新型iPhoneはiPhone 6s、iPhone 6s Plusに加えて4インチサイズのiPhone 6cが登場するかもしれない。台湾のDigiTimesが25日、台湾TSMCの関係者から得た話を報じた。Digitimesによると、2015年第2四半期に新型iPhoneとして、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、4インチサイズのiPhone 6cがリリースされるという。iPhone 6/6 Plusがディスプレイサイズが次期iPhoneにも踏襲されるとすれば、4インチ、4.7インチ、5.5インチの3つのサイズが登場することになる。いずれも、NFCとTouch IDに対応し、ディスプレイにはコーニングのGorilla Glassが採用されるとしているが、搭載されるチップについては別のようだ。iPhone 6sとiPhone 6sが最新の「A9」でiPhone 6cは現在iPhone 6とiPhone 6 Plusに搭載されている「A8」になるとし、iPhone 6cの価格帯についても、400~500米ドルになるという。一世代前のチップと価格帯から想起されるのはiPhone 5cの存在だ。2013年9月にiPhone 5sとともに発表されたiPhone 5cは、iPhone 5sがA7チップを搭載したのに対して、iPhone 5cは一世代前のA6チップを採用した。そして、SIMフリー版iPhone 5cは現在、米国のApple Storeで450ドルで発売され、価格帯も符号している。iPhone 5cは中国市場を意識した廉価モデルとしての位置づけが強いが、在庫が潤沢に残ると報じられるなど、現時点においては高く評価されていない。一説には、中途半端な価格帯のほかに、プラスチックのケースが中国市場に受け入れられず、多くの課題を残した端末となっている。今回の報道では、デザイン面での言及がないが、AppleがiPhone 5cでの失敗を繰りかえすことは考えにくく、今後は、このデザイン面に関する噂が注目されそうだ。
2015年03月27日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「他のスマホよりiPhoneのほうが下取り価格が高いのはなぜ?」という質問に答えます。***日本でiPhoneを取り扱う携帯電話会社のすべてが、iPhoneの下取りプランを用意しています。顧客のiPhoneを"いい価格"で引き取ることにより、他社からの乗り換えを促そう、あるいは他社への流出を食い止めようという営業施策です。古いiPhoneを高値で引き取ってもらえば、新しいiPhoneが安く手に入るわけですから、少しでも高値で引き取ってもらえるほうがメリット大です。Android端末にも下取りプランが用意されていますが、どの携帯電話会社もiPhoneと比較すると安めの下取り価格を提示しています。約1年前に発売されたモデルであっても下取り価格は数千円程度、しかも対象機種限定です。iPhoneの場合、2011年発売のiPhone 4Sであっても、1万円を超える価格が提示されていますから、Androidに比べiPhoneのほうが下取り価格が高いことは確かです。どの携帯電話会社も、下取りしたiPhoneの"その後"を明らかにしていませんが、なんらかの措置を施して中古市場に売却していることは確実でしょう。iPhoneにかぎらず、携帯端末の部品には貴金属/レアメタルが使用されているため、分解してもある程度の値はつきますが、1万円以上の価値があるとは考えられません。携帯電話会社が提示する下取り価格には、営業施策的な意味合いでの加算が含まれるにしても、Android端末との価格差を説明するのは困難です。一方、海外に目を向けると、iPhoneの中古市場が成立しています。日本国内でもiPhoneの中古品は流通していますが、携帯電話会社のプランを利用すれば新品が割安に入手できることもあり、大量の中古品を賄えるほど市場規模は大きくありません。下取りされたiPhoneの多くは海外に流れている、と見るのが妥当でしょう。実際、「iPhone ニ手」(「二手」は中国語で中古品の意)でWEB検索すると、それなりのプライスタグが付けられた中古のiPhoneを容易に発見できます。
2015年03月27日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『A1586、A1524? iPhoneの「モデル」って何ですか』という質問に答えます。***iPhoneには、いくつかの「モデル」が存在します。携帯電話回線の事情にあわせるもので、国/地域や携帯電話会社によって販売されるモデルは異なります。モデル名は背面カバーにレーザーで小さく刻印されており、iPhone 6を例にすると、「A1549」と「A1586」の2種類が存在します。2015年3月現在、日本で販売されているiPhoneのモデルは、iPhone 6が「A1586」、iPhone 6 Plusが「A1524」、iPhone 5sが「A1453」、iPhone 5cが「A1456」です。どの携帯電話会社によりSIMロックされているか、あるいはSIMフリーかという違いはあるものの、端末に刻印されているモデル名はすべて同じです。他モデルとの違いは、対応する通信方式と周波数帯にあります。同じモデルでも通信方式の違いにより分類されることがあり、モデル名そのものは見分けるときの最終基準とはなりません。iPhone 6を例にすると、米国では「A1549(GSM)」と「A1549(CDMA)」、「A1586」の3種類が販売されています。A1549(GSM)はAT&TとT-Mobile、A1549(CDMA)はVerizon、A1586はSprintが扱っており、CDMA EV-DO Rev. A/Bに対応するかどうか、4G/TD-LTEに対応するかどうかがそれぞれ異なります。iPhone 6にかぎっていえば、対応しうるすべての通信方式/周波数帯をサポートするという点で、A1586がもっとも使い回しの効くモデルとなっています。どのモデルがどの通信方式/周波数帯に対応するかを理解する必要はありませんが、もし海外でSIMフリー端末を購入することになったときには、iPhone 6ならばA1586、iPhone 6 PlusならばA1524、などとより多くの通信方式/周波数帯をサポートするモデルを選ぶといいでしょう。
2015年03月23日iPhoneで表示されている画面を保存したいと思ったことはないだろうか。ホーム画面やウェブページ、アプリの画面など、iPhoneのディスプレイに表示されるものであれば、何でも保存できるのがスクリーンショット機能だ。しかし、iPhone 6/6 Plusからボタンの位置が変わったことで、撮りづらくなったという声も聞く。ここではiPhone 6を例にiPhone 6/6 Plusユーザー向けに確実に撮れる簡単なスクリーンショットの撮り方を紹介しよう。○iPhone 6/6 Plusのスクリーンショットで失敗する理由まず、スクリーンショットの撮り方の基本を確認しよう。iPhone 5sまでは、「ホームボタン」と端末右上の「スリープ/スリープ解除ボタン」を同時に押すことで、スクリーンショットを撮ることができた。iPhone 6でも撮り方は基本的には同じなのだが、iPhone 5sまでのやり方を試みると、ひとつの問題にぶち当たる。それは、スクリーンショットの撮影に失敗してしまうことだ。こんなことはないだろうか。「ホームボタン」と「スリープ/スリープ解除ボタン」の同時押しを心がけても、スリープボタンが先に認識され、スリープ状態になってしまう、もしくはホームボタンが先に認識され、ホームに戻ってしまうといったことだ。スクリーンショットの撮影がうまくいかないのは、「スリープ/スリープ解除ボタン」が端末の側面に移動したからだろう。ボタンの位置が変わったことで、力の入れ方が変化し、正しく操作できていないからだ。○iPhone 6の正しいスクリーンショットの撮り方では、この問題を解決するにはどうしたらいいのか。その解決法について記したい。先ほど、スクリーンショットの撮影法について、「ホームボタン」と「スリープ/スリープ解除ボタン」の同時押しと書いたが、厳密には違う。「スリープ/スリープ解除ボタン」を押ししてから「ホームボタン」を押してもスクリーンショットは撮影できるのだ。「スリープ/スリープ解除ボタン」を押しっぱなしにして、約3秒以内であれば、「ホームボタン」を押すことでスクリーンショットが撮影できる。それ以上「スリープ/スリープ解除ボタン」を押しっぱなしにすると、「スライドで電源をオフ」が表示されてしまうので注意だ。もうひとつの方法として、「ホームボタン」を押しっぱなしにしてから「「スリープ/スリープ解除ボタン」を押すことでも撮影できる。ただし、音声アシスタント機能の「Siri」を利用する設定にしておくと、「ホームボタン」の長押しで、スクリーンショットを撮る前にSiriが起動してしまうので注意したい。
