クラウドストレージサービスの米Dropboxは3月7日(現地時間)、グローバルで5億ユーザーを達成したと発表した。同社は2008年にサービスを開始し、足かけ8年で5億ユーザーの到達となった。サービススタートから現在まで、ユーザー間でファイル共有が行われた回数は33億におよび、昨年1年間だけで51%の伸びを見せた。日本でも2015年4月時点で1000万ユーザーを超えており、法人市場の開拓を目指したソフトバンク コマース&サービスら13社との提携も行っている。導入事例では、日本の電通のほか、米メディア大手のNews Corp、ホテルグループの米Hyattなどがある。大手クラウドストレージサービスはGoogle DriveやAmazon Cloud Drive、Box、MicrosoftのOneDriveなど、プラットフォーマーと少数の独立系に絞られてきており、AmazonやGoogleは写真バックアップサービスの無制限化(解像度制限あり)などで差別化を図っている。
2016年03月11日ソースネクストは26日、クラウドストレージサービス「Dropbox」の有料サービス「Dropbox Pro」を割引価格で購入できるプランを発表した。直販限定販売で、価格は1年プランが12,000円から(税別、以下同)。今回発表されたプランは、1TBのオンラインストレージを「Dropbox Pro」を1年間利用できる「Dropbox Pro 1年版 オンライン購入」と、3年間利用できる「Dropbox Pro 3年版 オンライン購入」の2種類。Dropboxでは同サービスを1,200円/月の月額提供しているが、今回ソースネクストが直販限定で提供するプランは、1年プランで12,000円、3年プランで24,000円となり、Dropboxが提供している月額プランと比べ月額で2,400円、3年版で19,200円安く購入できる。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6.8以降、iOS 8以降、Android 4.0.3以降。
2016年02月26日Dropboxは1月28日、Microsoftの製品と新たに2つの統合機能を発表した。今回、発表した統合機能はOffice Onlineの共同編集機能(co-authoring)との統合と、Outlook.com上におけるファイル共有となる。Office Onlineの共同編集機能との統合では、Dropbox上で1つのOfficeドキュメントについて複数の人とリアルタイムでコラボレーションすることが可能となった。メンバーが同時に同じファイルを編集できるため、例えばレポートを編集したり、プレゼンテーションを仕上げなければならない時、メールで何度もコメントを送ったり、さまざまなバーションのファイルのやり取りの必要がなくなる。同機能は28日から提供している。使用方法はブラウザからDropboxにアクセスし、共有フォルダ上のWordやExcel、PowerPointファイルをOffice Onlineで開き、フォルダを共有しているメンバーと同時に作業することができる。ファイルの編集時には、共同作業者が変更しているのを確認したり、コメント機能を用いてコミュニケーションを取ることもできる。また、変更は自動でDropboxに保存され、自分がファイルを閉じても他のチームメンバーは作業を継続することが可能だ。この機能は、Dropboxの個人用アカウント(Dropbox Basic/Pro)のユーザー、およびMicrosoft Office 365のライセンスを持つDropbox Businessのユーザーが利用できる。一方、Outlook.com上におけるファイル共有ではメールを送る際に、Dropboxからファイルを選んで直接送ることが可能となり、ファイル共有を容易にした。これにより、添付ファイルの容量制限を気にすることなく、またオフィスや外出先などどこにいても、必要なファイルにアクセスし、共有することができる。同機能は今後、数週間以内に提供される予定だ。
2016年01月29日Dropboxは28日、Office Onlineおよび、Outlook.comとの統合機能を発表した。Word/Excel/PowerPoint/OneNoteの機能をブラウザから利用できるOffice Onlineでは、共同編集機能と統合し、Dropbox上で1つのOfficeドキュメントを複数の人が同時に編集できるようになった。ブラウザからDropboxにアクセスし、共有フォルダ上のWord、Excel、PowerPointファイルをOffice Onlineで開くことで、共有フォルダにアクセスできるメンバーが同時に編集作業を行える。この機能は、28日から提供される。Outlook.comでは、メールを送る際、Dropboxからファイルを選んで直接送ることができるようになる。これにより、添付ファイルの容量制限を気にせず、ファイルを送信できる。この機能は、今後数週間以内に提供される予定だ。
2016年01月28日米Dropboxは1月21日(現地時間)、Windows 10をサポートしたユニバーサルアプリを発表した。アプリは数日中にWindowsストアにて提供される予定だ。対応OSはWindows 8 / 8.1 / 10、Windows Phone 8.1、Windows 10 Mobile。アプリでは、Windowsのエクスプローラーからファイルを簡単にDropboxへ移動するドラッグ&ドロップ機能や、指紋・顔面・虹彩認証でログインするWindows Helloのほか、クイック検索機能、インタラクティブ通知設定コメント機能などを利用可能だ。Dropboxは、2014年からMicrosoftとのパートナー提携を結んでいる。
