COBS ONLONEの会員1,157名に、2009年9月29~10月6日の期間で「家計簿についてアンケート」を行った。「家計簿をつけたことはあるか」を聞くと、「現在つけている」41.1%、「過去につけていた」17.0%となり、合計58.1%が今までに家計簿を付けたことがあると回答した。男女別では女性の方が付けたことがある人が多く、63.0%が「現在つけている」または「過去につけていた」と回答した。以下、家計簿を「現在つけている」、「過去につけていた」と回答した680人に聞いた。「どんな家計簿を使っているか」という問いに対しては、「ノートなどで記入するもの」が最も多く52.7%、次いで「パソコンで入力(エクセルなど自作、オリジナル)」23.5%、「パソコンで入力(専門のソフトやアプリケーション)」18.5%となった。その他では、「DSなどのゲーム機のソフト」、「携帯のアプリ」といった回答が多かった。また男女別で見ると、男性の方がパソコンで家計簿を付けている率が高く、女性ではノートが主流だった。「家計簿をつけてから貯金額が変わったか」を聞いた。「変わらない」という人が57.7%と最も多かったものの、「増えた」人が39.3%となり「減った」の3.1%を大きく上回った。「家計簿でお金の動きを理解することで、貯金額を増やした」という人が多かった。最後に、1,157名全員の貯金額を比較した。「現在家計簿を付けている」という人では100万円以上貯金している割合が60.5%と過半数となり、「過去につけていた」人では、20万円未満の層が他よりも多くなっていた。このことから、継続して家計簿を付けている人では貯金額が伸びる傾向があることが伺えた。COBS ONLINE会員アンケート「家計簿に関してのアンケート」より抜粋(期間:2009年9月29~10月6日、集計人数:1,157名/家計簿を付けている:680名)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月26日9日間に及んだ映画の祭典も25日(日)、ついに閉幕。最終日に開催されたクロージング・セレモニー&授賞式にも、9日前の開幕のグリーンカーペットと同じようにきらびやかな衣裳に身を包んだ女優陣やスーツで決めたイケメン俳優たちが登場!授賞式の様子と共に写真でふり返ってみよう。映画祭のグリーンアンバサダーを務めるモデルの杏は、9日前のオープニング時とはまた趣きの違う、濃い青系のミニスカートのワンピース姿で現れ、美しい脚を惜しみなく披露!映画祭大使の木村佳乃は、セクシーさと大人っぽさを備えたドレスで杏と共に来場した。雰囲気は異なるものの、黒でキメていたのは、審査員特別賞に輝いた『激情』の主演女優、マルチナ・ガルシア(上写真・左端)と見事、最優秀女優賞に輝いた『エイト・タイムズ・アップ』のジュリー・ガイエ(右端)。ジュリーは授賞の場で満面の笑みで「ドウモアリガトウ!」と日本語で喜びを語り、審査員のユ・ジテと抱きあって感謝の気持ちを表していた。この日、真っ赤なドレスでひと際目を引いていたのが、『永遠の天』に出演する中国のリウ・ドン。細〜い肩&脚をしっかりと出してクールにカーペットを歩く姿に、カメラマン席から「ちょっと待って!こっち向いて!」としきりにコールがかかっていた。男性陣に目を向けると、審査員の中で特に大きな声援を受けていたのは韓国の人気俳優、ユ・ジテ。シャツもジャケットも黒で決め、笑顔で声援に応えていた。そして、見事に3冠を達成した『イースタン・プレイ』のカメン・カレフ監督は……まさかの普段着?自分が受賞するとは思わなかったのか?気さくなのか?はたまた、これが彼の正装なのか?普段と変わらない(であろう)格好で、3たび壇上に上がり、感謝と喜びを語った。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】『イースタン・プレイ』グランプリ含む3冠!亡き男優にも男優賞【TIFFレポート】台湾の名匠お墨付きの新鋭監督は、草食系&星座占い好き?【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分
2009年10月25日TVドラマに映画に活躍する人気若手俳優の3人、林遣都と大東俊介、石田卓也が行き当たりばったりのバックパック旅行に挑戦!持ち物は、各々1日1万円の軍資金と往復の飛行機チケットのみ。彼らの7日間の旅を追った、紀行ドキュメンタリー・クリップ「7days,backpacker」が発売された。10月24日(土)、これを記念して3人によるインストアイベントが行われ、大勢の女性ファンが駆けつけた。行き先もスケジュールも自身で決めた3人。大東さんが旅先に選んだのはトルコ・イスタンブール、カッパドキア。初の海外旅行となった林さんと石田さんはそれぞれベトナム&カンボジア、インドネシア・バリ島一周の旅行を敢行した。仕込みは一切なし、通訳もいない状況で3人が揃ってまずぶち当たったのが「言葉の壁」だったという。石田さんが「電車などの乗り物がないので移動が大変だった。いろんな人に聞きまくった」と言えば、大東さんも「言葉が通じないので、無心で声を聞いて、気持ちで会話してました」と感慨深げに語った。林さんは「1〜2か月の映画の撮影をやったような達成感だった」と語るが、旅の醍醐味である「食」には苦戦したようで、「香草がダメなので、いかにそれを避けるかの戦いでした…」と苦笑い。対照的に大東さんが「カッパドキアで気球に乗るのが最終目的だったので、相当節約したが、ご飯は絶対に妥協しなかった。ケバブや郷土料理など、ハズレは一つもなかった」と語ると、林さんは心底羨ましそうな表情を見せた。それぞれいろんな思い出があるようだが、初めての貴重な経験に充実した様子を見せた3人。林さんは「(現地に)友達も出来たので、もう一度会いに行きたい」と決意を語ると、大東さんは「1週間で出来ることをやり尽くした」と達成感のコメント。石田さんも「観たら旅に出たくなると思います」も自信を持って作品をアピールした。「7days,backpacker林遣都/大東俊介/石田卓也」価格:各3,990円(税込)発売元:「7days,backpacker」Partners販売元:東宝発売中© 2009「7days,backpacker」Partners■関連作品:引き出しの中のラブレター 2009年10月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009『引き出しの中のラブレター』製作委員風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:小出恵介&林遣都から独占動画メッセージが到着!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?小出恵介『風が強く吹いている』インタビュー「男が何かを背負って走る姿は美しい」あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え
2009年10月25日『羊たちの沈黙』や『セブン』などの傑作映画の系譜に連なる、衝撃のサイコ・スリラーが誕生した。「ヨハネの黙示録」に記された、暗黒の騎士=<ホースメン>になぞらえた連続猟奇事件を、斬新な映像と濃密なストーリーに絡ませて描く『ホースメン』である。アジアのトップ女優チャン・ツィイーが殺人鬼役で意表をつく変身を遂げている本作。メガホンを取ったスウェーデンの新鋭ジョナス・アカーランドは、彼女との競演を語る。密室での緊迫の取調べシーン。卓越した推理力で迫る刑事(デニス・クエイド)を、妖艶な美貌と突き刺すような眼光でもって翻弄していくチャン・ツィイーの演技は観るものを圧倒していく。「彼女に関しては、いいことしか言えないよ(笑)。彼女ほどカメラの前で存在感を出せる女優と、僕はいままで一緒に仕事をしたことがなかった。彼女は撮影のためにニューヨークに引っ越してきて家族とアメリカに住み、最初はそれほどでもなかった英語が最終的にきちんと話せるようになった。彼女ほど熱意を持って現場に来てくれる俳優も初めてだったよ」。「セットに入るとキャラクターに入り込み、まったく別人のように変わったよ」。そう感心する監督だが、ではベールを脱いだツィイーの素顔とは?「セットから離れれば、本当にまた別人に戻るのさ。僕らはカナダで撮影していて、家族のように過ごしていたけど、彼女はパーティが大好きで、楽しむことが好きな女の子だった。(役柄の)クリスティンとは全く違う女性だよ(笑)」。そんな彼女の新たな一面を引き出した監督。まるで女性版“レクター博士”を彷彿とさせるこの難役だが、意識したところは?「それは素晴らしい比較だね。ただ、チャン・ツィイーが演じたクリスティンはかわいそうな境遇の女の子で、悪い影響を受けてあのようになってしまった。そこにシンパシーを感じてほしかった。『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターは悪意を持って計画的に殺人を犯しているような人物だから、ちょっと違うよね。そういう比較はいいと思うけど」。迷宮入りの一途をたどる猟奇事件の謎解き、異常心理ドラマには手に汗握るばかりだが、この裏にはそれだけでなく監督の「人間ドラマ」へのこだわりも感じられる。「この映画がほかのサスペンス・スリラーと異なる点は、人間ドラマ、エモーショナルなドラマが盛り込まれているところで、そこが気に入っているし、すごく大事にしようと思っていた。この映画のテーマの中心にあるのは“家族”。日々、子供たちに向かってきちんと話をするということ、無視しないこと、そして子供たちが親と話すということ。そういうメッセージがサブとして入っています。仮にそのメッセージが伝わらなくても(笑)、ストーリーが素晴らしいのでエキサイトするとは思うけど、家族の大切さは世界中のどこにでも伝わっていくものだと思います」。■関連作品:ホースメン 2009年10月24日より新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開© 2008 Horsemen Productions, LLC All Rights Reserved.■関連記事:チャン・ツィイーの変貌に注目『ホースメン』オリジナルコースターを3名様にプレゼント生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントその美貌にハマッたら最後…チャン・ツィイー“化ける”『ホースメン』ポスター初披露