2015年03月21日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneで撮影する写真が微妙に傾きがちです……」という質問に答えます。***写真を撮影するときは、水平・垂直であることが基本です。敢えて大きめに角度をつけ動きを表現することもありますが、微妙な傾きは写真の安定感を損ねます。デジタルカメラの場合、三脚を立て水準器を使い水平を保つようにするものですが、サッと出してパッと撮ることに価値があるiPhoneの場合、そういうわけにはいきません。他の方法で水平・垂直を保つにこしたことはないでしょう。ひとつの方法としては、「グリッド線」の活用が考えられます。グリッド線の表示を有効にしておくと、「カメラ」のプレビュー(iPhoneに表示される被写体)に重なるよう縦横2本の線が引かれるため、撮影時の位置合わせの基準にできます。被写体そのもの、あるいはその近くに直線を見つけ、グリッド線と平行になるように調整すれば、気になるほどの傾きは生じにくくなります。グリッド線を有効にする場合は、「設定」→「写真とカメラ」の順に画面を開き、「グリッド」スイッチをオン(緑色)にします。あくまで位置決めの参考用にプレビューに表示されるだけで、実際の写真には写り込みませんから、よほど目障りにならないかぎり表示を有効にしておいたほうがいいでしょう。もうひとつの方法は、iPhoneを水平な場所に固定した状態でシャッターを切ることです。iPhoneには移動速度や傾きを調べるためのIC「モーションセンサー」が内蔵されていますから、その機能を利用してiPhoneを置く位置が水平になるよう調整すればいいのです。付属のアプリ「コンパス」を起動して方位磁針の画面が現れたあと、画面を左方向へスワイプすれば、水準器モードに切り替えることができます。iPhoneを固定してタイマー撮影するときは、この方法を使うといいでしょう。
2015年03月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「カップルでiPhoneを使うデメリットは?」という質問に答えます。***彼氏・彼女で揃ってiPhoneを使うことのメリットはたくさんあります。撮影した写真を「AirDrop」を使いその場で受け渡しできますし、「メッセージ」で現在位置を教えあうこともかんたんです。操作でわからないことがあれば気軽に質問できることもメリットといえるでしょう。家族になり家計が一本化すれば、「ファミリー共有」機能により購入したアプリの共用すら可能になります。デメリットがあるとすれば、「相手の目から逃れにくくなる」ことでしょうか。相手がiPhoneの機能に関心がなく、高度な使いこなしができないのならばともかく、かなりの"使い手"だとすると……面倒なことになりそうです。たとえば、「おやすみモード」をオンにして朝寝を決め込んでいたとします。この機能を知らない相手であれば、1度電話して出なければ諦めるところですが、詳しい人の場合は3分以内にもういちど電話をかけてくるかもしれません。おやすみモードには「繰り返しの着信」というスイッチがあり、これがオンの場合は同じ人から3分以内に2度目の電話があった場合は通知するからです。それどころか、束縛が強いタイプの相手であれば、自分の電話はおやすみモードの例外になるよう着信許可の設定を誘導してくることでしょう。位置情報の共有についても、慎重に対応すべきです。「メッセージ」で一時的に位置情報を共有する場合、選択肢に「1時間」と「明け方まで」、「無期限」という3つの選択肢が表示されますが、「無期限」は少々厄介です。そのままにしておくと、いつでも自分の現在位置が知られてしまうため、プライバシーの範囲はぐっと狭まります。かといって勝手に解除すると相手に勘繰られかねず、もめ事のタネになります。プライバシーの問題は、Androidなど他のスマートフォンとの間でも発生することですが、iPhone同士の場合そのハードルが下がることは確かです。あとで揉めることのないよう、最初にしっかりと"守るべき一線"について話し合っておくことをお勧めします。
2015年03月17日●5年前とはお客さんも変化iPhoneの登場以来、ずっとiPhoneを使い続けているユーザーは多い。果たしてiPhoneの魅力とはどんなところにあるのだろうか? また使い始めに比べ、どう変化しているのか。前編に続き、「女子部JAPAN(・v・)」のこばなみ総監督こと小林奈巳さんに聞いてみた。○Androidは可愛くない!――Androidを購入して使うことは考えていますか?小林:全然。元々、Macを使っていたので、Androidは何か難しそうに思えて。あと、いろんな物がカッコ良くなくて、かわいくないと思うので、わざわざ買おうとは思わないですね。――タブレットは使っていますか?小林:タブレットはiPadの初代を買ったんですけど使わなかったですね。使い道がなくて。ただ、最近「Hulu」に入ってからはあってもいいかなと。画面が大きいから。――今、お使いになっている壁紙というのは。小林:これは女子部のです。毎月メルマガを配信してるんですけど、その時にプレゼントしている壁紙があって。それをテスト配信した時に設定してそのまま(笑)。――iPhone女子部から女子部JAPAN(・v・)と、iPhoneの移り変わりを見てきていかがですか?小林:ウチのサイトを見てくれた人がすごく変わった気がする。iPhoneが出たばかりの頃は情報もないし、しかも女子向けの情報はほとんどなかった頃で、だから「教えてください」とか「こういうアプリはありませんか」というのが多かった。今はiPhoneを使うのが普通になっちゃっているけど。――当時はガラケー使っている人も多かったですしね。小林:はじめた時に本当は「こういうことができるカメラアプリってありますか?」「ありますよ、こういうのとかどうですか」みたいなやりとりを想定していたんですけど、実際はぜんぜん違って。大体は「同期の方法」とか「データが消えちゃったのはどうしたらいいか」とか、あと「パソコンの使い方」という質問も来ていました(笑)。――案内サービスですね。想定していたのとちょっと違うところで。小林:もうちょっと楽しいことを予想していたのに、そんな甘いものじゃなかったと(笑)。こっちも分からないから一生懸命調べたりやってみたりしていましたね。●こばなみ部長のiPhoneケースはインパクト大○目的を見失わないように情報提供――女性向けに情報を出すにあたってどういうことを意識していますか?小林:ウチはもう「難しいことはやさしく解説する」ですね。例えばバックアップの方法などやり方の説明はもちろん、「iCloudって何?」みたいな質問でも「iCloudを使うと買ってすぐ移行できるよ。そのやり方はこうだったよ」と目的をちゃんと説明することは意識しています。あと例えば、「ダイエットに使えるアプリ5選」というよりは「5kgダイエットした時にこういう風にアプリを使ったよ」みたいに言ってあげることを意識しています。アプリが目的じゃなくてダイエットが目的だから、何をやりたいかによって「たまたまこんなアプリ使えるよ」みたいな表現にしないとやっぱり女性に刺さらないかな、と。――今、お使いになっているケースは?小林:これはCandiesさんというメーカーのもので、私は好きでずっと使っています。――おお、かなり大きいですね。小林:意味ないですね、スマートじゃない(笑)。ただ、これの何がいいかというと落としても割れないんですよ。――ケースとかアクセサリー類で「こういうのが欲しい」ってありますか?小林:私は他に食品サンプルケース使うんですけど。この前に使っていたベーコンエッグ、あれが6用に出てほしいんですよ。――好きなんですか? ベーコンエッグ。小林:食品サンプルが好きなんです(笑)。でも、食品サンプルってゴツいじゃないですか。いろいろ試した結果、ベーコンエッグが一番薄いんですよ。薄くて、何かいい感じだなあ、と。さりげないなー、と。●ケースをつけるきっかけは?○上司とのまさかの展開にケースをつける派に転向――毎回ケースはつける派ですか?小林:iPhoneを使っていた最初の頃はみんなで「ケース着けない方がいいよね」とか言っていたんですけど。何でつけようと思ったかというと……、会議の時にみんなiPhone出してて、ピロロロって鳴ってメールが来たんですよ。で、それを隣のエラいオジさんが自分のだと思って取ってしまって。私はロックも何もしていなかったから。メールには見られたらまずい仕事のナイショ話が来ていて(笑)。――えーっ!?小林:「あれっ? これ、俺のじゃないよね?」ってオジさんからiPhone渡されて、「あーっ!」って(笑)。それ以来、裸は分かんなくなっちゃうから、絶対にどこにあっても自分のだと分かるようにしよう、とケースをつけるように。――以前はケースを自作されていましたが今は?小林:6はないんですけど、5の時か何かにワークショップをやろうという企画がありまして、透明なケースに紙をいろいろ貼ってニスを塗る「デコパッチ」というのをやりました。また、金のパーツをつけたり、紙張ったあとに糸をバーッと貼ったものにUVレジンという光で固まる素材を上からかけたりしていますね。――今でもワークショップをやりたいと思いますか?小林:今はケースだけじゃなくてアクセサリー作ろうってイベントをやろうとしていますね。ケースと言っちゃうと、iPhoneだけしかできないと思われてしまって人が限られちゃうので。ケースもいいしピアス作ってもいいし、みたいなイベントをやろうと思っています。4年前はあまりいいケースがなかった気がします。オジさんに間違えられないような(笑)。だから当時は、自分で作ろうと思いましたね。楽しいし。最近はちょっと大人になって「買おう」と思うようになったけど。――じゃあ、ぜひ次は食品サンプルでケース作りを。小林:あ、それはぜひ挑戦したい!