2016年01月22日Dropboxは1月22日、Microsoftとのパートナーシップを拡充するため「Windows 10版Dropbox」を発表した。新アプリには、Dropbox独自の新機能が追加される。Dropboxは2014年にMicrosoftとパートナー提携し、同社との提携を通じてオンライン・ストレージ・サービスである「Dropbox」は1,700万人以上のユーザーに活用されてきた。Windows 10版Dropboxの新機能として、WindowsファイルエクスプローラーからDropboxへのファイル移動が容易になり、ファイルの移動やコピーはアプリ内のフォルダ間でも簡単に行えるドラッグ&ドロップ機能、検索ワードを入力するだけで必要なファイルを素早く見つけることができるクイック検索機能を備える。また、共有フォルダへの招待をDropboxアプリを立ち上げることなく承認できるインタラクティブ通知設定、指紋、顔面、虹彩認証でのログインにより、Dropboxのロック解除が可能なWindows Hello、ファイルに直接コメントを書き込んだり、@メンション機能を活用してすぐにディスカッションを開始するコメント機能、直近で使用したファイルにジャンプリストから素早くアクセスができるジャンプリスト機能などがある。なお、近日中にWindows 10 Mobile版Dropboxのリリースを予定している。
2016年01月22日バッファローは1月14日、法人向けNAS製品であるTS5000NシリーズがDropboxの提供するクラウドサービス「Dropbox」および「Dropbox Business」に対応したと発表した。TS5000NシリーズはNAS専用ハードディスクを採用し、保証期間を3年とした法人向けNAS。RAID対応、ディスク暗号化、拡張パック(ウィルスチェック機能、ハードウェア保守)、高度なアクセス制限、多彩なバックアップ機能など多種にわたりユーザーの用途に合わせて機能を選択できる。また、内部温度の上昇を抑えるためにエアフローを重視した筐体と、静音でありながら強力な冷却性能を備え、熱環境や駆動時間などを考慮した設計の電源を採用し、24時間連続運転にも耐えられる信頼性を実現。同シリーズは従来からクラウドストレージ同期機能を備え、各種クラウドストレージサービスにも対応している。DropboxおよびDropbox Businessの対応追加で、さらに選択の幅が広がるという。今回、対応した製品は以下の通り。TS5000Nシリーズ「NAS専用HDD」採用モデルTS5400RNシリーズTS5800DNシリーズTS5600DNシリーズTS5400DNシリーズTS5200DNシリーズTS5000Nシリーズ 「NAS専用HDD」採用、ウイルスチェック機能搭載モデルTS5400RNV5シリーズTS5800DNV5シリーズTS5600DNV5シリーズTS5400DNV5シリーズTS5200DNV5シリーズ
2016年01月16日シマンテックは12月17日、DropboxやGoogle+が送信するメールを偽装し、ユーザーをアフィリエイトプログラムに誘導する詐欺行為を確認したとセキュリティブログで明かした。Dropboxは、ユーザーが他のユーザーとデータ共有することを目的に、Dropboxアカウントを持たないユーザーとも共有可能な、ファイルをリクエストサービスを提供している。ユーザーがこの機能を利用して、ファイルをリクエストしたりフォルダへアクセスできるように他のユーザーを招待すると、「no-reply@dropbox.com」からメールが送信される。詐欺師は、Dropboxのメールアドレスを偽装してさまざまなユーザーにメールを送信している。このメールがDropboxのメールボックスから送信されていることから、受信側のスパムフィルタをすり抜けやすくなっている。シマンテックが確認したリンクは、Googleが提供する短縮URLサービスを利用しており、詐欺師が自ら作成したランディングページに直接リンクしている場合もあった。Google+の通知を介して受信箱にスパムメールが届くケースは、送信元にソーシャルネットワーク上の偽アカウントが利用されている。詐欺師の手法は、まず偽のアカウントを使って公開の投稿を作成し、そこにネット上のあちこちに投稿されている女性の写真を集めたフォトアルバムを追加する。次に、公開投稿を他のGoogle+ユーザーと共有して受信箱に届ける。通知に記載されたリンクは、GoogleのURL短縮機能やHootsuiteのURL短縮機能が利用されている。ユーザーは、スパムメッセージの本文に記載されたリンクをクリックするとランディングページに移動し、そこにアフィリエイトのリンクがあるか、アフィリエイトIDを使った他のサイトにリダイレクトされる。アフィリエイトのリンクでもリダイレクトでも、行き先はアダルト出会い系サイトとなる。ユーザーがアダルトサイトに登録すると、詐欺師にアフィリエイト報酬が支払われる。新しいユーザーをサイトに紹介すると、コンバージョン1件あたり2~6ドルのアフィリエイト報酬が支払わられる。シマンテックでは、アフィリエイト制度を使ったアダルト出会い系サイトへの誘導を問題視しており、Dropboxと情報を共有して対抗策に取り組んでいる。Dropboxは、悪用の証拠がないかどうかを監視し、この活動の検出と予防に努めており、すでに該当アカウントを即時停止したという。また、シマンテックは"正規の通知"に偽装する手法は今後も続くと見ており、警戒を怠らないようにと注意を促している。