2009年10月25日9日間にわたって数々の映画作品を上映してきた第22回東京国際映画祭(TIFF)が25日(日)にクロージングを迎え、最高賞の「東京 サクラ グランプリ」には、カメン・カレフ監督による『イースタン・プレイ』(ブルガリア)が選ばれた。『イースタン・プレイ』は東京 サクラ グランプリに加え、最優秀監督賞(カレフ監督)と最優秀男優賞(フリスト・フリストフ)も受賞し3冠を達成!ちなみに、フリストフはこの映画の撮影直後に事故で亡くなっており、壇上に立ったカレフ監督は、感謝の言葉と共に亡きフリストフを偲び、冥福を祈った。本作は、音信不通だった兄弟の再会を描いたドラマ。久々に再会してみると、2人は人種差別を巡って正反対の立場に立っていることが判明する。それぞれに苦悩を抱えた兄弟が、再会をきっかけに自らを見つめ直し、希望を取り戻そうとする姿が描き出される。男優賞の代理受賞、自らへの監督賞、そしてサクラ グランプリと3度にわたって壇上に上がったカレフ監督は「いろんなトロフィーを受け取って、帰りの飛行機でチャージを取られないか心配です」とおどけながら喜びを語った。このほか最優秀女優賞は、苦境に立たされても負けじと立ち上がり、戦い続ける女性の姿を描いたフランス映画『エイト・タイムズ・アップ』主演のジュリー・ガイエが、審査委員特別賞は、人を殺してしまい、屋根裏部屋に隠れて暮らすことになった男と、その家で家政婦をするガールフレンドの奇妙な“遠距離恋愛”を映し出した『激情』が受賞した。またコンペティション部門以外では最優秀アジア映画賞を『旅人』(韓国=フランス合作)、アジア映画賞 スペシャル・メンションを『私は太陽を見た』(トルコ)が受賞、また、この7月に51歳の若さで逝去したマレーシアのヤスミン・アスマド監督にアジア映画賞特別功労賞が贈られた。第6回を数える「日本映画・ある視点」部門の作品賞には、松江哲郎監督が今年の元旦に、1シーン・1カットのみで撮影した74分のドキュメンタリー『ライブテープ』が輝いた。松江監督は「テープ1本で撮ったという、この映画際の趣旨に合った、非常にエコな作品でして…」と笑いつつ、スタッフや映画祭関係者への感謝を述べた。今年の審査委員長を務め、自身、『アモーレス・ペロス』にて第13回東京国際映画祭でグランプリを受賞しているアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は「(グランプリは)ほとんど満場一致で決まりました。“現実”と“真実”とは異なるものですが、我々は映画の中に真実を発見した」とコメント。続けて、この映画祭で上映された作品が一作でも多く、今後、劇場公開されることを切望した。受賞結果は以下の通り【東京 サクラ グランプリ】:『イースタン・プレイ』【最優秀監督賞】:カメン・カレフ監督(『イースタン・プレイ』)【最優秀男優賞】:フリスト・フリストフ(『イースタン・プレイ』)【最優秀女優賞】:ジュリー・ガイエ(『エイト・タイムズ・アップ』)【審査員特別賞】:『激情』【観客賞】:『少年トロツキー』【アジアの風部門 最優秀アジア映画賞】:『旅人』【アジアの風部門 スペシャル・メンション】:『私は太陽を見た』【アジアの風部門 アジア映画賞 特別功労賞】:ヤスミン・アフマド監督【TOYOTA Earth グランプリ】:『Wolf 狼』【日本映画 ある視点 作品賞】:『ライブテープ』東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】杏がミニスカで美脚披露!木村佳乃は…写真でふり返る閉幕式【TIFFレポート】台湾の名匠お墨付きの新鋭監督は、草食系&星座占い好き?【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分
2009年10月25日アジア各国から厳選された作品を集めた、東京国際映画祭の人気部門「アジアの風」。毎年多くの映画ファンが注目する本部門だが、映画祭終盤となる10月24日(土)、台湾の若手注目監督チェン・ヨウチェが新作青春映画『ヤンヤン』(『陽陽』)を引っさげ来場。出演のホワン・チェンウェイと共に観客とのティーチインを行い賑わいを見せた。チェンウェイのデビュー作でもある『シーディンの夏』、『一年之初』に続き、同映画祭への出品はこれで3回目となるチェン監督は、「こんなに緊張感がなくていいのかな(笑)」と堪能な日本語で挨拶。本作は台湾の名匠アン・リーと弟のカン・リーによる若手映画監督支援プロジェクトの全面バックアックを受けているが、「カン・リーには自分が良いと思うものを徹底的にやってくれと言われた」と話す。映画『ヤンヤン』は、台湾の人気女優サンドリーナ・ピナを主演に迎え、陸上に打ち込む高校生たちのほろ苦い青春を描く。陸上部という設定については「最後に(主人公)ヤンヤンが走るシーンが頭に浮かんだので、そこから物語を膨らませた。人が走ってる姿が好きなんです」と話す監督だったが、「自身も走るのか?」と聞かれると「自分は草食系なので(笑)」と照れながら否定した。また、観客から変幻自在なカメラワークについて質問を受けた監督は、撮影監督のジェイク・ポロックについて「彼はしし座で、個性的で自由奔放な方なのですが」と星座好きな一面も披露しつつ「良いところも悪いところも全部含めて彼の美学なので、自由に撮らせました。一人の女性を愛するのと同じです」とのロマンティックな答えで観客を和ませた。一方、監督のお気に入り俳優であるチェンウェイは、本作では“いい人”を演じているが、「見た目のせいで悪いやつの役が多いが、今回は監督にいい人にしてもらえて良かった。私自身も良い人です(笑)」と冗談交じりに答え観客を魅了した。なお、チェンウェイは本作で台湾のアカデミー賞とも称される、本年度の金馬奨最優秀助演男優にノミネート。ほか主演女優のサンドリーナ・ピナを始め、本作は合計6部門にノミネートされている。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】杏がミニスカで美脚披露!木村佳乃は…写真でふり返る閉幕式【TIFFレポート】『イースタン・プレイ』グランプリ含む3冠!亡き男優にも男優賞【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分
2009年10月25日人間のフェチとは深いもの。かの有名な精神分析学者、フロイトは「人は何らかのフェチを必ず持っている」と唱えたといいます。たまに飲み会の席などでフェチの暴露大会になり、「これって私だけ!?」「あの人、そんなところを見てたんだ……」と思ったことがある方も多いはず。なかなか人に言うのが恥ずかしいものからみんな共通のものまで、いろいろありますよね。今回は、男性の女性に対するフェチをご紹介。あなたにも当てはまるものが見つかるかも!?■笑った顔がたまらない!『えくぼ』フェチ(24歳/IT系)「口角があがって、口元にえくぼができるのがたまらなく好きなんですよ。小学校のときの初恋の子が笑うと、えくぼができていて……それ以来、えくぼのある人を見つけるとどうやって笑わせようか必至に考えているなぁ」女性から見てもかわいいえくぼ。淡い初恋の思い出とともに、彼のフェチポイントとなったようです。しかし喜んだ顔が見たいからではなく、えくぼが見たいから笑顔にさせるとは……女としてはちょっと複雑かも。■そんなとこチェックしないで!『ムダ毛の処理跡』フェチ(28歳/ブライダル関係)「女性ってムダ毛を剃るじゃないですか。そって時間がたったあとのプツプツがたまらないんですよね。特にわきの下は、彼女と会うたびにチェックしてます。彼女も最初は嫌がっていましたが、最近では会う二日前に計算してそってきてくれますよ」女性にとって指摘されたくないプツプツ。それが好きな男性がいるとは、世界は広いなぁとつくづく思います。そのプツプツまでなくしてしまう永久脱毛の普及は、彼にとって死活問題ですね。しかし彼女も計算してそってきてくれるとは……。愛の力は素晴らしい!と感服。■ダイエットをしたら怒る!?『おなかのぜい肉』フェチ(25歳/広告代理店)「女性はモデルさんみたいな体形を目指して痩せたがるけど、僕にはそれが理解できないんですよ。座ったときにできる三段腹なんて最高じゃないですか。