2015年03月15日●興味を引かれたAndroidは「nexus 6」iPhoneの登場以来、ずっとiPhoneを使い続けているユーザーは多い。果たしてiPhoneの魅力とはどんなところにあるのだろうか? また5年前に使っていたころと比べ、どう変化しているのか。前編に続き、AppBankの宮下泰明氏に聞いてみた。――Android端末は購入しましたか?宮下:「Nexus 6」は買いたいと思いました。自分の仕事の興味範疇を広げてくれるデバイスがNexus 6だと思ったので。でも、僕は特にケータイに自由とかカスタマイズ性を求めていないので、そういうのがあると何かめんどくさいなあ、というイメージがまだAndroidにありまして。すごく買いたい。今も買いたい。でもまだ買ってないです(笑)。――iPhone 6や6 Plusは買わないのですか?宮下:(iPhone 6/6 Plusに対し)変わり映えがしない、と思いましたね。Nexus 6は仕事の興味範疇を広げてくれる感じがするのですが、iPhone 6は5sに比べてそういうものを感じさせてくれなかったので、じゃ「買わない人間」というのをやった方が勉強になるかな、と考えて買っていないです。あと、iPhone 6がデカかったので、「そんなデカいのいらないよ」と(笑)。――もし、Nexus 6を買ったとしたら、5sと両方使うんですか?宮下:使わない使わない、2つもいらないもん(笑)。――タブレットはお持ちですか?宮下:持っていたけどあげました。――あまり使っていなかった?宮下:そんなに使っていなかったですね。僕自身、タブレットというのは始めから可能性を感じなかった。「家にいるのが長い人向け」だなあ、と思いました。仕事や何かで「必要」とならない限り、もしくはよっぽど家でヒマじゃないかぎり使わないデバイスだなと。あとはお店やレストランの業務用端末としては優秀なので、店員に持たせてみたいな、とは思います。目的がハッキリしない端末だと思っていたのですが、売り出すときに「可能性は無限大です」と煽りすぎちゃったのでは。iPhoneのときのように「携帯電話です」って定義していないから。――「Apple Watch」は買いたいと思いますか?宮下:出てこないとわからないですけど、基本的に可能性を僕は全く感じていませんね。「Apple Watch」ってアクセサリーですよね。iPhoneは携帯電話にくっついた実用品じゃないですか。でも、AppleWatchは実用品ではないから。iPodのような存在になれるかというと、昔は音楽が強かったからよかったけど。アクセサリーっていうものが人の時間に溶け込めるかどうか。●宮下氏が考えるiPhoneに搭載されて欲しい機能は?○データ圧縮技術の向上に期待――iPhoneの気になる機能ってありますか?宮下:「Apple Pay」はすごくいいことですね。手数料がかかっていない、取りっぱぐれがないという点でも。あと、アカウントもそのまま使えるのも。ただ、それが日本で受け入れられるかどうか、というとアップルの営業の仕方では無理だと思うのですが。――この5年間、iPhoneは世代交代していますが、その中で何か「変わった」と思うところはありますか?宮下:OSとしてはやっぱり複雑になってきたなぁ、と思います。「競争の中で揉まれてきたから複雑になってきた」と感じることがあって。それがいいのか悪いのか、と言ったら別に困ってはいないし、そんなに不安定じゃないのでいいんですけど。あと、通信ですね。5sに買い替えたときに、auだと安いからって乗りかえたら、すごくつながってなおかつ早くなった。すぐにデータ容量がいっぱいになってしまいまして。そういう意味では通信っていうのは非常に改善されたんだな、って感じましたね。――この先、iPhoneがどうなっていくと思いますか?宮下:いろんな経線が短くなるんじゃないですかね。今の機能ですらも、手順が1個減るだけでぜんぜん話が変わるから。あ、そうだ! データ圧縮が出てくるといいですね。YouTubeがやってたじゃないですか。1個のライブを複数のカメラで撮ってアングルを選択できる、というのが。それがいいことかどうかは分からないけど、データ圧縮技術が伸びると表現力が上がるという点ではいいかもしれないですね。○「パズドラ」の登場でAppBankに「マックスむらい」が誕生――最後に、この5年の間にAppBankはどう変わりましたか?宮下:トラフィックは5~10倍くらいに増えましたね。2012年の2月に「パズドラ」が出たおかげでそこから一気に大きくなって、Androidユーザーも見てくれるサイトになりました。また、「モンスターストライク」も人気になったことで「マックスむらい」も生まれましたし。その一方、「YouTube」の存在があったり「おさがりスマホ」が登場したことで、子供にスマートフォンを使う時間を与えられたわけじゃないですか。みんな、「YouTube」を見るようになって。お客さんがスマホを通じて何を楽しむのか、というのが変わったと僕は思います。お客さんがAppBankを楽しむといったときに、ただの情報サイトとかただのゲームのサイトとかじゃなく、マックスむらいという人を楽しもうとか、動画として楽しもうというのが増えてきましたね。AppBank Storeに行くってことも、モノを買いに行くってことじゃなくて、AppBank Storeに行こうって気持ちで来てくれるようになったのですが、ストアに来て、「ああ、あのとき見たヤツだな、買おう」って思ってくれる関係性が作れたのは、「ちゃんと商売やれてこれたんだな」と思います。その点が良かったですね。本稿は、2015年2月16日に行った取材をもとに作成しています。
2015年03月15日●月に2から3万円を課金するアプリとはiPhoneの登場以来、ずっとiPhoneを使い続けているユーザーは多い。果たしてiPhoneの魅力とはどんなところにあるのだろうか? また使い始めに比べ、どう変化しているのか。本稿では、5年前に「あなたのiPhone見せてください!」でお話をうかがったAppBankの宮下泰明氏に改めてiPhoneの使い方を聞き、使い方の変化などをインタビューを前後編に分けてお届けする。○「LINEマンガ」には過剰課金――よく使うアプリとして、5年前は「Fit for Rhythm」、「モダンコンバット2:Black Pegasus」を挙げていましたが、今はどんなアプリを使っていますか?宮下:今は「LINEマンガ」を使っていますね。月2万から3万くらいと過剰課金しています(笑)。――「LINEマンガ」のどのあたりに魅力を感じていますか?宮下:インターフェースです。スタンプも欲しいわけではないですし、読みたい本もインターネットで探すので。余計な機能がないところがいいですね。――「LINE」自体は使っていますか?宮下:アカウントは持っているのですが誰ともやっていないです。他の人との連絡も基本的にメールだけで。まとめて返信したいので、メールのように情報がひとつのところにないと嫌なんです。それにプライベートの時間もそんなに持っていなくて、プライベートの時間をコミュニケーションに費やしたくない。だから「連絡はすべてメールにして」という気持ちです。●5年間で宮下氏のベストアプリ5に変化が!○5年経ってよく使うベストアプリ5に変化は?――5年前はよく使うアプリ5選として「Fit for Rhithm」、「モダンコンバット2:Black Pegasus」、「App Store」、「カメラ」、「マップ」を挙げていましたが、現在のベストアプリ5を教えて下さい。宮下:まず、「LINE:ディズニー ツムツム」でしょ。「YouTube」もアプリで見ています。「Tweetbot」、そして、「OneCam」を使い出しました。お店(AppBank Store)の社長をやるようになったので、外に行って資料用の写真を撮るんですけど、カメラアプリの中で一番、静音で撮りやすいのが「OneCam」でした。あと、「Hulu」はすごく使っていますね。僕は今、ジムに行って、走りながら「Hulu」を見ています。また、「NHKオンデマンド」も「Hulu」と順番に使っていまして。NHKの朝ドラを見たいときだけ、「Hulu」を止めて「NHKオンデマンド」を契約しますね。――5年前、ゲームはFPSにハマっているとお話しされていましたが、今は「LINE:ディズニー ツムツム」のみですか?宮下:「LINE:ディズニー ツムツム」も今はあまりプレーしなくなってきましたね。それよりも「LINEマンガ」です。――使い方としてはゲームというよりエンターテイメント全般にシフトしてきているのでしょうか?