2015年12月21日米Dropboxは12月7日(現地時間)、メールサービス/アプリの「Mailbox」と写真・動画ギャラリーアプリ「Carousel」の提供を終了させると発表した。同社は事業や製品開発を「コラボレーション」に集中させるように組織を変更しており、その一環で2つのサービスの打ち切りを決めた。MailboxはGmailとiCloudメールに対応し、時間設定やスヌーズ機能を使って効率的にメールを処理できるようにするメールサービスだ。ジェスチャーを活用したモバイルアプリの使いやすさも評価されている。同サービスは2016年2月26日に終了になり、30日後に自動スワイプのパターンやスヌーズ・ラベル、下書きといったMailboxのユーザーデータが削除される。Carouselは、Dropboxにアップロードした写真や動画を日付やイベントごとに分類してすばやくブラウズできるようにする。2016年3月31日に終了になり、Carouselのタイムラインにある写真・動画は引き続きDropboxから閲覧・利用できる。
2015年12月08日米Dropboxは24日(現地時間)、オンラインストレージサービス「Dropbox」のiOS向けアプリから直接Acrobat Readerを起動し、Dropbox内のPDFファイルをAcrobat Readerアプリから閲覧できるアップデートを発表した。米Dropboxと米Adobe Systemsの連携は、デスクトップ版Adobe Acrobat DC/Adobe Acrobat Readerを対象に、10月から開始していた。今回、Acrobat ReaderとDropboxのiOSアプリでも連携を開始。Acrobat ReaderのiOSアプリ最新版では、Dropboxアカウントを紐付けることで、Dropbox内の全ファイルにAcrobat Readerアプリから直接アクセスできるようになった。一方、iOS版Dropboxアプリもアップデートされ、Dropboxアプリから直接Acrobat Readerアプリの起動が可能になり、Dropbox内のPDFファイルに対し、サインやハイライト表示、注釈/コメントの付加といった編集作業をスムーズに行えるようになった。Android版アプリでの連携は、2016年内を予定している。
2015年11月25日ソースネクストは16日、クラウドストレージサービス「Dropbox」の有料サービス「Dropbox Pro」の1年版と3年版を、POSA版で12月11日に店頭発売すると発表した。価格は1年版が税別12,000円、3年版が税別24,000円。POSAとは、店頭レジで購入することで有効化されるプリペイドカードのこと。購入者は、通常クレジットカードやPayPal決済となるDropbox Proを、POSAカードに記載されている番号を入力することで使用できるようになる。また、このPOSA版では、2年分の価格で3年分が購入できるのも特徴だ。Dropbox Proでは、クラウドストレージ容量が無料版の2GBから1TBまで拡張される。そのほか、共有リンクに有効期限を設定できたり、ストレージについて30日分の履歴を残し、ファイルの旧バージョンや削除したファイルを復元できるといった機能が追加される。また、保存ファイルは256ビットのAES暗号化が行なわれ、転送時にはSSL/TLS暗号化がなされる。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、OS 10.6.8以降、iOS 7以降、Android 4.0.3以降。
2015年11月16日米Dropboxは11月4日(現地時間)、大規模な企業・組織を対象とした新しいサービス「Dropbox Enterprise」をリリースした。日本での提供は、現在準備中としている。同サービスでは、Dropbox Businessと同様の機能のほか、数万人単位のユーザーの管理機能や効率的にDropboxの利用を促進できる機能、企業内データの保護に必要な詳細管理機能が利用できる。社員の多くがDropboxの個人用アカウントをすでに使用している場合は、ドメイン認証とアカウント一括管理機能を使うことで、管理者はユーザーをエンタープライズ用アカウントへ簡単に移行できる。また、ドメインインサイト機能を使うことで、IT部門は企業ドメインで使われている個人用Dropboxの利用状況が把握可能となる。加えて、コラボレーションインサイト機能では、社員が外部の作業相手とどのようにDropboxを利用しているのかを監視できるため、企業情報の管理につながるとしている。その他の新機能として、既存のITシステムやワークフローとDropboxをシームレスに統合できるように、Dropbox APIへ制限なくアクセスすることが可能となった。カスタムで統合する場合は、Dropboxプラットフォームチームからサポートが受けられる。また、スムーズな導入を図るために、専任のカスタマーマネージャーや、「導入」「データ移行」「ユーザートレーニング」といったサービスも提供する。
2015年11月06日Dropboxは13日(米国時間)、米Adobe Systemsとの提携によりAdobe Acrobat DCとAdobe Acrobat Readerから、直接Dropbox内のPDFファイルを編集可能になったと発表した。PC向けのAdobe Acrobat DCとAdobe Acrobat Readerアプリからは、すでにDropboxアカウントの追加が可能。今回の提携は、Dorpboxで最も使われているビジネス用ファイルがPDFであることを受けたもの。この提携により、いったん手元にPDFファイルをダウンロードして編集し、さらにそれを再アップロードするといった手間が省け、Dorpbox上にあるPDFファイルに注釈やコメントを追加したり、ファイルの追跡や署名追加などを、Adobeアプリから直接行えるようになる。iOSではAcrobat Readerモバイルから数カ月以内に利用可能となる。Androidでは2016年中を予定する。