彼女に頼んでじっくり見せてもらったり、触らせてもらったりしています」男性にはポッチャリ好きが多いとはよく聞く話ですが、ぜい肉フェチとは初耳です。こちらの男性、ぜい肉を触っていると安心するんだとか。私としては、なんとも心強い意見ですね。■後姿がたまらない!?『ひざ小僧の裏側』フェチ(26歳/土木関係)「女性がスカートを来て街中を歩いていると、太ももやふくらはぎではなく、後ろから見えるひざ小僧の裏側に目がいっちゃいますね。自分でもよくわからないけど、そこにすごく魅力を感じます」これは少しマニアック?自分のひざの裏側なんて見る機会もないので、考えたことがありませんでした。太ももやスラリとした足に魅力を感じるのはわかりますが、まさかひざの裏側とは……。特にみんな変わらないような気がするのは気のせいでしょうか。■意外と見る機会がない!『肩甲骨』フェチ(27歳/アーティスト)「テレビで有名な女優さんが、背中が大きく開いたドレスを着ていたんです。それで露出された肩甲骨にドキッとして、自分は肩甲骨が好きなんだって気がつきました。きれいな背中に、立体的な肩甲骨が浮き上がっているのを見るともはや芸術的な美しさまで感じます」鎖骨フェチとは男女ともによく聞きますが、肩甲骨フェチは珍しいですよね。彼は、「普段は露出している部分ではないのでなかなか見る機会がない」とうなだれます。普段見られないところだからこそ、興味がでる、また引かれるところもあるのですかねぇ。今回ご紹介しただけでもいろいろなフェチがありますが、これはほんの一部分。男性の皆さま、共感できるものはありましたでしょうか?女性は気になる人のフェチ心をリサーチしてそこを強調してみたら、彼の視線もくぎ付け間違いなしですね。いやはや、フェチの世界とは奥深いものです……。(桜まゆみ/プレスラボ)【関連リンク】ハチミツ二郎さん『モテ☆メタボ』に学ぶ「モテ」のこつとは!?「ぜい肉フェチ」の女性には、メタボの男性はきっとモテモテ。女性500人に聞いた!どんな外見の男性がモテるの?フェチ心は、外見の好みに大きく関係してきますね。
2009年10月25日井上真央と岡田将生という、若い世代を中心に絶大な人気を誇る2人を主演に迎えた『僕の初恋をキミに捧ぐ』が24日(土)、公開を迎えた。初日の舞台挨拶に井上さんと岡田さんに加え、森口瑤子、細田よしひこ、原田夏希、寺田有希、新城毅彦監督が登壇。本作のこれまでのプロモーションでは、あまり人前で話をするのが得意ではない岡田さんを、年上の井上さんが優しくフォロー&リードする姿が見られたが、さてこの日は…?井上さんがマイクを持つと、客席から「真央ちゃーん!」、「姫!」といった歓声が飛ぶ。いや、客席からだけでなく舞台上からも…。なぜか細田さんが観客に負けじと(?)、「姫!」と絶叫。井上さんは「黙っててもらっていいですか?」と笑顔でピシャリ。気を取り直して「映画はいかがだったでしょうか?」と問いかけると、客席からは温かい拍手がわき起こった。これに井上さんは満面の笑みで「ひとりひとりに『どこがよかった?』と聞きたいくらいです」。この日まで、プロモーションのために監督や岡田さんと共に各地を回ってきたが「岡田くんがすごい人気だったので、これはイケるかも、と思ってました」と手応えを明かした。冒頭のやり取りでもお分かりのように、この日、やたらと井上さんに絡んできたのが細田さん。「私事で恐縮ですが」と前置きして、細田さんは最近ショックを受けたという出来事を告白。曰く「井上さんがTVで、好きな男性のタイプとして『無口で何考えているか分からない人』と言っていて、嫌いな男性は『ベラベラ自分の過去を話す男』って。僕は井上さんに過去の恋愛とか、洗いざらい全部話してますが…嫌いだった?」とすがるような目で井上さんを見つめた。井上さんは慌てて「そんなことない、大丈夫!つい…うん、何とか大丈夫」とフォローになってないようなフォローをするも、細田さんは「おれ、あの日は寝れなかった」としょんぼり。井上さんは「(細田さんは)こう見えて(笑)、気を遣うタイプだし、繊細で。岡田くんをいつもフォローしてくれていました」と必死で持ち上げる。会場はこのやり取りに大きな笑いに包まれた。それにしても、井上さんの好みだという“無口で何考えているか分からない人”に岡田さんも当てはまりそうな気も…。声の大きな(うるさい?)細田さんに、原田さんと寺田さんの2人はちょっぴり押され気味?「当たり前のように明日が来るということが、実は奇跡なんだと思いました」(原田さん)、「劇中の2人(岡田さんと井上さん)のような恋がうらやましい!ああいう恋愛できたら幸せですね」(寺田さん)とうっとりとした表情で語った。そして、問題(?)の岡田さん。初日ということでかなり緊張しているようで「はい、垣野内逞を演じました岡田将生です。今日は初日を迎えられてすごく嬉しいです…。今日は来てくれてありがたいと思ってます。お願いします!」と顔を赤くして挨拶。続いてマイクを握った、逞の母親役の森口さんは「息子が失礼をいたしまして申し訳ございませんでした(笑)」と母としてフォロー。さらに「自分が出た作品を観て号泣したのは初めてです。主演の2人にピュアな部分に泣かされました」と“わが子”の演技を絶賛した。岡田さんは、少女マンガを原作とした本作の男性から見ての魅力を尋ねられ「男女の区別なく楽しめると思いますし、男性も観て泣いちゃうと思います」と精一杯アピール!会場は再び、大きな拍手と歓声に包まれた。『僕の初恋をキミに捧ぐ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:生きることで、得られる愛――岡田将生×井上真央『僕の初恋をキミに捧ぐ』【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開岡田将生、井上真央にイジられてハニカミ連発共演映画完成報告会見
2009年10月24日山崎豊子の長編小説を映画化した『沈まぬ太陽』が24日(土)に公開初日を迎え、主演の渡辺謙自らの演出による舞台挨拶が行われた。渡辺さんのほか三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、若松節朗監督が登壇、観客と共に3時間22分のこの大作を観終えたばかりの渡辺さんは、感極まって壇上で号泣!込み上げる涙と共に熱い思いを訴えた。「本当にたくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。3時間22分がどういうものなのか、みなさんと体感しようと思いまして…」と途切れ途切れに語る渡辺さんの頬を熱い涙が伝う。「自分の(出演した)映画に感動して泣いてるんじゃないんです。ここまで来るのに、どれだけみんなが大変な思いをしたか、どうかご理解いただければ…」と言葉を搾り出し、さらに劇中に出てくる御巣鷹山での飛行機墜落事故で失われた命とその遺族に思いを馳せ、客席からは温かい拍手がわき起こった。これまでにない悪役を演じ、劇中では渡辺さんをさんざん苦しめた、行天役の三浦さんは「いろいろひどいことして申し訳ございません。どういう顔をして舞台挨拶をすればいいものか…。今日、ここに立っている他のみなさんは、イメージ通りの清く正しい方々でうらやましいです。まあ、こういう屈折した役も楽しいですが」とユーモアたっぷりに語った。石坂さんは「(自身が演じた)国見が感じたであろう挫折感で、今日までモヤモヤしてましたが、これだけ多くのお客さんが来てくださったことは救いになります。この物語は“日本”というものを相手にした物語です」とホッとした表情を見せつつ語ってくれた。女優陣2人も渡辺さんの号泣する姿、そして多くの観客の温かい声援に心打たれた様子。渡辺さんと夫婦役を演じた鈴木さんは「とにかく、(渡辺さん扮する)恩地元という男が素晴らしい。こういう人の妻なら、ちゃんとしなきゃという思いでした。現場でも謙さんは家族をまとめ、引っ張ってくださって、私は斜め後ろを付いて行けば、自然とりつ子になりきることが出来ました。謙さんと手をつないだりできて、楽しかったです(笑)」と嬉しそう。さらに、「謙さんの目が赤くて…。監督と抱きあって、男同士で称え合っている姿を見て、この映画に参加できてよかったな、と感激もひとしおです」と語った。一方、松雪さんも「謙さんの言葉から、震えるような思いが伝わってきました」と興奮気味に語り、自身の役柄については「私が演じた役も、決して純粋ではなく、行天を支えるポジションにあり、微妙な心情を持って演じました」と明かした。また、この作品は記念の映画では珍しく、途中でインターミッション(休憩)が入るが、そのときに流れるバイオリンの曲「祈り [永遠の記憶]」を演奏しているのは、英国在住のバイオリニスト、ダイアナ湯川。彼女は、生まれる1か月前に御巣鷹山の飛行機事故で父親を亡くしている。この日の舞台挨拶には湯川さんも来場。渡辺さんの紹介を受けて、バイオリンを手に壇上に上がり、「祈り [永遠の記憶]」を演奏。映画を観終えたばかりの観客は美しい音色に耳を傾けた。『沈まぬ太陽』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会■関連記事:渡辺謙はL.A.から中継で登場!激動の“いま”こそ『沈まぬ太陽』と一同アピールファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!渡辺謙が渾身の直球を投げ込んだ『沈まぬ太陽』三浦友和は悪役がお似合い?