宮下:ひまつぶしのあり方でゲームというのは減ってきたと思います。○クラウドを利用してPC不要な環境を整備――5年前に比べて様々なクラウドサービスが登場していますが、どんなサービスを使っていますか?宮下:「Dropbox」は使っていますね。僕はパソコンをよく壊すので、「Google」と「Dropbox」さえあればパソコンはいらない、って状況にはしました(笑)。あと、「1Password」も。その3つさえあれば、この瞬間にパソコンがなくなってもやりなおせる状況にしています。クラウドというかGoogleそのものがクラウドなので、あまり意図的には使っていないですね。――有料アプリは今でも購入していますか?宮下:そんなにインストールしていないです。みんなに任せちゃっているので。ただ、「LINEマンガ」は毎月2、3万ですけど(笑)。昔に比べてアプリ内課金が増えたと思います。――ひとつのアプリを買うというわけではなくて。宮下:そうそう。今ってアプリの事業化ができるようになってきたので、普通の会社が普通に商売するために入ってきて、個人が入れなくなってきたじゃないですか。そういう意味では競争が資本とノウハウの戦いになってきて、だいたい決まった会社がランキングに上がってきているようになったので、成熟してきているのではと思います。長く使ってもらうとか、長く商売できるアプリがプレーヤーとして出てきたから、一発屋のアプリというのが瞬時の話題を作れるだけじゃ勝てない時代になってきましたね。出てきたら使うけど、長く続きそうじゃないものはまあ使い続けないです。ちょっと遊んですぐ終わる感じです。●待受け画面はファーファから意外なものに変化○手帳型ケースは大人の証――昔はケースを使わなくなったと言っていましたが、今はいかがですか?宮下:使っています。大人になったので(笑)。手帳型のGRAMASにしました。カードケース部分にパスを入れると、そのまま「ピッ」とできるからいいですよね。GRAMASは皮もいいし、作り方もすごくいいです。――今でもiPhoneをよく落としたりしますか?宮下:落とさなくなりました(笑)。今、使っているのがiPhone 5sなのですが、5sは“接地面積”が広く、角ばっているので手に引っかかってグリップがいいんですよ。6にしたら落とすと思う。薄くて細長いから逆に落とすんじゃないかと。何で薄くしちゃったのかな。――以前はファーファの待受け画面でしたが、変わりましたか?宮下:デフォルトに変わりました。もうひとつは昔好きだった絵を残しています。ファーファはやめましたね。僕も大人なので(笑)。――どんな機能やアプリを使うことが多くなったと思いますか?宮下:「Googleマップ」を使っているのですが、使い方をひとつ自慢していいですか?「Googleマップ」で、自分が食べに行きたいお店のリストをパソコンで登録しまくるんです。iPhoneからでもいいんですが、パソコンからだったらまとめて保存できるので。それでどこか街に行ったときにiPhoneで「Googleマップ」を開くと、今いる場所の近くの食べに行きたいお店がすぐに出てくる。外に出るのがちょっと楽しくなりましたね。後編に続く本稿は、2015年2月16日に行った取材をもとに作成しています。
2015年03月14日次期iPhoneに、感圧センサーを使った新しいユーザインタフェース「Force Touch」機能が搭載されるかもしれない。Wall Street Journalが11日、本件に詳しい関係者の話として伝えた。Force Touchは、Appleが先日のイベントで発表した「Apple Watch」と「MacBook」に搭載される入力機能。AppleのApple Watch紹介サイトによると、ディスプレイへの軽いタップと深いプレスの違いを判別し、操作の流れにあわせた特定の操作オプションの立ち上げが可能になるとしている。また、一例として、ディスプレイを強く押すと、文字盤の不切り替え、ワークアウト(有酸素運動時のログ採取機能)の一時停止や終了、マップでの住所検索などの操作が可能にすると解説している。具体的な説明はないが、メッセージ、ミュージック、カレンダーといった様々なアプリで追加の操作オプションが利用できるという。同様にMacBookの紹介ページでは、MacBookのトラックパッドに感圧センサーが組み込まれており、トラックパッドをクリックして押し続けることで単語の意味を調べたり、ファイルをプレビューできたりするという。トラックパッドの振動を使った触覚的な反応が得られ、ディスプレイに表示されたものを指先で感じられるとしている。仮にiPhoneに搭載された場合、たとえば、電話の応答・拒否といったYes、Noの2者択一を求めるメッセージに対して、ディスプレの押し込みの強弱で操作するといった使い方が考えうる。ゲームアプリでも、新たな操作方法を生み出す可能性がある。Wall Street Journalの報道の真偽のほどは不明だが、Apple Watch、MacBookで説明されているForce Touchの説明をみるだけでも、iPhoneの操作方法を大きく変える可能性があるだろう。
2015年03月12日スペックコンピュータは6日、iPhone用三脚マウント「anycase tripod adapter for iPhone 6・iPhone 6 Plus」を発売した。安定性が高く、縦位置、横位置どちらにも対応していることが特徴。iPhone 6向けとiPhone 6 Plus向けの2モデルが用意されており、価格はiPhone 6向けが税込み7,322円、iPhone 6 Plus向けが税込み7,538円。「anycase tripod adapter for iPhone 6・iPhone 6 Plus」は、高い安定性を備え、ブレずに固定できることが特徴のiPhone用三脚マウント。三脚穴を3箇所に備えており、端末を縦位置、横位置どちらの向きでも固定できる。素材には、特に強度が高いとされる「6061アルミニウム」を採用。固定部分は3Mゴムパッドが使われており、端末を傷つけずに固定できる。三脚のほか、ネジ穴がついているセルカ棒(自撮り棒)にも使用できる。「anycase tripod adapter for iPhone 6・iPhone 6 Plus」のサイズ/重量は、iPhone 6向けが幅約135mm×高さ約28mm×奥行き約45mm/約36g、iPhone 6 Plus向けが幅約158mm×高さ約28mm×奥行き約45mm/約40g。なお、iPhone 6/6 Plus以外にも幅約14mm以下×厚さ約14mm以下の端末であれば固定できる。
2015年03月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『なぜ「白ロムiPhone」が人気なのでしょう?』という質問に答えます。***「白ロム」は俗称で、契約情報が端末上のメモリ(ROM)に記録されていない携帯電話機を意味します。その反対に、契約情報が書き込まれている携帯電話機は「黒ロム」と呼ばれます。現在はSIMカードにより契約者情報を管理されているため、SIMなしの状態が「白ロム」です。つまり、「白ロムiPhone」はSIMカードなしで販売されている中古/新古端末です。白ロムiPhoneが人気を集めている理由ですが、MVNOによる「格安SIM」が普及したためと考えられます。カードの形状と、その格安SIMが利用する通信回線(ドコモ/au/ソフトバンク)が一致すれば、SIMカードを挿入するだけで、キャリアショップで購入した端末と変わらない感覚でiPhoneを利用できます。利用するSIMカード次第では通信量や通信速度の制限を受けるものの、格安SIMのデータ通信料はおおむねドコモ/au/ソフトバンクより低く設定されているため、iPhone利用に関するトータルの出費を抑えることができるというわけです。ただし、白ロムiPhoneの購入にはいくつかの注意点があります。iPhone 4s以前はマイクロSIM、iPhone 5以降はナノSIMと、モデルによりSIMカードの形状の違いがあるほか、キャリアによるSIMロックの影響を受けるため端末が販売されたキャリアがどこかを確認する必要があります。中古品の場合、以前の所有者がキャリアへの支払いなどでトラブルを抱えていると、ネットワーク利用制限をかけられている可能性もあります。可能であれば、iPhone固有の製造番号(IMEI)を調べ、SIMロックをかけているキャリアのWEBサイトでネットワーク利用制限の有無を確認しましょう。