2015年10月15日AdobeとDropboxは13日、ユーザーが場所やデバイスを問わず、文書業務を遂行できるようにするための協業を発表した。両社は、モバイル機器、デスクトップPC、Web上で利用可能なアプリケーションとサービスを統合し、PDF形式で保存されているミッションクリティカルな文書や情報へのより迅速かつシームレスなアクセスを提供する。2社の協業により、「Adobe Acrobat DC」と「Adobe Acrobat Reader」のユーザーは、Adobeのアプリケーションから直接Dropboxに保存しているPDFにアクセスし、操作することが可能となる。また、逆にDropboxのWebサイトやiOS/Android版アプリから直接AcrobatのPDFを開き、Adobeのアプリケーションで編集、保存といった作業を行うこともできる。これは、Dropbox内に保存されているデータの中で最も多いファイル形式がPDFであることから実現したということだ。より詳細に言えば、無償のAcrobat Readerモバイル版アプリやデスクトップ版Acrobat DCを用いて、Dropbox Basic、Pro、Dropbox for Businessに保存されているPDFを開き、作業することができるようになった。加えた修正は自動的にDropbox内のファイルに保存され、操作が完了した最新ファイルは、Dropboxへのリンクや共有フォルダを使って共有できる。また、DropboxのWebサイトやiPhone、iPad版アプリでPDFを開き、デスクトップ版Acrobat DCや、Acrobat Readerモバイル版アプリでの編集を加えられる(文書にハイライト表示、注釈、コメント追加)。ファイルの最新バージョンは、Dropboxで共有し、後で共同作業をすることもできる。これらの機能は、既に行われているAdobe Document Cloud eSignサービスとDropboxの統合に基づくもので、この統合ではDropbox内に保存されたPDFへのアクセス、追跡、署名を実現可能にしているとのことだ。アドビのシニア バイスプレジデント兼Adobe Document Cloud担当ゼネラルマネージャーであるケビン リンチ(Kevin M. Lynch)氏は、「PDFを開発したアドビは、安全なデジタルドキュメントについて20年以上に及ぶ経験を有しています。私たちの顧客からの要求は日々高度化しています。モバイル環境が当たり前になった今日、人々の期待は場所や時間を問わず業務を簡単に素早く完了させることにあります。Dropboxはアドビが最初にファイル同期と共有を行ったパートナー企業であり、今回の協業で、Adobe Document Cloudのユーザーだけでなく、世界中の人々が行う日々の作業の中心である文書業務の生産性をより一層高める支援が可能となります」と述べている。DropboxのCOO(Chief Operating Officer)であるデニス ウッドサイド(Dennis Woodside)氏は、「Dropboxの目標は人々の共同作業をシンプルにすることです。私たちは世界で最もシンプルでパワフルな共同作業プラットフォームを、世界で4億人のクリエイティブで起業家精神にあふれた方々に提供しています。ユーザーは外出中にPDFを編集したり、チームメンバーからのフィードバックを集めたり、時には契約書への署名を依頼したいと望んでいますし、それをどのデバイスからでも行いたいと望んでいます。アドビとの協業で、Dropboxユーザーの共同作業はより良いものとなるでしょう」と語った。なお現在、Acrobat DCおよびデスクトップ版Acrobat Readerより、Dropboxのアカウントを追加できるようになっている。iOS版Acrobat ReaderとDropboxの統合は今後数カ月の間に行われる予定で、Android版アプリとWebサイトの統合は2016年に開始される予定となっている。
2015年10月14日Dropboxは9月24日、DropboxベーシックとDropbox Pro向けに「チーム」機能を追加したと発表した。この機能は、Dropbox内の同僚やチーム内でプロジェクトを管理したりコラボレーションを行うなどビジネス目的での使用とは別個に、プライベート用のファイルを管理できるものだ。Dropboxによると、DropboxベーシックとDropboxプロのユーザーの60%以上が仕事にDropboxを活用。今回「チーム」が新機能として加わったのは、Dropboxを仕事でもプライベートでも活用してもらうためだという。この「チーム」のタブは画面左上に登場し、簡単に同僚らを招待できる。「チーム」を設定すると、情報を1か所にまとめ、共同作業がしやすくなる。チームのフォルダにメンバー全員と共有したい情報を全て入れておけば、情報の共有が速やかに行える。全メンバーにフォルダ内のファイルへのアクセス権が自動的に与えられるので、時と場所を選ばず作業が可能だ。また、チームメンバーによるワーキンググループを設定しておけば、後からメンバーを追加した際も、新メンバーはチーム内で既に共有されていた情報へアクセスできる。更に仕事用とプライベート用の別アカウントの作成が可能だ。
