叱る必要が出てきます。しかし叱っても全然子どもの行動が変わらないという話を聞くことも多いです。子どもにはここぞという所で叱るのがおすすめ。その明確な基準を理解していると、叱りすぎたり甘やかしすぎたりすることがなくなります。さらにどうしたら良いのかを子どもと考えたり教えたりすることで、子どもの困った行動を減らして望ましい行動を増やしていくことができます。
これで困らない!子どもを叱るときに、押さえておきたいポイント3つ
子どもを叱るときのポイントは“危険・不健康・不道徳”の3つ。安全確認をせずに道路に飛び出ようとするなどの行為は危険です。しっかり叱ってあげてください。
寝ない、歯を磨かないといった行為は不健康にあてはまります。健康維持のためには規則正しい生活環境を整えましょう。また、お友だちに意地悪をするのは不道徳。道徳を教えるためには、社会で決められているルールやマナー、善悪をわきまえた正しい行動を教えましょう。
子どもの言動に振り回されてイライラ!怒る基準が分からないと不安になる
雨の日にお散歩に行きたくなった1歳のIくん。外へ出るとベビーカーには「乗らない!」歩き始めると「抱っこ!」。往復をお母さんが抱っこして歩き、やっと帰ってきたらIくんは靴を履いたまま家中を走り回りました。お母さんのイライラはピークに達して、「いいかげんにしなさい!」と大声が出て自己嫌悪になったそうです。
家の中を靴のまま走り回るのは道徳に反しているので叱ってOK。ですが、伝え方を一工夫しないと子どもには伝わりません。
子どもには伝わりやすい叱り方で。理由とどうしてほしいかを伝えよう
子どもを何度も叱っているうちに「いいかげんにしなさい」と言いたくなりますが、子どもはいいかげんが分かりません。「ダメ」では理由やどうしたらいいかは分からないので具体的に伝えることが大切です。「危ないよ」「痛いよ」と理由を添えたあとに「靴を脱いでね」とどうしたら良いかを伝え、望ましい行動へ導きましょう。子ども自身が危険・不健康・不道徳をいけないことと理解すると、自分や人を大切に思うことができる子になります。
今日の1日1成長
叱った後の自己嫌悪にさようなら!叱るのは3つのポイントのときだけでいい
子どもの思考力も1成長、お母さんの判断力も1成長。
きとうめぐみ(文)わたなべみゆき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
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