2015年03月06日サンコーは4日、4方向からの覗き見を防止するiPhone 6 Plus向けフィルター「iPhone 6 Plus用 4方向プライバシーフィルタ」を発売した。価格は、税込み1,680円。「iPhone 6 Plus用 4方向プライバシーフィルタ」は、周りから端末を覗き見できないようにするiPhone 6 Plus向けのフィルター。上下左右の4方向、各60度の位置以外からディスプレイが見にくくなる。また、ハードフィルムのため、傷の防止効果に期待ができるほか、指紋もつきにくいという。「iPhone 6 Plus用 4方向プライバシーフィルタ」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約69mm×厚さ約0.4mm×高さ約150mm/約6g。視野角は、上下左右・各60度。透明度は93.70%。可視光線透過率は79.50%。反射率は4.90%。
2015年03月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「高速道路の地下トンネルでも快適にiPhoneは使える?」という質問に答えます。***すべての路線ではありませんが、首都高速道路などで新設の地下トンネルには、通行中でも携帯電話による通話/データ通信を可能にするための通信設備が用意されています。2015年3月7日に開通予定の山手トンネルは、大井ジャンクションと大橋ジャンクションをつなぐ9.4キロの全区間で、主要3キャリアの電波を受信することが可能です。つまり、iPhoneで通話しながら、WEBブラウジングなどデータ通信を使いつつ、長い地下トンネルを通過できます。電波が届きにくい場所での通信を可能にする技術としては、「漏えい同軸ケーブル(LCX)」がよく利用されます。小型基地局を設置することもひとつの方法ですが、トンネルのように距離が長く基地局の設置がむずかしい場所には漏えい同軸ケーブルが適しています。山手トンネルにかぎらず、東京メトロなどの地下鉄トンネル区間内でも漏えい同軸ケーブルが活用されていますし、携帯電話が普及する以前からラジオの放送波を流す目的で利用されています。漏えい同軸ケーブルはその名のとおり、伝送しつつ信号を周囲に"漏らす"ことが特徴です。「スロット」と呼ばれる孔がところどころにあり、そこから携帯電話の電波が漏れ出すことで、音声通話やデータ通信が可能になります。漏えい同軸ケーブルが設置されたトンネルであれば、ケーブルから離れすぎないかぎり、iPhoneを含む携帯電話が利用できるというわけです。快適に使えるかどうかという点については、山手トンネル内を歩いて見学できるイベントに参加し、au/KDDI回線のみで試したかぎりでは、じゅうぶん快適でした。トンネル入口から1kmほどのイベント実施区間だけでいえば、ほぼ「●5つ」の状態でした。FacebookやTwitterへの投稿も試しましたが、至ってスムーズ。実際にはクルマで走行中に(助手席か後席で)利用することになりますが、問題はなさそうです。なお、3回ほどフィールドテストを実行したところ、いずれも掴んだ電波はLTE/800MHz帯、帯域幅は10MHzでした。
2015年03月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneに「のぞき見防止機能」は付いていますか?』という質問に答えます。***iPhoneには、いわゆる「のぞき見防止機能」はありません。最新モデルのiPhone 6/6 Plusでは、液晶ディスプレイの面積が拡大されているうえ、広視野角技術「デュアルドメインピクセル」を採用していますから、むしろ以前のモデルよりのぞき見しやすくなっているといえます。Retinaディスプレイは紫外線を活用した光配向技術によりコントラストが改善されていますから、なおさらです。対策としては、のぞき見防止用のフィルムを貼ることが確実な方法といえます。コストがかかるうえ、iPhoneのRetinaディスプレイ本来の精細感は損なわれますが、視野を狭くする特殊加工により垂直方向以外からは見にくくなるため、のぞき見の心配がなくなります。アプリで解決できるのでは、と考えるかもしれませんが、期待しないほうがいいでしょう。AppleはiOSアプリの開発ポリシーとして、他のアプリに機能提供するアプリ(システムレベルで動作するアプリ)はソフトウェアキーボードなど一部しか認めていないため、あるアプリが他のすべてのアプリに対し画面処理を施すことは実現不可能です。iOSにそのような機能が搭載されるのならば話は別ですが、iOS 8の時点では存在しません。フィルムを使わずアプリにも頼らず"のぞき見対策"したいというのであれば、画面の輝度を下げるという方法があります。輝度を下げると遠目に見えにくくなるため、電車やバスの隣席からのぞき見を多少は防ぐことができます。もちろん、輝度を下げたぶん真正面からも見づらくなるため、根本的な解決策とはなりませんが、なにもしないよりはマシです。
2015年03月03日ワタクシはコレでiPhone 6を割りました。iPhone 6/6 Plusには弱点があることをご存知だろうか? 「革新的なシームレスデザイン、洗練されたフォルム、細かなディテールを積み重ねて巧妙に作り上げられた設計」。そのどれもが美しいデザインのために考えぬかれたもの。しかし時として美しさは脆さを含むこともあるのだ。ワタクシは美しいiPhone 6を守るために、Apple純正のケースを付けていた。にもかかわらず落下の衝撃で画面が割れてしまったのだ。実は純正ケースに限らず、市場に出回っているiPhone 6/6 Plus用のケースには弱点があることを知らなかったのだ。iPhone 6/6 Plusの純正ケースは実はボディ下部がガラ空きとなっている。背面や側面は守れても、縦に落下した時に着面する確率の高いボディ下部は全然守られていない。実はこの部分、スピーカーやイヤフォンジャック等があるためか、端のほうを覆うだけで下部全面をガースしないケースがけっこう多い。これをボクサーで例えると、アゴをノーガードで戦っているようなものだ。いくらボディやテンプルを守っても、ガラ空きのアゴに一発アッパーカットを食らったら即KO。通話中に手が滑って真下に落とした自分のiPhoneは、たったの一撃で脆くも崩れさったのだ。よりによってiPhone 3Gの頃から毎回付けていたアップルケアにうっかり入っていなかったため、保証適用外。しかも本体にもヒビがはいってガラス交換で対応できず、本体交換で3万4,000円かかりますと。「発売日に買った!」「純正ケースも付けていた!」などと(意味不明な)供述を繰り返しても渋谷のジーニアスたちはとりあってくれず。しぶしぶ本体交換に応じ、帰り道はスネて小石を蹴って帰ったのを覚えている。やはり美しいモノは脆さを含んでいる。逆に脆さを含んでいるから美しいのかもしれないが、とにかく自分はこのiPhone 6の弱点であるボディ下部のガラ空き部分をデンジャラスゾーン、通称Dゾーンと名づけることにした。次なるケースはこのDゾーンが守られたケースにしようと。しかし人間は欲深きもの。iPhoneは守りたいが、その薄さが損なわれるのはいただけない。それから多くのケースを検討したがDゾーンが守られている薄くていいデザインのケースはあまりいいのがなく、しばらくケース難民と化していたのだった。そんなときに出会ったのが、今回の「GRAVITY CASTRUM」だ。○薄さ美しさを損なわないバンパータイプこの「GRAVITY CASTRUM」はDゾーンと側面がしっかりと覆われたバンパータイプ。以前に他のバンパーを使っていた時は側面がツルツルしていてグリップ力が頼りなかったが、この「GRAVITY CASTRUM」は両側面に「くぼみ」が付けられ、そこに指をひっかけることで高いグリップ力を実現している。iPhone 6の薄さ、コンパクトさを損なわず、Dゾーンもしっかり守るにはこのバンパータイプが最適だ。○オートマチックガンをイメージした無骨なデザインしかしバンパータイプはこれまでにもあったはず。ではなぜこの「GRAVITY CASTRUM」を選んだのか。それは間違いなくそのデザイン性だ。これまでのバンパーは単に側面を覆っただけの「100円ショップでも買える」感満載のモノが多かったが、こちらの「GRAVITY CASTRUM」はアルミニウム合金製。オートマチック拳銃のフロントサイトやセレーションをイメージしたデザインで、無骨な風貌が漂っている。中2ゴコロを忘れない男なら、アルミニウム合金と聞いただけでテンションが上り、メカニカルなデザインにグッとくるはず。