2015年09月25日Dropboxは24日、クラウドストレージサービス「Dropbox Basic」と「Dropbox Pro」のユーザーに向けて、複数ユーザーに特定フォルダのアクセス権をまとめて付与できる「チーム」機能を提供したことを発表した。「チーム」機能は、チームメンバーとして招待した複数ユーザー全員に、自動的に特定フォルダの管理権限が付与されるもの。「チーム」全メンバーでフォルダやファイルの共有を行えるほか、チームの中に特定ユーザーのみが参加する「グループ」を作成して、グループ単位でファイルやフォルダを共有できる。例えば、「マイナビニュース」チームに「編集部」などのグループを作り、グループメンバーのみに「会議の議事録」といったファイルを共有することも可能。チームの作成方法は、Dropboxの左メニューバーにある「チーム」タブを選択。そこからチーム作成や招待したいユーザーを選ぶ。
2015年09月25日米Dropboxは9月17日(現地時間)、「Dropboxキャンパスカップ」を、9月18日~12月15日に開催すると発表した。Dropboxキャンパスカップは世界中の大学・専門学校の学生および教職員を対象としたコンテストで、Dropboxの機能を学びながら最大25GBの無料容量を2年間獲得できるもの。参加者全員に最大25GBの無料容量を獲得できるチャンスがある。同じ学校に通う学生を招待して、さまざまなDropboxの機能を使って、クラスのプロジェクト、サークルのイベント運営、就職活動のエントリーシートや履歴書の共有などを行い、参加者が増えれば増えるほど、無料容量が増える仕組み。参加者全員が1チームとなって、自分の大学や他の大学のランキングもチェックできる。
2015年09月18日Dropboxは9月17日、iOS用アプリをアップデートしたと発表した。今回のアップデートは、iPhone/iPad向けの新OSであるiOS 9の公開に合わせたもの。ユーザーはアプリを最新版にすることで、iOSををアップグレードした後も引き続きサービスを利用できる。iOS 9に特化した新機能を搭載。iPhone 6Sなどの新機種に搭載された「3D Touch 」に対応し、ホーム画面にあるアプリのアイコンを深く押しこむように指を押すことで、よく使う機能を素早く呼び出せる。また、「スポットライト」検索からファイルを探すことが可能となった。また、アクションメニューは、どのファイルやフォルダーからも操作可能になる新機能を搭載した。従来からある「お気に入り」は「オフラインファイル」と改名されたほか、「オフライン」を選択されたアイテムはインターネット接続のない環境下でも閲覧が可能となった。Dropboxプロとビジネス向けDropboxの機能も刷新し、ファイルリクエストに締切日を追加する機能を追加した。ファイルリクエストは、ファイルの容量やプラットフォーム、デバイスの種類にかかわらず、簡単な操作で複数のファイルを集められる機能。締切日の機能では、日時を設定し、締め切り時間までのみファイルの提出を受け付けることが可能となった。
2015年09月18日Dropboxは16日、同社提供のiOS向けアプリ「Dropbox」において、iOS 9に対応する最新バージョンの提供を開始した。最新版では、新型iPhone「iPhone 6s/6s Plus」に搭載される新機能「3D Touch」にも対応している。最新版のiOS向け「Dropbox」では、iOS 9に対応し「Spotlight」検索から直接ファイルを探すことが可能となっている。また、25日発売の「iPhone 6s/6s Plus」に搭載されている、ディスプレイを押した強さを感知する「3D Touch」にも対応。最もよく使用する「Dropbox」の機能に、ホーム画面からアクセスできるようになっている。そのほか、「お気に入り」が「オフラインファイル」と改名され、同ファイル内のデータはインターネット接続のない環境下でも閲覧可能となる。
2015年09月17日freeeは9月3日、同社が提供するクラウド会計ソフト「freee」とDropboxが提供するオンライン・ストレージ・サービス「Dropbox」とのデータ連携を開始した。これにより、Dropboxの所定のフォルダに保存した画像がfreeeの証憑管理機能である「ファイルボックス」へ自動的にアップロードされる。同ソフトのファイルボックスには、領収書や請求書など日々のお金の流れに関連のある帳票を撮影またはスキャンしてアップロードし、アップロードした画像は同ソフトが自動解析することで、日付や金額、勘定科目を予測して記帳の手間を大きく削減する機能。またファイルボックス上の画像は取引と関連付けられるため、証憑の管理・検索も容易としている。領収書や請求書などの証憑を電子データ化したうえでDropboxで管理し、画像をアップロードするだけで同ソフトに取り込まれる。同ソフトへ再度アップロードする必要が無くなり、また大量の画像のアップロードも簡単に行えるため、記帳や帳票の管理にかける手間を大きく削減できる。なお、2016年1月に予定されている電子帳簿保存法における領収書・レシートなどのスキャナ保存の規制緩和を受けて、同ソフトのファイルボックスは2015年内に新要件に対応予定する。タイムスタンプ付与などのスキャナ保存要件への対応に加え、申請に必要な各種書類を容易に作成できる機能も提供を予定している。同機能の提供を通じ、同社はスモール・ビジネスの負担になっている紙帳票管理の電子化を進めていく。