2009年10月24日いよいよ明日10月25日(日)にクロージングを迎える第22回東京国際映画祭。明日のセレモニーで15作品の中から最高賞の「東京 サクラ グランプリ」が発表されるが、それよりも一足早く、24日(土)に観客賞が発表され、カナダで製作されたジェイコブ・ティアニー監督によるコメディ『少年トロツキー』がその栄誉に輝いた。観客賞はその名の通り、コンペティション部門に出品された15作品を対象に、一般の観客の投票で最も多くの支持を得た作品に贈られる賞。実際に映画を観た観客が選ぶ賞ということで、“影の最高賞”とも言える。見事、今年の観客賞を受賞した『少年トロツキー』は、自らがロシアの革命家・トロツキーの生まれ変わりであると信じて疑わない少年が、自分が通う高校に革命家よろしく、改革をもたらそうとする姿を描いた青春コメディ。ほろ苦い恋や家庭の問題を乗り越えて突進する主人公の少年の姿に、観客の支持が集まった。六本木ヒルズアリーナで行われた授賞式には、ティアニー監督と彼の父親で、プロデューサーを務めたケヴィン・ティアニーが出席。監督は「ドウモアリガトウ!観客のみなさまが選んでくださったことを本当に嬉しく思っています。感動していると共に、身が引き締まる思いです。映画祭に関わる全ての方々、とりわけボランティア・スタッフのみなさまに御礼申し上げます」と受賞の感激と感謝の気持ちを語った。賞状と賞金1万ドル、トロフィー、花束が贈られると会場からは温かい拍手がわき起こり、記念に渡されたハッピに袖を通した2人は満面の笑みを浮かべていた。今回の受賞をきっかけに、今後の日本での劇場公開への期待も高まる。明日、執り行われるクロージング・セレモニーでは、本作を含む15作品から東京 サクラ グランプリほか各賞が発表される。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛
2009年10月24日父が子供に対して直接、愛情を示すということが簡単なことではないことは、結婚していない者でもよく分かる。辻仁成は、6年ぶり6本目の監督作となる『ACACIA』を「個人的な…身勝手な立場で書いた手紙のようなもの」と表現する。それは、離婚した妻の元に引き取られ、いまは離れて暮らす息子への手紙。伝えたかったのは「忘れたことは一日だってない」という思い。東京国際映画祭のコンペティション部門の一角を占める、父から息子へ向けたこの“優しい私信”について話を聞いた。「父親って何なのか?分からなくなった」「自分の中で分からなくなってしまったことを表現するのが僕の仕事」――。父親の愛とは?それは母の愛とどう違うのか?そんなストレートな問いに対して返ってきたのはこんな答えだった。「自分が前の妻と離婚してしばらく経って冷静になったとき、そして再婚して2人目の子供が生まれたとき、フッと自分たち夫婦のある瞬間の問題のせいで、不幸を与えてしまった最初の子供に思いを馳せたんです。そのときまさに、『父親って何なのか?母親って?』ということが分からなくなってしまった。そこで映画にしようと思ったんだけど、じゃあ答えが出たかというとまだ出てなくて…。きっと、あの子が大きくなってこの映画を観たときにグランプリをくれるのか?それともダメだって言うのか?それが僕にとってのこの映画の評価なのかな、と思います」。作家、ミュージシャンと多くの顔を持ち、その活動は多岐にわたる彼が、その思いを表現するのに映画を選んだのはなぜか?「時間が経つにつれて少しずつあふれ出してくる思いを、最初は小説にしようかと思った。でも、小説だと自分で書いただけで満足して完結しちゃうんです。でも映画なら演じる人やスタッフがいて、しっかりと“監視”される。『身勝手するなよ!』って(笑)。そうして芝居してもらうたびにみんなの解釈が入るから、自己満足で終わんないんです」。実際、そうやって周囲の意見を取り入れる中で、新たに生まれたことがいくつもあったという。例えば、北村一輝が扮するケースワーカーがいつも持っている腹話術の人形も。「北村が言うんですよ。『辻さんの思いはこんなもんじゃないはずだ』って(笑)。それで第一稿を書き直したんです。『北村が言ってくれたことはどういうことなのか?』って考えて、こういう風に“父親”を示せってことなのかな、と。それで腹話術師という設定が生まれたんです。父親のつらい思いを嘘くさくなく、ある種の奥ゆかしさのようなものを伴う表現として」。世界中どこでも見かけるアカシアに込めた思いこの北村さんの役柄――実の息子と離れて、いまは別の新たな家族と暮らす男は辻さん自身を投影した役と言えそうだが…。そう尋ねると少しだけ笑みを浮かべてこう語った。「そのまま全て、自分の心を投影したとは思ってない。そこはやはり、作家的な感覚で嘘も入れているし、都合の悪いことを隠したりもしてるし(笑)。ある意味、観る人とのせめぎ合いの中で思いを投影して作った登場人物と言えるかな」。タイトルにある、アカシアの花に対しては特別な思いが?「世界中旅してると、どこででも見かける花なんですよ。アフリカ大陸の砂漠でも南米でも、気候や風土に関係なく、同じように花を咲かせる。力強い木なのに花はあんなに可憐で、強くて威張っているけど実はハリボテで、中身は弱い人や孤独の殻の中に生きてるけど心の中は穏やかで優しい人…そんなものを描きたかったんです」。アントニオ猪木をそのまま元プロレスラーの役として主演に据えたことでも注目を浴びているが、期待に違わぬ独特の存在感を醸し出している。特に終盤、猪木さん扮する“大魔神”がたった一人でリングに上がる幻想的なシーンは印象深い。「猪木さんは『(引退後は)二度とリングには上がらない』っておっしゃってたんです。映画監督として、この人をリングに上げたいなって(笑)。若い頃からファンでしたしね。あのシーンが表現してるもの?あまり言葉では言いたくないんですが…父親の抱えている責任感とか、後悔の念、そういったものがリングに表れているのかな」。「9.11」を目撃して心の内に生じたある変化「優しさを内包した作品にしたかった」という監督の言葉通り、スクリーンが映し出す人々の表情、アカシアの花、函館の街からは、切なさと共に確かな優しさが伝わってくる。辻さんはそこに、映画監督としての自身の変化も感じているという。「9.11以前の自分の(監督)作品は、全て暴力なんですよ。暴力で人が無残に死んでいく映画で、海外の映画祭でも客が半分帰っちゃう(苦笑)。でも9.11の惨状を見て『もう暴力はtoo muchだな』って思い、自分の作品を観ることすらなくなってしまったんです。特に海外にいて、テロが日常にあるような時代の中で、何かを繋げていく、ということが映画や音楽、小説の使命だな、と。優しさだけじゃダメだけど、苦しさの中から変化して生まれてくる優しい感情をみんなが持てるようなものを撮りたかったんです」。映画監督の顔なのか、父親としての顔なのか?少しだけ照れくさそうに、だがしっかりと“愛”を語ってくれた。東京国際映画祭2009特集■関連作品:ACACIA© 2008 "ACACIA" Film Partners第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛
2009年10月24日映画『笑う警官』が23日(金)、開催中の東京国際映画祭にて特別招待作品として上映され、これに先立ち角川春樹監督および大森南朋、松雪泰子、宮迫博之(雨上がり決死隊)らキャスト陣、そして原作者の佐々木譲が出席しての記者会見が行われた。北海道警で実際に起きた事件を基に書かれた佐々木さんの同名小説を映画化した本作。12年ぶりにメガホンを握った角川監督は「全世界のどこでも通用する映画になった」と自信満々。主演を務めた大森さんは「僕は子供の頃、角川映画で育った世代。(角川監督と会って)憧れの人と出会えた気分でした」と挨拶した。警察をテーマにした作品とあって、報道陣からは角川監督の演出方法について、大森さんに「直接、(監督の)実体験を基にした演出や指導はあったか?」というきわどい質問も。大森さんは「現場でこまごまとありましたが、どういうものだったかは僕の口からは差し控えます」と慎重なコメント。では、角川監督の第一印象は?という質問には「恐怖!」(大森さん)、「左に同じ」(宮迫さん)、「恐怖(笑)」(松雪さん)と口を揃えた。だが、話をしてみると最初の印象と全く違ったようで、松雪さんは「純粋な情熱を持った方で少年のように目が輝いていた」と笑顔で語った。一方で「監督には常に『いままでにない表現を見せておれを感動させてくれ』と求められた」と妥協のない演出を明かした。宮迫さんは、海外の報道陣も詰め掛ける国際映画祭の場で、おなじみの身振り手振りを付けて「宮迫です!」を決め「いちコメディアンなもので」とご満悦。「僕はこのキャストの中で唯一、実体験で怖い人に追われたり、逃亡したり、すごく隠れたりしたことがあるので、やりやすかったです」と笑顔を見せた。原作者の佐々木さんは完成した映画について「あの原作をここまで深い映画にするとは…原作者として悔しいです。もっと野暮ったい道警の刑事たちを描いたつもりが『こんなにかっこよくていいのか?こんなかっこいい刑事いないだろう』と思った」と称賛を贈ったが、大森さんはこのコメントに「嬉しいですが…ちょっと複雑な気持ちです」と苦笑していた。『笑う警官』は11月14日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛
2009年10月24日SNSサイト「mixi」が8月からサービスを始めた「mixiアプリ」。マイミクと呼ばれるmixi内のお友達を交えて、気軽に遊べるさまざまなゲームコンテンツが話題を集めているようです。中でも「サンシャイン牧場」は利用者が180万人を超える大人気(2009年10月15日現在)。どんだけおもしろいんでしょうか!ニュースサイトの編集者で日夜ネット漬けの毎日を送るNさんにお話を聞きました。―Nさんも「サンシャイン牧場」ですか?「そうですね、私も『サンシャイン牧場』です。特別に面倒なダウンロードが必要というわけでもなく、mixiユーザーであればブラウザ上ですぐにゲームを始めることができる。気がつくと仕事のちょっとした合間に自分の畑を耕すようになっているんです」―畑?そもそも「サンシャイン牧場」ってなんですか?「簡単に言えば、作物を育てるシミュレーションゲームです。ゲームを始めると自分の畑が与えられるので、種をまいたり水をやったりして作物を育てるんですよね。育てた作物は収穫できるので、それを売ることで得られる経験値などでレベルアップを図る」―ははあ。レベルアップするとどうなるんですか?「より早く作物が育つようになるし、いろんな種類の野菜を作ることができます。レベル10になると、始めの『畑』から『畜産広場』にも行くことができます。ここでは動物を育てるんですけどね」―おもしろいですか?「マイミクの友人たちと一緒にゲームをしている感じはおもしろいですね。人の畑のお手伝いもできるんですよ。水をあげたり、害虫を入れたり。そこでさらに経験値を稼ぐことができる」―え、害虫とか迷惑じゃないんですか?「害虫を駆除すると作物が強くなって成長が早まるんです。だから気の知れた友人にはどんどん害虫を投入する。まあ、害虫がつけられた作物は一時的に成長が遅くなるので、よくログインして畑を見ている人に投入すべきなんですけど」―なんか奥が深そうですね。「大きな特徴としてゲーム内の時間の経過がリアルタイムと同じなんですよ。ゲーム内で4分後に作物ができるとしたら、それは現実の4分後ということ。ブラウザゲームで人気のトラビアンもその点では同じですね。『トラビアン』は国取り合戦的なゲームで予断を許さない感じもあるのですが、『サンシャイン牧場』にはそれがない。のんびりしていてつねに平和。そして、目的といえる目的もなく単調。そこで退屈に思ってしまう人はいるかもしれませんね」―考え方次第でしょうか。「私はのんびりできるゲームが好きなのでいいんですけどね。だって牧場ってそんなイメージじゃないですか。それでいい気もします。ちなみに私はマイミクの中でつねにランキングがトップでした。なぜかというと、私がみんなより早くこのゲームを始めたから。あとで始めた人が先人に追いつくのはむずかしいんですよ。まあ、期間限定で経験値2倍などのイベントも行われているようなので、そういったチャンスを逃さないことがコツかもしれませんね」―なるほど、ありがとうございました。今大人気の「サンシャイン牧場」ですが、とくに競争したいというわけでなく、純粋に育成ゲームを楽しみたいという方はこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。僕はもうちょっとこの様子を見ていたいと思います。そういう気質なので。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】それってほんとにおもしろい?仮想空間「アメーバピグ」に潜入してみた!こちらも話題のネットゲームですね人気上昇中のブラウザーゲーム“トラビアン”の魅力って?こちらはNさんいわく予断を許さないゲーム
2009年10月24日東京国際映画祭(TIFF)のコンペティション部門に6年ぶりの監督作『ACACIA』を出品している辻仁成が、自身がボーカルを務めるバンド“ZAMZA(ザムザ)”を率いてTIFFの舞台に登場!『ACACIA』の主題歌を含む5曲を熱唱した。ZAMZAは辻さんと元JUDY AND MARYの恩田快人(ベース)、五十嵐公太(ドラム)、かつて辻さんが率いたECHOESのメンバーでもあった伊藤浩樹(ギター)によるラウドロック系のバンド。辻さんは自身の名前を映画監督のときは仁成(じんせい)、作家のときは仁成(ひとなり)と称しているが、ZAMZAの活動の際にはさらに別のZinc(ジンク)という名を名乗っている。この日は、会場の関係で得意のハードスタイルの楽曲を演奏することができず、辻さん(=Zinc)は「いつもと勝手が違います」と苦笑しつつ、冒頭でいきなり、ECOESの名曲「ZOO」を披露し、会場を沸かせた。同日に行われた『ACACIA』公式会見では終始、クールな受け答えを見せた辻さんだったが、ステージに立つと気分はハイ!「映画監督なのか?作家なのか?ミュージシャンなのか?全部混ざってます!三位一体です」、「5日前に転んで、5針縫ってます。病院でいろんなおクスリをもらってまして…」と時節柄、ドッキリな発言も…。映画の主題歌「ACACIA」は辻さんが作詞作曲を手がけ、持田香織が歌っているが、この日は“ZAMZAバージョン”として、持田さんの歌うものとはまたひと味違ったテイストで歌い上げた。続けて辻さんの著書で、妻の中山美穂さんの主演で映画化される「サヨナライツカ」にインスパイアされる形で作り上げたという「ITSUKA」など合計5曲を熱唱。体をくねらせる独特のスタイルとハイテンションなトークを交えたパフォーマンスに集まったファンから歓声があがった。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催ACACIA© 2008 "ACACIA" Film Partners■関連記事:【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?
2009年10月23日監督・辻仁成×主演・アントニオ猪木という異色の組み合わせで製作され、今年の東京国際映画祭で邦画唯一のコンペティション部門出品を果たした『ACACIA』。本作の公式会見が10月22日(木) に開催され、辻監督が出席した。先日、猪木さんが手術を受けたという事実が明かされたが、当初は出席予定だった猪木さんは術後間もないため、大事をとって欠席となった。冒頭、猪木さんからの「元気ですか?元気があれば何でもできる。元気があれば映画祭にも出品できる。スタッフ、キャストが作り上げたこの作品がこうして上映されることに感謝申し上げます」というメッセージが読み上げられた。辻監督は「僕も少し前に倒れてしまいまして、チーム“ACACIA”は元気がないんですが、猪木さんの精神で頑張ります」とコメント。元々、辻監督は猪木さんの大ファンだったということで、その思い入れは相当のもの。「今日、ここにいないことは誰より本人が残念に思ってるはずです。撮影のときから相当腰が悪かったらしく、でも絶対に他人に弱味を見せないんです」と語った。また、猪木さんを主役に抜擢したことについても「いまは、(猪木さんのモノマネ芸人の)アントキの猪木とかがいますが、子供の頃に勇気をもらった猪木さんが、いまは笑いものかよ?と悔しい思いがあった。だからこの映画はアントキの猪木へのアンチテーゼでもあるんです。アントニオ猪木さんの本質が出ていれば嬉しいです」と熱く語った。辻さんは、この映画が離れて暮らす最初の妻との間に生まれた息子さんへの思いから生まれたものだと公言している。最初の家族についてのコメントは「相手の家族のこともあるので」と口をつぐんだが、報道陣からの「いまのご家族はこの映画について何かおっしゃっていますか?」という質問には「書き上げた第一稿を嫁さん(=中山美穂さん)に見せたら、次の朝、赤ペン(で指摘)を入れたものが机の上に置いてありました。『こういう言葉は相手は聞きたくないと思う』といった指摘をしてくれまして、その後もずっと赤ペンが入り続けました。『(この映画を)撮っていいよ』とかそういう言葉はなかったんですが、この赤ペンが許可のようなものだったのかな。家族のバックアップがあったからこそ、完成することが出来ました」とこの場で感謝の言葉を口にした。『ACACIA』はこの東京国際映画祭への出品を通じて劇場公開が正式に決定した模様。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催ACACIA© 2008 "ACACIA" Film Partners■関連記事:【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?