これまで女性的なセクシーさ持っていたiPhoneが、「GRAVITY CASTRUM」を装備するだけで、まるでアイアンマンのような男ゴコロをくすぐるマシンに一変するのだ。○無骨なイメージながらも、きめ細かい配慮がしかし男たるもの、色んな意味で見た目だけで判断してはいけない。色んな意味でアイツをホールドしておかないと、ある日突然スルッといなくなる。いや、スルッと落としてしまう。では「GRAVITY CASTRUM」を付けるとがっちりつかんでいられるのか? さっそく試してみた。本体は4つのパーツで構成され、バンパーの側面に上下左右4点でネジ止めされている。留め具はマイナスネジを採用しているため、開閉のたびにネジ山が潰れることもない。小さいプラスネジだと数回開閉すると中が潰れて空回りすることあるが、マイナスネジならその心配もない。またバンパーの内側にもクッションが貼られているなど、無骨な風貌な割にはきめ細かい配慮が行き届いている。○シェイプ部分がクセになる高いグリップ力一度でもこのバンパーを付けるとそのホールド感がクセになる。バンバ一側面が内側にシェイプしているため、実際に手に持つと自然と指が「くぼみ」に向かうのだ。大画面化で幅広くなったiPhone 6に、さらにバンパーを付けると横幅がかさばってしまいそうだが、フレーム両側がクビレているため、体感的に厚さを感じさせない作りとなっている。むしろ指の休憩場所ができたようでもあり、それでいてガッチリホールドしている感も味わえる。また、持つ度にアルミ独特の金属の冷たさが伝わり、まるでMacBookなどを触っているような感覚も。フレームの角が面倒りされていないためやや鋭利な感触もあるが、男性的で硬質な質感はメカ好きにはたまらない。「くぼみ」の大きさは左右非対称で、右側が約3cm、左側が約2cmと、約1cmほどの違いがある。自分は左手持ち派だが、試しに右手で持っても何の違和感もなくホールドできた。どんな人間工学的が使われているかはわからないが、右手で持っても左手で持ってもグリップが不安定になることはない。○独立したボタン類これまでの格安バンパータイプの安物感を醸し出していたのが、電源&ボリュームボタン周り等な雑な処理。そのほとんどが形状にあわせてくり抜かれていることが多い。しかしこの「GRAVITY CASTRUM」は、独立した代替ボタンがそれぞれに備わっており、ディテールに抜かりない。ここでも無骨な割にはきめ細かい配慮が行き届いている。○時に美しく、時にビーストこれまでのアルミバンパーは1万円も超えるものが多かったが、こちらはiPhone 6版で5,980円(税別)、6 Plus版9,470円(税別)、iPhone 5/5s版5,695円(税別)と、アルミ製ながらも、お求めやすい価格となっている。安い反射光を放つプラスチック製バンパーよりも、マット加工が施され鈍く光るアルミニウム合金が男の所有欲を満たしてくれる。試しにいったん別のフラットなバンパーをつけてみたが、「GRAVITY CASTRUM」の適度な重さとシェイプなクビレの感覚が忘れられず、指がソワソワ落ち着かない感じになった。精密機械のようなスタイリッシュなデザインと質実剛健な堅牢性を兼ね備えた「GRAVITY CASTRUM」は、時に美しく、時に野獣に守られたような二面性を兼ね備える。これまでのバンパーとは違う、ワンランク上を目指すユーザーにはぴったりだ。これに表面と背面にガラスフィルムなどを併用すれば、さらに強固なガードとなるだろう。もちろんこの「GRAVITY CASTRUM」を装着したからといって、iPhoneが絶対に割れないという保証はない。ちょっと当たりどころが悪いだけで割れることもあるだろう。ただApple純正ケースでも守れなかったiPhone 6の脆い部分をしっかりとガードしている安心感は確かにある。iPhone 6を破損してクヨクヨしていた自分が、この「GRAVITY CASTRUM」と出会い、守るべき自覚を持ったオトコになったのだ。
2015年02月25日サンコーは18日、iPhoneをワイヤレス充電できる車載ホルダー「iPhone用車載ホルダー式置くだけチャージャー」を発売した。直販価格は税込み6,980円。対応機種はLightningコネクタ搭載のiPhone 5 / 5S / 5c / 6 / 6 Plus 。「iPhone用車載ホルダー式置くだけチャージャー」は、iPhoneを置くと充電ができる車載ホルダー。付属のLightning端子付きQiレシーバーをiPhoneに取り付け、好きなiPhoneケースを装着し、iPhoneをホルダーに置くとワイヤレス充電される仕組みだ。ホルダーへの給電は、付属のシガーソケットUSB給電アダプターを使う。ホルダーはクルマのエアコン吹出口に取り付けるほか、付属の吸盤でダッシュボードに固定することもできる。パッケージには、ホルダー本体(Qi給電ユニット付き)、Lightning端子付きQiレシーバー、シガーソケットUSB給電アダプターなどを同梱。サイズは本体が約W96×D144×H152mm、重さが186g。レシーバーが約36×D110×H1mm、重さが5g。
2015年02月23日サンコーは、iPhoneを置くだけで設置・充電ができる車載ホルダー「iPhone用車載ホルダー式置くだけチャージャー」を発売した。価格は税込み6,980円。「iPhone用車載ホルダー式置くだけチャージャー」は、iPhoneを置くだけで設置・充電ができる車載ホルダー。本体を車のエアコン吹き出し口に差し込んで、iPhoneをホルダー部で挟み込むことで固定できる。ワイヤレス充電は、付属のQi充電レシーバーを、手持ちのiPhoneケースとiPhoneの間に装着することで可能となる。「iPhone用車載ホルダー式置くだけチャージャー」のサイズ/重量は、幅約96mm×高さ約144mm×厚さ約152mm/約186g。Qi充電レシーバーのサイズ/重量は、幅約36mm×高さ約110mm×厚さ約1mm/約5g。パッケージには、本体、Qi充電レシーバー(Lightning端子用)のほか、シガーソケットUSB給電アダプタ、USBケーブルが付属する。対応機種は、iPhone 6/6 Plus/5/5s/5c。
2015年02月21日iPhoneを装着できる天体望遠鏡、サンコーの「ライブビュー天体望遠鏡 for iPhone 5」が、このたびiPhone 6とiPhone 6 Plusに対応した。iPhone 5専用ケースに加えて、iPhone 6とiPhone 6 Plusの専用ケースが付属する。直販価格は19,800円で、対応機種はiPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plusだ。同製品は、単独の天体望遠鏡として使えるほか、iPhoneを装着して天体観測を楽しめる。iPhoneの画面を通して天体を見るため(ライブビュー)、望遠鏡の接眼レンズを覗き込む必要がない。また、家族や仲間など複数人で同時に天体観測したり、iPhoneのカメラ機能で天体写真を撮ったりすることも可能だ。iPhone装着時の倍率は約100倍となる。主な付属品は、iPhone用ケースのほか、2種類の接眼レンズ(SR4mmとH20mm)、望遠鏡に映る像を正立像にする地上観察用の正立レンズ、天頂付近を楽な姿勢で観察する天頂プリズムなど。iPhoneに直接セットする12倍望遠レンズも付属している。望遠鏡の本体サイズは約直径95×長さ755mm、高さは800~1,260mm、重量は2,226g、有効径60mm、焦点距離は700mm。倍率は、SR4mm接眼レンズの通常時が175倍で正立レンズ使用時が262倍、H20mm接眼レンズの通常時が35倍で正立レンズ使用時が52倍となっている。
