子育て情報『切り替えが苦手な子どもには、自分で時間を決めてもらおう』

2022年2月16日 15:00

切り替えが苦手な子どもには、自分で時間を決めてもらおう

目次

・切り替えが苦手な子どもは、集中力が高く、粘り強い頑張り屋さん
・こだわりがある子どもは、そのこだわりを認めることから始めよう
・遊び出したらやめられない子には、あと何分必要かを子どもに質問しよう
・切り替えが苦手な子はこだわりも強い。責任感の強さで自立した子に育つ
・今日の1日1成長
切り替えが苦手な子どもには、自分で時間を決めてもらおう


切り替えが苦手な子どもは、集中力が高く、粘り強い頑張り屋さん

一度好きな遊びを始めたら何時間でも夢中になって遊ぶ子どもは、「幼稚園に行くよ」と言ってもなかなか切り替えができないことがあります。そこでお母さんが痺れを切らして「もう出ないと間に合わないよ!早くして!」と怒ろうものなら、「もう行かない!」と怒って泣き続けることもあります。そうなったらお手上げ状態で、お母さんは疲れ果ててしまいますよね。このような切り替えの苦手な子どもへの対処法は、まず認めることが大切です。


こだわりがある子どもは、そのこだわりを認めることから始めよう

好きな遊びに集中しているときは、「夢中になって遊んでるね」と「電車でなら何時間でも遊べるね」と遊びを認める声かけをしましょう。こだわりがある子どもはその遊びを認められると喜びます。こだわりを認めたあとに声をかけるといいでしょう。声のかけ方としては、「ご飯ができたよ、後何分で終われるかな?」など、自分で時間を決めてもらいましょう。自分で決めたことは、守ろうとする力が高くなるのです。

遊び出したらやめられない子には、あと何分必要かを子どもに質問しよう

4歳のTくんはプラレールが大好きで、遊び出したら2時間でも遊びます。しかし、ご飯ができてもなかなか来なくて、連れて行こうとしたら「もう食べない」と怒って1時間以上泣いています。抱っこしようにも暴れてさせてくれず、こうなるとお手上げでそっとしておくしかない状態に。
次の日、お母さんはTくんに「長い針が何になったら終われる?」と聞くと、「10」と答えました。すると50分になったときにTくんは、自分からご飯を食べに来ることができたのです。

切り替えが苦手な子はこだわりも強い。責任感の強さで自立した子に育つ

切り替えが苦手な子どもは、こだわりや意志も強く自分を押し通すところがあるので、まずはこだわりを認めて、自分で決めていく力を育てましょう。切り替えに時間がかかるときには「あと何分必要?」と自分で時間を決めてもらいましょう。いくつか選択肢を提案するのもいいでしょう。選ぶことも子どもにとっては、自分で決めることと同じ効果があります。こだわりが強い子は社会性が高く責任感があるので、目標を持たせると自分で考えて動ける自立した子に育ちますよ。

今日の1日1成長

切り替えが苦手な子には事前に声かけ!「あと何分必要?」

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