2015年09月04日パソコンでURLをドラッグ&ドロップしてDropboxに保存し、他のデバイスと共有できるようになった。DropboxにURLを保存するには、ブラウザでURLをドラッグし、DropboxフォルダまたはWebアプリ版Dropboxにドロップする。Webアプリ版ではドロップしたページが開いてしまう可能性があるので、保存先のフォルダの上にドロップすると確実に保存できる。保存したURLをWebアプリでダブルクリック、または最新のDropboxアプリ(iOS、Android)でタップするとブラウザでURLのページが表示される。このURL保管機能はDropboxを通じたブックマーク機能として使えるほか、チームコラボレーションにおいてドキュメントや画像などと共にウエブページへのリンクもまとめて共有できる。
2015年08月20日ゲッティイメージズは、同社傘下のストックフォトサイト「iStock」が、クラウドストレージサービスの「Dropbox」と提携したと発表した。今回の提携により、iStockが提供する写真や映像素材をDropboxフォルダに直接ダウンロードすることが可能となった。また、選択した素材を一時的に保存できる「ライトボックス」との自動同期機能も近日中に実装予定となっており、ユーザーは最長12カ月間、過去にダウンロードしたコンテンツを再取得できるとのこと。また同機能では、グループ内のメンバーであれば、場所やデバイスを問わずライトボックス内のコンテンツを確認・閲覧できるようになるという。なお、今回のパートナーシップを記念して、iStockとDropboxでは特別キャンペーンを実施。iStock定額使用(EssentialsおよびSignature定額使用)の新規購入、または更新した個人ユーザーには「Dropbox Pro」の3カ月無料ライセンスを、法人ユーザーに対しては「ビジネス向けDropbox」の3カ月無料ライセンスを進呈するとのこと(同サービスを利用中のユーザーは適用外)。詳細は「iStock」サイトまで。
2015年08月05日●EvernoteとDropboxの役割の違いファイルの保存や共有で役に立つ「Dropbox」は使いこなすと便利なサービス。クラウドを利用するということで設定や操作が難しそうなイメージがありますが、使ってみると意外に簡単です。このコーナーではDropboxの基本から知っておくと便利な使い方まで紹介していきます。今回は「Evernoteとの違い」について。***ネット環境があるデバイスならどこからでもファイルにアクセスできる点で人気のDropbox。しかし、同じくクラウドに保存できるサービスとしてEvernoteも強い支持を得ていますね。では、この2者のサービスの違いとは何でしょうか? 説明していきたいと思います。○「情報」を溜められるEvernoteと「ファイル」を溜めるDropboxDropboxはクラウドストレージ、つまりネットに用意されたディスクスペースで、パソコンやモバイルデバイスのストレージと同じ感覚でファイルを保存しておくことができます。それに対しEvernoteではファイルを添付することができても、どちらかというと気になる情報をクリッピングして保存する機能がメイン、その名の通り「ノート」的な役割が強いサービスです。例えばメモを保存するとしても、Evernoteでは文字を入力してノートを保存、または紙に書かれたメモを撮影して写真をノートに貼りつけるという形式になります。一方、Dropboxではメモのテキストファイルや画像ファイルを保存、という形に。また、Evernoteはメイン画面でノートの要約が一覧で表示されるスタイルであるのに対し、Dropboxはあくまでストレージであるため画像ファイルのサムネイル以外はアイコンとしてファイルやフォルダの種類が分かる仕組み。このあたりも情報をノートとして保存するEvernoteとストレージとしてファイルを保存するDropboxの違いが現われています。●アルバムとして使うならどちらが便利か○EvernoteとDropbox、アルバムとして使うならどちらが便利?どちらも多様な利用法があるサービスですが、例えばもしEvernoteとDropboxそれぞれで複数枚の写真をまとめてアルバム的な使い方をした場合、機能や便利さの点でどう違ってくるのか比較してみましょう。Evernoteで写真を扱う場合、ノートを作って写真を張りつけ保存していきます。この際、Evernoteなら1枚のノートに複数の写真を張り付ける形でも、ノートをまとめる「ノートブック」を作成してその中に写真を貼ったノートを保存していくという使い方が可能。また、ノートに写真に対するコメントを書き込むことはもちろん、写真そのものに図や文字を書き込むこともでき、情報量が多いアルバムが作れそうです。一方、Dropboxの場合はフォルダに画像ファイルをまとめて保存するだけ。写真内にコメントや図の書き込みはできませんがただし、Dropboxではファイル編集など共同作業のために、ファイルにコメントを残す機能があります。他のユーザーと共有した場合、写真の感想などをコメントとして残すことができるというわけです。さらにDropboxは様々な形式のファイルがプレビュー可能で、モバイルデバイス上において画像ファイルは1回タップするとプレビューが表示され、さらにタップするとフルスクリーン表示になります。写真は左右にスワイプすることで同じフォルダ内の写真が次々と表示され、スライドショーのように使える仕組み。写真と共に思い出など書き込みたい場合はEvernote、枚数の多い写真を見せる使い方をしたい場合ならDropboxの方が便利でしょう。