2015年02月18日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneの落とし物を見つけましたが、どうすればいい?」という質問に答えます。***iPhoneの落とし物を発見したとき、とるべき対策は状況によって異なります。最近のiPhoneは、所有者の多くがGPSを利用した検出機能「iPhoneを探す」をオンにしていますから、それを前提に考えてみましょう。放置されたiPhoneを手にとり、仮にスリープボタンを押すと次のような表示を見ることができます。所有者が紛失に気付き、自分のパソコンでiCloudにログインしてiPhoneを「紛失モード」に設定していれば、ロック画面に「このiPhoneは持ち主が紛失したものです。見つけた方はご連絡をお願いします」などといった警告文が表示されているはずです。紛失モードを有効にすると、iPhoneの現在位置はただちに所有者へ知らされます。つまり、所有者がiPhoneの位置を把握しているという意味ですから、屋外であれば踏まれない場所へ置く、施設内であれば係員に預ける程度でいいのではないでしょうか。発見位置が会社や学校など、ある程度関係が近い、直接連絡しても差し支えない人物が行き来する場所であれば、ロック画面に表示されている番号へ電話することもひとつの方法ですが、Siriに話しかければ所有者の情報を確認できます。ホームボタンを押しながら「この電話は誰のもの」や「この電話誰の」などと話しかければ、所有者の名前や電話番号、所属組織や家族といった情報が表示されます。ただし、所有者がロック画面でSiriの使用を許可し、iPhoneが紛失モードに設定される前の段階に限ります。iPhoneのスリープボタンを押しても反応がなく明らかにバッテリー切れ、発見位置が建物の地下など電波の届きにくい場所という場合には、所有者がiPhoneの位置を把握できていない可能性があります。そのときには、施設の窓口や最寄りの警察署に届けてあげましょう。
2015年02月16日ドスパラは、着信時、ケース上に入ったラインが光るiPhone 6/6 Plus用ケース「DN-12657」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。iPhone 6/6 Plus用ともに、価格は999円。同製品は、端末のLEDライトを利用してケースを光らせるiPhone 6/6 Plus用ケースである。着信時、ケース上に入った迷路のようなラインが光る。ケースを光らせるにはiPhoneの「LEDフラッシュ通知」をオンにしておく必要がある。本体下部のスライドスイッチを上方向にスライドさせてiPhoneのLEDフラッシュの穴を塞ぐことで、ケース内部で光を閉じ込め発光に転用するという仕組みだ。カラーはブラック、ホワイト、パープルを用意している。
2015年02月09日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「子どもにiPhoneを貸すとき、時間制限を設けられる?」という質問に答えます。***iPhoneを貸して、と子どもにせがまれた経験はないでしょうか? iOS標準装備のアプリはエンターテインメント性が高くないものの、多種多様なゲームアプリがApp Storeで公開されていますし、子どもにも抜群の知名度を持つ動画アプリ「YouTube」をインストールしているユーザも多いのではないでしょうか。操作もかんたんですし、子どもにとっては娯楽の宝庫といえる存在です。そんなiPhoneを無防備な状態で子どもに貸すと、際限がありません。いちど貸せばあと5分、あと1分などと粘られること確実で、アプリによっては1日中使いかねない勢いです。iPhoneそのものを子どもに与えてしまった場合はともかく、一時的に貸すのであれば、30分だけ、1時間まで、などと明確に時間を決めておくべきでしょう。時間を決めて貸す場合には、タイマー機能が役立ちます。タイマーにセットしておいた時間が到来したときアラームが鳴れば、子どもからiPhoneを取りあげる格好のタイミングとなります。この方法はiPadでも利用できますから、覚えておいて損はありません。有無をいわさず取りあげる方法もあります。タイマー終了時にアラームを鳴らすのではなく、「再生停止」を選択しておくのです。この機能は「ミュージック」で音楽を再生しているかどうかに関係なく、時間到来時にiPhoneをロック状態にします。これで時間が到来したときiPhoneがロック状態になるので、強制的にアプリの利用を止めさせることができるというわけです。パスコードまたはTouch IDでロックするよう設定しておけば、子どもが悪あがきしてもムダです。
2015年02月08日ウルスは、全面保護タイプのiPhone 6/6 Plus用ガラスフィルム「SOLID EX 3D 曲面ガラス」の販売を開始した。価格はiPhone 6用が7,389 円(税別)、iPhone 6 Plus用が8,315 円(税別)。同製品は、iPhone 6/6 Plusの全面を保護するタイプのガラスフィルムである。本体にはコーニング社の「フュージョンドロー製法」によるゴリラガラスを使用している。エッジ部分に別素材を使用するのではなく、独自の製法によりiPhone 6/6 Plusの曲面部分もガラスで覆う仕様となっている。表面には撥水効果を発揮する特殊コーティング、カメラやホームボタンなどの凹部分にはラウンドエッジ加工が施されている。
2015年02月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneは「SSL」の影響を受ける?』という質問に答えます。***SSLは「Secure Sockets Layer」の略で、インターネットで通信内容を暗号化する技術です。SSLに対応したWEBブラウザなどのアプリを利用することで、スマートフォン/パソコンとサーバ間を行き交うデータの暗号化が可能になり、第3者による盗聴や改ざんを防ぎます。クレジットカード番号などの重要な個人情報も、SSL経由で送受信されることにより安全に処理できます。TLS(Transport Layer Security)は、SSLの後継に位置付けられる技術です。機能の大枠は同じで、現在利用されているWEBブラウザやWEBサイトの多くもSSLとTLSの両方をサポートしていますから、厳密に区別せず「SSL」とだけ表記するケースも見かけられます。SSLで通信を行う場合、アクセスを受けるサーバ側には所有者に関する情報や暗号処理に使う"鍵"を備えた電子証明書が必要です。WEBブラウザなどクライアント側は、サーバのURLが「https://」から始まる場合はSSLによる通信と判断し、サーバの電子証明書をチェックし信頼できることを確認したうえで、暗号化およびデータの送受信を開始します。iPhoneも、システムレベルでSSLに対応しています。iCloudやGoogle Driveなど、ログインが必要なWEBサービスの多くはSSLによる通信をサポートしているので、Safariを利用してアクセスしてみましょう。URL欄に鍵マークが表示されていれば、そのWEBサイトとSSLで通信していると判断できます。SSLはソフトウェアですから、未発見の不具合を突かれ攻撃される可能性のある「脆弱性」が発見されることがあります。iOSも例外ではなく、その場合は影響を受けかねないためシステムの更新が必要になります。安全にかかわる機能ですから、iOSのソフトウェアアップデートに「SSL」と記載があったときには、できるだけ速やかに更新作業を行いましょう。
2015年02月04日ロア・インターナショナルは、araree(アラリー)ブランドより、iPhone 6/6 Plus用のレンズプロテクションリング「METAL RING(メタルリング)」を2月4日より販売開始すると発表した。価格はiPhone 6/6 Plus用ともに、1色入りのパックが1,145円で2色入りのパックが1,620円。同社運営の公式オンラインショップで購入できる。同製品は、iPhone 6/6 Plusの突き出たレンズ部分を保護するレンズプロテクションリングである。素材は船舶や車両に使われる耐力の高いアルミニウムT6061を使用。正確なサイズ設定のため、写真にリングが写り込む心配がなく、また、塗布されているアクリル系接着剤はカメラ周りにしっかり付着するようになっている。剥がす際は溶剤などを必要とせず、指で剥がすことができ、糊が残りにくくなっている。カラーはピンク、スペースグレー、ゴールド、シルバーの4色を用意。1色入りのパッケージと2色入りのパッケージの2タイプを用意。2色入りのパッケージはゴールド&ピンクとスペースグレー&ピンクの2タイプで展開する(シルバーを購入希望の場合は1色入りパッケージのみとなる)。