2009年10月23日ワインの本場、カリフォルニア州のナパを舞台にした日米合作のロードムービー『サイドウェイズ』が、10月22日(木)、現在開催中の東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品として上映され、主演の小日向文世と菊地凛子が舞台挨拶に登場!この日のチケットは発売日に即完売となっており、2人は満席の客席から盛大な拍手に迎えられた。全編ナパでのロケで、アメリカ人のスタッフによって撮影が行われた本作。国際映画祭とあって、この日はコメントの後に英語の通訳が入ったが、小日向さんは「英語が飛び交う場所にいると撮影の頃を思い出してドキドキする。(現地では)帰国日を指折り数えていたのですが、あんまり帰りたいと思うとパニックになるので芝居している最中が一番楽しかった」と海外での撮影を思い出しながら同時通訳の流暢な英語に感心するばかり。対照的に菊地さんは「先輩方に囲まれてのびのびと出来た」と語り、初のTIFF参加に喜びを表した。アカデミー賞脚本賞を受賞したオリジナル作との比較も焦点になりがちな本作だが、小日向さんは「オリジナルよりもとっても面白く出来た」と自信のコメント。演じたキャラクターも「おでこが広いのが似ているのは意識しましたけど(笑)。最初はウジウジしてて嫌いでしたが、一生懸命生きてるところが愛おしくなってきて、中年になっても夢を捨てずに恋愛を思い切りしてもいいなと」と、オリジナルとは一線を画しつつ、自身の役柄への愛着を感じさせた。また、本作のメガホンを取ったチェリン・グラック監督との仕事に話が及ぶと、「僕らには優しいが、スタッフには女性でも怒鳴りつけていたのでどうなんだろうと…」と小日向さんが明かせば、菊地さんは「セットを離れるといい加減。一番いい加減な人に『いい加減だ』って言われたので、どんだけ自分がいい加減なんだろ?と」と監督の素顔を暴露。すると、待ってましたとばかりに客席からグラック監督本人が登場!小日向さんに向かって早口の英語で怒鳴りつけるなり「便秘は治った?」と日本語で挨拶を交わし、会場を沸かせた。ハワイの映画祭から駆けつけたばかりだという監督は、仰天する2人にレイ(首飾り)のプレゼントを贈り「この国際的な作品を日本の国際映画祭で上映できて嬉しい」と喜びを語った。そして流暢な日本語で語り、自ら、通訳を介さず英語で翻訳するなどユニークな人柄も見せ、和やかなムードの中、映画が上映された。『サイドウェイズ』は10月31日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:ワインをおいしく!『サイドウェイズ』特製ワインサーモメーターを3名様にプレゼント菊地凛子『サイドウェイズ』インタビューオスカー候補女優が海外に挑戦し続けるワケ菊地凛子&鈴木京香、仲良くぶどう柄でペアルック?『サイドウェイズ』舞台挨拶菊地凛子、流暢な英語で「ワイン大好き」『サイドウェイズ』、本場ナパで大盛況舞台挨拶&生演奏付き!『サイドウェイズ』プレミア試写会に25組50名様ご招待
2009年10月23日映画『ゼロの焦点』の完成会見が22日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の広末涼子、共演の中谷美紀が本格初共演の感想を語り合った。2人は2002年放送のTBSドラマ「おとうさん」で4姉妹役を演じて以来、2度目の共演。今年迎えた松本清張の生誕100年を記念した本作では、お見合い結婚の7日後に失踪した夫・鵜原を追って金沢を訪れた禎子を広末さん、その地で出会う会社の社長夫人・佐知子を中谷さんが演じ、演技合戦を繰り広げている。共演した印象を聞かれた広末さんは「サスペンス、ミステリーは人の死や事件が関わり重くのしかかるものがあるので苦手で、好んでは観ない方。今回の台本を最初に読んだときも疲労感ですごくグッタリして、この役を演じきれるかしら?と迷いました。でも中谷さんのキャスティングが決まっていたことが大きく背中を押した。以前、一度ご一緒させていただきましたが、あまり共演シーンがなかったので、今回、中谷さんとお芝居したくてチャレンジしようと思いました。そこに立つだけで現場にいい緊張感が漂う、体温の伝わる女優さんです。中谷さんの前に立つだけで感情が持っていけるので、委ねて任せきりでした」と大絶賛。隣で聞いていた中谷さんは「その言葉をそのままお返ししたい。涼子ちゃんは天才肌で集中力がすごく、羨ましい。私は素人っぽくて本番前に感情を整えたりする作業をしますが、涼子ちゃんは一瞬で変わる。目を見ていれば感情を引き出される。『どこまでも付いていきます』という感じです」と“ラブコール”を返した。一方、物語に因み、何かちょっとした秘密を告白してください、と司会者から注文が。広末さんは「高校生の頃、立ち食いソバ屋に入ったこと、ワイルドブルー横浜で泳いだことがなぜかバレて、事務所の社長からすごく怒られた。『君はいるようで、そこに存在しちゃいけないんだ』と。以来立ち食いソバ屋には入っていません。でも、もういいですかね?」と照れ笑い。犬童一心監督から「立ち食いだからかな?広末涼子が立ち食いなんてってこと?中谷さんは吉野家入ったことある?」と尋ねられ、中谷さんは「私、肉を食べなくなって4年くらい経ちますが、以前は入っていましたよ」と気さくな調子で答えてみせた。男性キャストを代表して出席した野間口徹は、秘密について「10年くらい前、トイレでボールペンを流したら、数日後アパート全体のトイレが詰まり、その後大家さんが取り壊すから出て行ってくれ、と。ボールペン1本で8人が追い出されました。告白というより懺悔です」と苦笑い。同じ共演の黒田福美は「小学校2年生のとき、苦手だった社会のテストで20点をとり、親に見せられなくて原っぱの隅っこに埋めました。この話、まだ母親には言っていません」とうつむき、揃って観客、共演陣を爆笑させていた。本作はこの日、現在開催中の東京国際映画祭で招待上映され、初めて一般客に披露された。上映前には広末さんらが舞台挨拶を行い、美の競演でもファンを沸かせた一方で、中谷さんが舞台挨拶中に体調を崩し、自ら降板するという一幕も。貧血だったようで、舞台袖で休息しその後、自分の足で会場を後にしたということで、大事には至らなかった模様。『ゼロの焦点』は11月14日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催ゼロの焦点 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009「ゼロの焦点」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?
2009年10月23日『キル・ビル』、『パルプ・フィクション』など新作ごとにセンセーションを巻き起こしてきた鬼才、クエンティン・タランティーノ監督最新作『イングロリアス・バスターズ』。このたび11月の公開を直前に控え、そのタランティーノ監督と主演のブラッド・ピット、そしてヒロインのメラニー・ロランが来日することが決定した!本年度のカンヌ国際映画祭では男優賞(クリストフ・ヴァルツ)を獲得するなど高い注目を浴びた本作だが、今年8月21日の全米公開でも、監督の過去の作品の記録を塗り変える3,760万ドルで幕を開け、現時点で既に『パルプ・フィクション』の1億511万ドルや『キル・ビル』の7,098万ドルなどを超える、興行成績1億1,907万ドルを記録する大ヒットを遂げており、日本での公開にも期待がかかる。ブラッド・ピットの来日は今年1月、アンジェリーナ・ジョリーと揃ってレッドカーペットを歩き、ファンを熱狂させた『ベンジャミン・バトン数奇な人生』以来、タランティーノ監督は2007年8月の『デス・プルーフ in グラインドハウス』以来2年ぶりとなる。11月4日(水)には、都内ホテルにて3人揃って記者会見に出席、同日行われるジャパンプレミア・イベントに出席する。アンジーが同伴するかどうかは現時点では不明。再び2人で腕を組んでレッドカーペットを歩く姿が見られるか?『イングロリアス・バスターズ』は11月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ブランジェリーナ、双子を連れてシリアへ。イラク難民の家庭を訪問恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼントブラピ、「トム・クルーズ主演作を批判していない」ブラピの新作プレミアで、ブランジェリーナが久々にツーショット披露!アンジーの誕生日プレゼントをお買い上げ?ブラピがスイスの現代アート展に出没
2009年10月23日“クールビューティ”という言葉で形容されることが多いが、愛犬と共に現れた彼女は飾ったところがなく、何よりよく笑うひとだった。「美貌の秘訣は?」という問いにも、ニッコリ笑って「自炊です。食べたいと思うものを食べるのはいいことだから自分で作って食べてます!今回のロケ地の函館でも自炊だったんですよ」と生活感を感じさせる答えが返ってくる。さて、そんな小雪の最新出演作『わたし出すわ』。この不思議なタイトルの映画で彼女は、かつての同級生たちの夢や希望のために、ポンッと大金を差し出す女・麻耶を演じている。謎めいた空気を持ちつつも、見ていてどこか温もりや安心感を与える麻耶は、自然体の小雪さんの姿とぴったり重なる。映画の公開を前に話を聞いた。麻耶を理解するポイントは函館にあり「自分だけが満たされるのは本当の幸せではない。(お金を)何かに還元しようとするところには共感を感じますね」と麻耶について語る小雪さん。だが、その人物像についてほとんど説明のないこの役を演じるのは簡単なことではなかった。そんな彼女が「麻耶が掴めた」と感じた瞬間があったという。ポイントは撮影が行われた“函館”という街だった。「監督がおっしゃるニュアンスをどう繋げて伝えていくか…正直、撮影しながらもすごく悩んでました。ふと『なぜ彼女は函館に執着するのか?』って考えたとき、この街特有の空気感や土地柄、人々が彼女を惹きつけているんだということを肌で感じたんです。人間の感情と行動って論理的に結び付いてないことが多くて、必ずしも『こういう理由でこうする』という風に動いているわけではないんです。大人はそれをすぐに結び付けようとするけど、無自覚なままに行動してる人って実は結構いて…。