●共有機能の違いは?○共有機能はどういった違いが?また、他の人とファイルなどをシェアしたい時に役立つ、クラウドサービスの大きな特徴である共有機能はどう違うのでしょうか。共有リンクを使って情報の表示やファイルのダウンロードができるのはDropboxとEvernote、どちらも同じ。Evernoteは自分が作成したノートのURLをEvernote 上からFacebookやTwitterといったSNSに投稿したり、メールとして送ることがPCとiOS版で可能です(Android版はメールのみ)。Dropboxはサービス上からメールでファイルのURLを送ることができますが、SNSへの投稿はモバイルアプリ版から写真・動画を投稿したい場合など限定されています。ただし、以前にも紹介した特定のユーザーとフォルダを一緒に利用できるフォルダ共有や、相手に必要なファイルをアップロードしてもらうファイルリクエスト機能など、ファイルのやりとりについての共有機能に優れています。同じクラウドを使ったサービスでも、Dropboxはファイル保存、Evernoteは情報の保存といったそれぞれの強みがあります。こっちの方が便利なはずだからと片方しか使わない、というのはもったいないこと。実際に使いくらべつつ、自分のライフスタイルにあわせた活用法を模索していくのが賢いでしょう。
2015年07月11日Dropboxは6月25日、登録ユーザー数が4億人を超えたと発表した。Dropboxは、自分のファイルに、いつでもどこからでも安全かつ簡単にアクセスするための手段として、2007年6月に提供を開始。現在、Dropboxを使って1日当たり12億のファイルが同期、また、1時間に10万以上の共有フォルダや共有リンクが作成され、1秒につき4000件のファイルが編集されている。世界の800万社以上の企業でDropboxが業務に利用されており、ビジネス向けDropboxを利用している企業は、現在10万社以上。ビジネス向けDropboxの提供が開始された当初は、主に移動中のファイルへのアクセスやバックアップの手段として使われていたが、2年ほど前から活用方法に変化が見られるようになってきたという。日本には現在1000万人近い同サービスのユーザーがいる。また、同社は先ごろ、ソフトバンクコマース&サービスと業務提携を結んでおり、国内でのビジネスユーザーを今後5年で100万人拡大させる目標を掲げている。「Dropbox 8年のあゆみ」で同サービスの歴史が年表にまとめられている。
2015年06月29日Dropboxは24日(米国時間)、同社の提供するオンラインストレージサービスの登録ユーザー数が、サービス開始より8年で4億人を突破したと発表した。サービスを開始したのは2007年6月で、約5年後となる2012年にユーザー数1億人を突破。2013年3月にはメール管理アプリ「Mailbox」を買収したり、2014年11月にはMicrosoft(Office Online)との連携を強化したり、2015年1月にはWindows Phoneアプリをリリースしたりと、機能拡充を進めてきた。現在では1日あたり12億のファイルが同期され、1時間に10万以上の共有フォルダや共有リンクが作成され、1秒につき4,000件のファイルが編集されているとのこと。また、世界の800万以上の企業でDropboxが使われており、そのうちビジネス利用は10万社以上という。
2015年06月25日Dropboxは24日、Android版Dropboxアプリのアップデート版を発表した。数日以内にGoogle Playストアからダウンロード可能になる予定。写真をアップロードする際に、新機能の「プラス」ボタンを使用することで、Dropboxアプリから直接撮影し、そのままクラウド上にあるDropboxフォルダへ保存できるようになった。そのため、クライアントに保存せず、デバイス容量を圧迫しない。メニュー表示の新機能では、検索アイコンがトップページに追加され、ファイルの検索が容易になった。加えて、左から右へスワイプで表示するメニューから、すぐに別のフォルダに移動できるナビゲーションに変更された。インフォメーションアイコンを選択した先のメニューに、お気に入りの追加、移動、名前の変更など、ファイル操作と共有機能の項目が表示されるようになった。
2015年06月24日Dropboxは6月18日、写真やドキュメントなどを簡単に集められる「ファイル リクエスト」の提供を開始した。この機能では、多数のユーザーから写真やドキュメントを簡単に収集でき、誰からでもファイルを入手することが可能になる。例えば、請負業者からの入札を集める場合など、Dropboxアカウントの有無にかかわらず、誰でもファイルを送信できる。そのほか、最大2GBまでの大容量サイズのファイルを簡単に受信できるため、パーティーで撮影した動画のやり取りなどにも利用できる。リクエストする相手が1人でも100人でも、受け取ったファイルはすべて1つのフォルダに整理され、自分が使用しているどのデバイスからでもファイルにアクセスできるという。Dropbox ベーシックとDropbox プロのユーザーは、今すぐこの機能を利用できる。ビジネス向けDropboxユーザーは、今後2週間~3週間ほどで利用可能になる。