2015年02月03日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「iPhoneユーザガイド」は改訂されないの?』という質問に答えます。***iPhoneには、いわゆる「説明書」が付属していません。箱を開けると、ごく基本的な使い方を記した数ページ程度の小冊子が目に入りますが、説明書と呼ぶには情報量が少なすぎます。もっとも、説明書なしに誰でも使えること、シンプルなことがiPhoneのアイデンティティですから、このアプローチは"iPhoneらしさ"と解釈すべきでしょう。ただし、より体系的・網羅的にiPhoneの使い方を知りたいユーザを対象に、Appleは「iPhoneユーザガイド」という電子ブックを配布しています。iOS 8から標準装備されるようになった電子ブックリーダ「iBooks」を利用すれば、オンラインストアのiBook Storeから無償でダウンロードできます。この電子ブックが、事実上の説明書と言っていいでしょう。その「iPhoneユーザガイド」ですが、iOSのアップデートにタイミングをあわせて改訂されることがあります。「iOS 8.1.2」のような小規模アップデート(バージョン番号の下2桁が増加)では改訂されないこともありますが、「iOS 8.1」のときは直後に改訂版の公開が開始されています。改訂版のリリースは、「iBooks」で確認できます。更新可能なダウンロード済電子ブックがある場合、画面右下の「購入済み」ボタンに赤丸のバッジが現れるので、それをタップしてみましょう。「iPhoneユーザガイド」の改訂版が公開されていれば、右横に「アップデート」ボタンが表示されているはずです。
2015年02月02日カシオ計算機は、思いついたメロディを鼻唄で吹き込むだけで自動作曲してくれるiPhoneアプリ「Chordana Composer(コーダナ コンポーザー)」の提供を1月30日より開始する。価格は通常500円だが、2月5日までは特別価格の300円となる。Chordana Composerの発売に先立ちプレス向けに説明会が開催されたので、その模様をお伝えしよう。Chordana Composerは、頭に思い浮かんだ数小節のメロディーをもとに、イントロからAメロ、Bメロ、サビ、エンディングまで1曲まるごと自動で作曲してくれるアプリ。Chordana Composerの開発を担当したコンシューマ事業部の南高純一氏は、同アプリについて「嬉しいときなど、頭の中にメロディが浮かぶことがある。一方で、作曲は専門家の仕事という認識がある。誰でも簡単に、オリジナル曲を作曲できるアプリがあったら。そんな思いで、開発をスタートさせた」と経緯を説明した。鍵盤を弾く、音符を書いていくということは、誰にもできることではない。そこで歌声、および口笛といった音声入力に対応した。このほか、鍵盤(17鍵)を使って音を入力することも可能だ。「与えられたモチーフを変形、発展させてゆく技術に関して試行錯誤を繰り返してきた」と南高氏は説明する。モチーフに合うサビ、Bメロ、イントロ、エンディングなどが自然な形で出てくるように、音と音のつながり、AメロとBメロのつながりといったものを定式化したという。自動作曲にはポップス、ダンス系、ロック、ジャズ、ラテンなどの「ジャンル」や、楽しげな、バラード調、ノリの良いといった「曲調」を選択できる。メロディーの動きの大きさ、テンション(大胆な音使い)といった要素で、曲に変化をつけることも可能だ。壇上では、実際に作曲のデモが披露された。南高氏が冒頭の2小節を口笛で吹くと、それだけでリズミカルで明るい曲ができあがった。説明会の最後に、質疑応答の時間がもうけられた。曲の著作権は、アプリを使って曲を作ったユーザーに帰属するとのこと。データはAAC形式のファイル(m4a)で書き出しでき、容量は数MB程度となるので、メールに添付することも可能だという。曲全体の長さをユーザーが指定することはできない。テンポの変更は、60~280の間で作曲可能。拍子は現在のところ4/4拍子のみの対応で、今後ユーザーの要望に応じて対応するそうだ。SNSへの対応については、「社内の企画には上がっている。今後の対応を検討していきたい」(南高氏)とのこと。このほか、他の作曲アプリとの差別化要素については「モチーフを入れて、1曲まるごと作れるのはChordana Composerのみ」と南高氏はアピールする。対応OSは、現在のところiPhone 5s/5c/5、iPhone 6/6 Plus、iPod touch(第5世代)のみ。これについて南高氏は「Androidの対応も進めていきたいが、仕様に大きな違いがあり、技術的な課題が残っている。要望に応じて対応していきたい」とした。
2015年01月30日カヤックは、ダンボールとiPhoneで料理体験ができるおもちゃ「ダンボッコ キッチン」の出資公募を、サイバーエージェントが運営するクラウドファウンディングプラットフォーム「Makuake」上で開始した。「ダンボッコ キッチン」はiPhoneと、ダンボールを使用して遊べるおもちゃ。ダンボール製のフライパンや、鍋、まな板などにiPhoneをセットし、専用アプリと連携させることで、コーンポタージュを煮込んだり、オムライスを作ったり、玉ねぎを刻んだりといった料理体験が可能だという。専用のiPhoneアプリは随時アップデートされ、作ることのできる料理が追加される。ダンボールのキットは、接着剤や両面テープを使うことなく組み立てることが可能。角を丸くするなど、強度を高める配慮がされているため、子どもでも安全に長く遊ぶことが可能だとしている。「ダンボッコ キッチン」の支援コースは、ステッカーのみの1,000円コースから用意されており、基本となるフライパンやまな板などがセットになった基本キットは3,000円コースから。製品化後の想定価格は3,900円となっている。商品の出荷は5月を予定している。「ダンボッコ キッチン」のサイズは次の通り。まな板が幅約413mm×厚さ約218mm×高さ約10mm、鍋が幅約230mm×厚さ約166mm×高さ約90mm、フライパンが幅約295mm×厚さ約175mm×高さ約35mm、包丁が幅約205mm×厚さ約63mm×高さ約9mm、コンロが幅約413mm×厚さ約246mm×高さ約90mm、ヘラが幅約215mm×厚さ約64mm×高さ約9mm。対象年齢は2歳から。対応機種は、iOS 7.1以降のiPhone 5s/iPhone 6/iPod touch(第5世代以上)。Android端末には対応していない。
2015年01月27日ウルスは、女性向けのiPhoneケースブランドSTARRY(スターリー)」より、PUレザーにダブルステッチのキルティングを施したクラッチバッグ風のiPhone 6ケース「Dubble Stitch(ダブルステッチ)」の販売を開始した。価格は3,980円。同製品は、PUレザーにダブルステッチのキルティングを施したクラッチバッグ風のiPhone 6ケースである。素材は他に、ポリカーボネート、合金、ビジューを使用。iPhoneを装着する面には 「笑顔は繋がりあなたに戻る」というロゴが英語表記でプリントされており、ICカードが入るポケット部分にはミラーが付いている。本体のほか取り外し可能なストラップが付属。カラーはピンク、ブラック、ベージュの3色を用意している。
2015年01月23日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「SMS/MMSをパソコンで受信できません!?」という質問に答えます。***iOS 8.1から、iPhoneの電話番号宛てに送信されたSMSをパソコン(Mac)やiPadで受信することが可能になりました。Macで作業しているとき、SMSを受信してもiPhoneが手もとになければ気付かないものですが、iOS 8.1の「メッセージ転送機能」を有効にしておけば、Macの「メッセージ」アプリで受け取ることができます。一般的なインターネットメールとは扱いの異なるSMSですが、パソコンやタブレットで送受信できることは大きなメリットです。受信だけでなく返信/新規発信できるうえ、着信があればプッシュ通知で知らせてくれますから、iPhoneの「メッセージ」と同じ感覚で利用できると考えていいでしょう。ただし、MacのOSは最新版のヨセミテ(OS X 10.10)であることが前提です。WindowsマシンなどMac以外のパソコンは、メッセージ転送がサポートされていないため利用できません。iPadに転送する場合も、iOS 8.1以降にアップデートしておく必要があります。Apple IDに関する注意事項もあります。iPhoneとMacは同じApple IDでサインインしていなければならず、それぞれ異なるアカウントを使用している場合は「メッセージ転送」スイッチが現れません。SMSの制限にも注意が必要です。転送されるSMSの宛先は電話番号かつ1件のみ、件名なし/写真などの添付ファイルなしでなければなりません。本文の文字数は70文字以内という制限も、SMSの仕様のとおりです。あくまでパソコン/タブレットで送受信可能になっただけ、と考えたほうがいいでしょう。
2015年01月23日