それはそれで意味があるんだって思い始めたら、麻耶という役に対して気負いがなくなったんです。私は撮影の期間中ずっと函館にいて、『本当に悩んでたのか?』って疑われるくらい満喫してて(笑)。そうすることで無意識に麻耶に近づいていったのかなと思います」。映画を観ると、否応なく「幸せとは?」、「お金と幸福の関係」などについて考えさせられる。小雪さん自身の“お金との付き合い方”を尋ねた。「18歳くらいでモデルの仕事を始めて、年齢には見合わないような収入があったんですが、成人するまでお金に関しては両親に管理を任せていたのでずっとお小遣い制で(笑)。特にその頃はお金を意識したことってなかったですね」。「失くした方がいろんなものを受け入れる余裕ができる」そうして仕事を続けていた小雪さんだったが、年を重ねていく中である変化が…。「20代の頃、身につけるものなどについて、何が自分に合っているのかを見定めるためにいろいろと買った時期がありました。逆にいまは、全く何も買わなくなって一掃のときなんです。捨てに捨てまくって(笑)、友人が家に来るたびに『家のものがなくなってるね』って言われてます」。そういった心境に至るきっかけが何かあったのだろうか?「人は、持てば持つほどいろんなものが受け入れられなくなるんだって気づきました。いつもきれいにメイクして、アクセサリーをつけてると、そうでない自分ではいられなくなる。得ることよりも失くすことの方が難しいですね。でも、失くした方がいろんなものを受け入れる余裕ができるんです。楽しいですよ(笑)。この前も、ダンボール13箱分の本を出しました。わたし、出してます(笑)!」その上で、自らのお金に対する哲学をこう語る。「自分を豊かにするためにお金を使うのはすごくいいことだと思いますよ。セーブするだけがお金との付き合い方じゃないんですね。私も、さっきも言ったようにいろんなものを買った時期があったし、それが必要じゃないと思えるようになって、いまの状態があるわけで。お金の使い道をふり返ることは必要ですが、自分で納得ができるなら、いいと思います。(買うことで)モチベーションが上がることもあるしね」。「出来ないことを発見するのが楽しい」ハリウッド作品にアクション、そして今回のようなドラマとこの10年で数々の作品に出演してきたが、自身の中で感じている女優としての変化や成長は?「出来ないことの方が増えますよ。出来るようになったなんて全く思わないです。以前は大人になれば完全になる、得意なことばかりになるって想像してました。でも、年齢を重ねるごとに感じ方も深くなり、他人を許すキャパシティも増える。そうするとその分、自分に対して厳しくなるんです。そこで『出来ないことってこんなにもあるのか?』って感じてます。でも、そういう壁や現実とどう向き合うかは自分次第ですね。私はそれが“発見”になっていて、すごく楽しんでます。そこでどうするか?私は根が体育会系なので(笑)、出来ないことをやりたくなるんです。もちろん、仕事もあって時間も限られてくる。そこでどう付き合うか、人生って勉強だなって感じてます」。今回、意外にも映画単独初主演となったが「主役か?脇役か?そういう立ち位置には興味ないです。逆に、『この人とやりたい』って思ったらワンシーンだけでも出ますよ」とあくまで自然体で、“女優”でいることを楽しんでいる小雪さん。彼女の言葉のひとつひとつ、そして挑戦は全ての女性へのエールのように響く。“クール”なんて言葉では表せない“熱”が彼女の内から伝わってきた。(photo:HIRAROCK)衣裳・ワンピース:PINKO(ピー・エム・ジェイ03−5468−2081)・ピアス:TENTHOUSANDTHINGS(テンサウザンドシングス伊勢丹新宿店03−3351−7374)・ブレスレット:シェイスビー(ラ・フェリア0120−03−7299)・靴:マグリット(フェド&ビヨンド03−5467−7555)■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント■関連記事:【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開ファッション小噺vol.114『わたし出すわ』じゃなく、わたし“出品”するわ!?『わたし出すわ』試写会に25組50名様ご招待&『ブラック会社…』鑑賞券プレゼント森田芳光監督×小雪主演『わたし出すわ』試写会に10組20名様をご招待生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント
2009年10月23日社会人になってからも、読み返す少女漫画はありますか?学生時代に友だちとまわし読みなどして、恋や友情のストーリーに感動した経験はないでしょうか。最近は、実写化される作品が増え、もう一度盛り上がることもあるのでは。かつては漫画の主人公に憧れ、少なからず影響を受けただろう20代ビジネスウーマンが選ぶ、少女漫画の名作とは?>>男性編も見るQ.名作と思える少女漫画は?1位花より男子15.9%2位NANA11.1%3位ベルサイユのばら6.8%4位のだめカンタービレ5.4%5位働きマン4.6%5位ハチミツとクローバー4.6%●『花より男子』こそ、少女漫画の名作・読んでいて、胸キュンします(25歳/食品/研究開発)・『ありえねぇよ』と思いながらも、全巻読んでしまった(24歳/小売/販売)・女性が“こうなってほしい”と思う理想を描いてる(25歳/マスコミ/クリエイティブ)・学生時代に読んでいたけど、ドラマ化されまた夢中になった(25歳/小売/販売)●『NANA』こそ、少女漫画の名作・話の展開と登場人物の個性が絶妙(24歳/医療/その他)・奈々の気持ちがリアルだから(23歳/商社/財務)・女性特有のもやもやとか、感情とかが上手く描かれている。絵もきれい(22歳/福祉/その他)・矢沢あいさんの作品は、どれも鉄板!(23歳/自動車関連/秘書・アシスタント)●『ベルサイユのばら』こそ、少女漫画の名作・この漫画のお陰で中学の社会科(歴史)や高校の世界史が好きになった(24歳/学校/その他)・強く懸命に生きる姿が印象的で、勇気が湧くから(26歳/IT/SE)・大好きです!歴史の勉強にもなるし、名作です(23歳/医療/サービス)●『のだめカンタービレ』こそ、少女漫画の名作・音楽を漫画の世界で表現できるなんてとビックリした。男の子がそばにいないと何もできない女の子ではなく、自分で頑張っているのがいい(29歳/官公庁/法務)・音楽が好きだから(27歳/化学/研究開発)・クラシック音楽に対して親近感がわくようになった(26歳/商社/財務)●『働きマン』こそ、少女漫画の名作・主人公が必死で目標に向かい立ち向かう姿に元気をもらえる(23歳/金融/営業)・働く女性の悩みや成長がよく分かるから(31歳以上/教育関連/総務)・仕事で悩んだとき、主人公の一言にすごく救われた(24歳/機械/総務)●『ハチミツとクローバー』こそ、少女漫画の名作・せつない(28歳/アパレル/販売)・大人になったからこそ、初恋を思い出してほのぼの、せつなくなる漫画(26歳/損保/秘書アシスタント)・せつない!名作です。青春ど真ん中に読んでいたので特に印象深い(23歳/建築/設計)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月23日若きビジネスマンにとって、幼いころから身近にあった少年漫画。主人公たちの冒険や闘いに、心を躍らせ、ときには涙し、励まされてきたのでは?アニメ化されたもの、実写化されたものも多々ありますが、どの少年漫画が一番心に残っているのでしょうか。20代ビジネスマンが選んだ、少年漫画の名作とは?>>男性編も見るQ.名作と思える少年漫画は?1位ドラゴンボール40.3%2位スラムダンク39.2%3位タッチ19.1%4位ONE PIECE15.5%5位幽☆遊☆白書12.6%●『ドラゴンボール』こそ、少年漫画の名作・夢や希望をくれたから(27歳/食品/研究開発)・「男の子=冒険」という感じで、だれが見ても面白いはず(26歳/通信/SE)・わくわくどきどき、ありえない話(24歳/食品/製造)・飽きない。ヒーローが一人じゃないところもいい(24歳/自動車関連/営業)●『スラムダンク』こそ、少年漫画の名作・成功へのヒントがちりばめられている(29歳/食品/生産管理)・桜木の男気がいい。落ち込んだときには、励まされる(22歳/広告/営業)・情熱や切なさなど、いろんな要素を持っているから(29歳/電気/研究開発)・「諦めたら、それで試合終了ですよ」などの名セリフがいい。ライバルも魅力的(26歳/鉄鋼/企画開発)●『タッチ』こそ、少年漫画の名作・ストーリーがしっかりしていて、大人が読んでも面白かった(31歳以上/官公庁/サービス)・青春とはこういうものを、完璧に表現しているところ(23歳/建築/営業事務)・今までで好きになった数少ない漫画だから(24歳/人材派遣/営業)●『ONE PIECE』こそ、少年漫画の名作・最初から面白さが継続している(22歳/商社/総務)・信念、仲間を思う気持ちなど感じることができるから(23歳/教育関連/マーケティング)・熱い友情(22歳/IT/SE)●『幽☆遊☆白書』こそ、少年漫画の名作・キャラクターが魅力的(22歳/IT/営業)・世代を超えて人気がある漫画だから(25歳/機械/営業)●番外編・『CITY HUNTER』エロさとハードボイルドを持っていて憧れる存在だったから(24歳/金融/営業)・『こちら葛飾区亀有公園前派出所』笑いが止まらないから(24歳/運輸/総務)・『キン肉マン』子どものころに感動した漫画。今読んでもどれも筋が通っていてぶれてない感じする(28歳/不動産/総務)・『ジョジョの奇妙な冒険』単純に面白い。笑いに、戦い方にセンスがある(22歳/精密機器/営業)・『北斗の拳』男の友情と正義(26歳/印刷/財務)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月23日国連における女性のための基金「ユニフェム(国連女性開発基金/United Nations Development Fund for Women)」親善大使を務めるニコール・キッドマンが21日、ワシントンD.C.のレイバーン下院議員会館で開催された女性に対する暴力の根絶を訴える公聴会「International Violence Against Women: Stories and Solutions」に出席、スピーチした。ニコールは、女性に対する暴力について「政治的にも社会的にも最優先事項だと思われていないから」と、社会の関心が薄いことを指摘。そんな現状を「私たちが変えられます。彼女たちは支援を必要としています。(ケガの手当てをする)バンドエイドの箱なんかではなくて、理解と豊富な資金をもって『女性の権利は人権なのだ』ということを知らしめることが必要なのです」と力説した。ユニフェムは、開発途上国の女性が経済的、技術的に自立するための活動に対する資金提供と技術的支援をする一方、女性に対する暴力の根絶も訴えている。2006年から親善大使を務めるニコールは、特にこの活動に力を入れている。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:NINEナイン 2010年春、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:大女優のオーラにタジタジ?デイ=ルイス、ローマでソフィア・ローレンと共演ケイト・ハドソンが豪華スター共演のミュージカルに出演決定!ロブ・マーシャルがオールスター・キャストのミュージカル映画を計画中