2015年06月19日Dropboxは18日、オンラインストレージサービス「Dropbox」のアカウントを持っていないユーザーが、Dropbox登録ユーザーのアカウント上にファイルをアップロードできる「ファイル リクエスト」機能を追加した。リリース時点ではブラウザ版のみ対応する。「ファイル リクエスト」機能は、Dropbox登録ユーザーが、アップロードしてもらいたいファイルを持っている非登録ユーザーに向けてリンクを送信し、受け取ったユーザーが該当リンク経由でファイルをアップロードできるというもの。リンクを受け取ったユーザーはアクセスしたあとに表示される指示に従いファイルを選択するだけで、アカウント作成の必要はない。送信できるファイル容量は最大2GBまで。リクエストを行なう際は、「パーティの写真」といった形で自由に名前を付け、URLを送信した登録ユーザーのフォルダを指定・作成してアップロード可能。リクエストは複数人宛に送信でき、多くの人が持つファイルをひとつにまとめるといった使い方ができる。同機能は、DropboxベーシックとDropboxプロのユーザーが利用可能。ビジネス向けDropboxユーザーは今後2、3週間ほどで利用できるようになる。
2015年06月18日●「お気に入り」登録で何ができるかDropboxのモバイルアプリには「お気に入り」という項目があります。Dropboxでお気に入り登録してどんなメリットがあるのか、と気になっていた方もいるのではないでしょうか。「お気に入り」はブラウザで言うところのブックマーク的な役割はもちろん、実はオフラインで役立つ便利な機能です。では、「お気に入り」の機能内容と登録方法について説明します。○「お気に入り」に登録したファイルはオフラインでも利用可能クラウド上にファイルを保存して利用できるのがDropboxの魅力ですが、クラウドゆえにネットに接続できない状況では同期できないのはもちろん、場合によってはファイルやフォルダが開けないことも。ただし、Dropboxでは「お気に入り」に登録することでクラウド上のファイルは端末にダウンロードされるので、オフラインでも開くことができるようになります。ネットにつながっているときはクラウド上のファイルと同期され、最新のバージョンのファイルが利用可能です。通常のDropbox上のファイル同様に閲覧ができ、対応アプリがインストールされている場合は編集もできます。スマートフォンの電波が届かないところや機内モードでちょっと作業をしたい時は、あらかじめファイルをお気に入りにしておくと安全です。●「お気に入り」機能を使う○「お気に入り」に登録するにはこの「お気に入り」が利用できるのはモバイルアプリのみ。iOS版でファイルをお気に入りとして登録するには、まずファイルをタップして開きます。続いて画面右上の3×1アイコンをタップしてメニューを出し、その中の「お気に入り」をタップすれば完了。Android版の場合は、ファイルの脇にある「▼」ボタンをタップし、出てきたメニューの中の「お気に入り」をタップします。○「お気に入り」に保存されるのは保存した端末のみお気に入りにしたファイルは、アプリ内の「お気に入り」コーナーで一覧が表示可能です。「お気に入り」コーナーを開くには、モバイルアプリ版Dropboxのメニュー内にある「☆」ボタンをタップ。ただし、「お気に入り」機能を使う点で留意しておきたいのは、ファイルが保存できる端末について。Dropboxの機能ということで自分のアカウントで使える端末すべてに同期してくれるのではと考えそうですが、ファイルがダウンロードされるのはあくまで「お気に入り」をつけた端末のみ。あくまでローカルに保存する機能、と考えておくと失敗することが少ないでしょう。今回紹介した「お気に入り」機能は、出先でも使いたい重要なファイルの保存をしておいてオフラインで開く使い方はもちろんできますが、大容量のデータを扱いたいときにも役立ちます。たとえば、まとめると大容量になる複数のファイルがある場合は、あらかじめWi-Fi環境でお気に入りにしてダウンロードしておけば、モバイルデータ通信の環境でもデータ通信の容量に負担をかけずに閲覧や編集が可能でしょう。ぜひ、自分なりの使いこなし方を考えてみてはいかがでしょうか。
2015年06月14日Dropboxのビジネス向けDropbox製品責任者 ロブ・ベースマン氏はビジネス向けDropboxブログで、管理/セキュリティ/統合というIT部門にとって重要な3つの分野についての最新情報を発表した。ビジネス向けDropboxでは、新機能 管理者権限の階層化で、3つの異なる役割を各管理者に1つずつ割り当てることで、日々の管理者業務を分担できるようになる。また、Windowsデスクトップマシンへのリモートデプロイメントを自動化する、エンタープライズインストーラーもあわせて発表した。セキュリティにおいては、Dropboxは先頃ISO 27018認証を取得し、世界のクラウドサービスプロバイダーとしていち早く、ユーザープライバシーとデータ保護に関する最新の国際標準に準拠。さらに、アカウントアクセスの保護の徹底を図るため、管理者が2段階認証をより容易に要求できるようにした。また、既存のシステムとDropboxとの統合をさらに緊密にするために、フォルダ共有の新機能によりビジネス向けDropboxのAPIを強化。Adallom、CloudLock、Elastica、Mover、Netskope、SkySyncなど、データ移行とDLPを提供する複数の大手プロバイダーが、管理者にこの新機能を活用してもらうべく、すでに統合を始めている。さらに、Dropboxでは、多数の企業に選ばれているID管理サービスのActive Directoryとビジネス向けDropboxとの統合もあわせて進めている。新しいActive Directoryコネクター(現在、一部の顧客様にベータ版として提供中)により、プロビジョニングの簡素化とデプロイメントの加速化が促進される。
2015年06月08日