2009年10月23日コミック全12巻の累計が600万部を超える同名ベストセラーを、『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦監督が実写映画化。20歳までは生きられないと宣告された少年と、幼い日に彼と出会って以来、ひたすら彼を愛し抜いてきた少女の純愛が展開する。全12巻におよぶ原作コミックで強調されていたのは、自らの余命を知る少年・逞が献身的な愛を捧げてくる少女・繭を愛おしく思いながらも、自分から遠ざけようとする複雑な心情。もちろん、このくだりは映画にも重要な要素として登場するが、2時間の物語を終始支配するほどの少女漫画的紆余曲折感はなく、むしろ互いの運命を受け入れるふたりが共に手を取り合うことで生まれる痛み、さらには運命を変えられないもどかしさに焦点が当てられているように思う。それは、ふたりに関わってくるキャラクターたちの描写を最小限に抑え、逞と繭にのみ真摯に寄り添った結果なのかもしれない。純愛世界の住人にふさわしい容貌と雰囲気を持つ岡田将生と、真っ直ぐな瞳で一途なヒロイン像に説得力を持たせる井上真央が、1本の映画らしくシンプルに変化した物語で熱演を見せている。嫌でも泣ける、という表現が失礼なのは承知だが、この作品を観ていると嫌でも泣ける。それは人間の悲しい死を描いているからではなく、生きることで得られる愛が物語の中に気恥ずかしいほど充満しているから。エンドロールに流れる平井堅の主題歌は、そんな直球の愛の体現者、繭へのアンサーソングとして作られたものだそうで、井上真央が曲を聴いてウルッときたという裏話にも納得。映画と主題歌の幸せな関係が築かれている。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開岡田将生、井上真央にイジられてハニカミ連発共演映画完成報告会見
2009年10月23日COBS ONLINEが会員1,000名に対して、「外食代に関するアンケート」を実施した。「今まで一番高い外食代は?」と聞いたところ、「0~1万円未満」と回答した人が39.1%、「1~2万円未満」が33.4%と2万円未満で過半数を超えた(図1)。図1.今まで一番高い外食代は?また、「それは誰が支払いましたか?」と聞いたところ、圧倒的に「自分」と回答した人が多く、52.7%もいることが分かった(図2)。また、「自分」と回答した人は男性の方が多く、男性71.9%とに対して、女性44.5%となっていた。「恋人」と回答している割合が女性の方が多いことから、「自分」と回答している男性の比率が高いのもうなづける。図2.それは誰が支払いましたか?最後に、「料理の味と値段は比例するか」と聞いたところ、「いいえ」が42.3%、「はい」が57.7%という結果になった(図3)。また、「比例する」と回答した割合は女性の方が多かった。図3.料理の味と値段は比例しますか?下に、「料理の味と値段が比例する」、「しない」と回答した人の理由を分類して紹介している。比例派高いものはやはり、上質(おいしい、新鮮、国産など)また、高級なお店は、雰囲気なども良いのでおいしく感じられる。(女性/28才)健康に良さそうなメニューで、ちょっと高いイメージだったけど、食べてみて満足。相場だなと感じたから。(女性/22才以下)やはり高いものはそれだけの価値があるような感じがするので(お店の内装もやはりそれなりに凝っていて雰囲気も相乗効果的なモノがあったりしますので)。(女性/26才)安くておいしいものもたまにはあるが、実際、素材の良いものを使っているので、おいしい物は高くなるのはしょうがないと思う。(女性/25才)安い所は冷凍物、輸入肉、高い所は天然の活魚、黒毛和牛、を使うとか、素材が違うので当然だと思う。(女性/27才)繁華街にあるような飲食店ではあまり値段に比例しないこともあるが、ホテル等の高級な場所はやはり食材と手間のかけ方が違うから。(女性/23才)かつて食品業界に勤めていた時に、そこは洋菓子メーカーでしたが、いい(値段の高い高品質な)生クリームや小麦粉を使い、技術のあるパティシエが作るならば、それに見合って美味しくなるのだな、という事を体験してきました。人件費、材料費はそれなりにかけないと一定以上の味や質がついてこないと思います。(女性/29才以上)自分の経験上、だいたいがそうだから。料理がおいしいのに安いところは、それだけ混雑していたりする。料理がまずいのに高いところは論外です。(女性/25才)素材に対するこだわりが価格に反映されていると、やはり味にも影響が出てくるかと思います。(女性/23才)味は個人的な好みがあるけれど、あれだけの素材を買って作るとなると、食べるより、高くつくと思う。(女性/29才以上)もちろんしない場合もあるが、たいていの場合高級食材と一流の料理人を使って作っているのでおいしいと思う。(男性/24才)品数も多いし、ロブスターは意外に腹もちがよく、食べたなと満足できる。味も海老のようで、シーフードが好きな人には抵抗感なく受け入れられると思う。(男性/25才)食べたときの風味の輪郭がはっきりしているという感じ。口に含んだときの香りがまず全然違います。(男性/28才)ある程度は。良い雰囲気とサービスは味にも影響するし、味のおいしいところはそれなりの食材と人材をかけてつくられていると思う。(女性/29才以上)いい物をそろえようと思ったら、コストがかかるのでただ、味だけではなく場所や雰囲気でも価格があがると思うので、一概に高いからおいしいとは言えないと思う。(女性/29才以上)昔のことなのであまり覚えていませんが、その時はとてもおいしいと思えたので。見た目もきれいでした。(女性/23才)場所や雰囲気、材料等も全部合わせると、値段と質は比例すると思う。味だけだと違うかもしれない。(女性/28才)料理の味は使う食材の品質が大事で、品質の良い食材をそろえるには、やはり値段が高くなると思うから。(女性/24才)安いプランだと明らかにチープな料理しか出てこない。安さで客引きしている店に入ると大抵後悔する。(女性/27才)安くても工夫次第でうまいのはいくらでもあるが、それなりにおいしいものを食べたかったらやっぱり手間と素材でこだわらないといけないと思うから。(男性/29才以上)高いお店は店内の雰囲気や従業員の態度もいい。そういうのが良いと味もおいしいと感じると思える。(女性/27才)はい、いいえならはいとなるが、実際はまあまあ。おいしさ、雰囲気、サービス料も入るのでこんなものだと思う。(女性/27才)値段が安くてはいい食材は手に入らないだろうから高ければいい食材だとは言い切れないけれど。(男性/28才)やっぱりある程度は変わってくると思う。1人3,000~4,000円ぐらいの居酒屋と、1人5,000~6,000円以上のところでは明らかに違う。ただ、それ以上になると飲み屋では、場所代・雰囲気代で、料理はそんなに変わらない気がする。(女性/25才)焼きたてのパンが最高においしくて、サイズも小さいので何個でも食べられて満足。メインの肉料理や前菜、スープ、デザートなど、どれをとっても文句のない内容だった。(女性/22才以下)お肉がすごく柔らかくて、溶けるようだった。あんなにおいしいのは初めてだったから。まぁ、詐欺だと思うようなところもあるけど、きちんとしてるところはしてる。(女性/25才)そこそこの味まではかなりコストを削っても作れるが、ちゃんとした味はそれなりの手間がかかると思うので。(女性/25才)1万円くらいまでは比例すると思うが、それ以上高価なものを食べても段々味の質は頭打ちになってくると思う。(女性/24才)高いお店のほうが、いい素材を使っている。また、店員の教育が行き届いているので、料理をベストな状態で提供できる。店の内装、トイレの清潔さ、照明なども含めて料理のおいしさを盛り上げると思うので、高いお店は店内のことにもこだわっているから。(女性/26才)値段が高いものは同じものでもそれなりにいい品質のものを使っており、それは一口食べたときに歴然とわかるから。(女性/27才)高い方が、やはり出てくる料理の素材が違う。コンビニのぱさぱさパンと、パン屋さんでのパンが一番わかると思う。(女性/27才)安いと冷凍物を使っても問題はないが、それなりの値段をとるからにはきちん生の素材を使わないといけないと思うから。(女性/26才)自分でメニューから選び、味もおいしく、かつ持ってくるたびに丁寧な説明つきで満足できたので。(女性/23才)やっぱりいいものは、それなりの手間暇をかけないとおいしくならないと思うので。手間賃だと思います。(女性/27才)やっぱり値段がいいといい素材を使っていると思うし時間・手間のかけ方も違うのだと思うからから。(女性/26才)いいものを使っているとはやり値段も高くなっていると思う。でも私には大抵のものはおいしく感じます。(女性/24才)高いと良い素材を使っているし、盛り付けやお店の雰囲気も良いので、それだけで特別な気分でおいしく感じる。(女性/26才)お刺し身とかは値段がいいとやっぱり鮮度がいいと思います。ちょっとした鉢物も味が繊細で美味しいし。(女性/25才)焼肉にしても、値段が違うと肉の柔らかさなど、素材が値段によってやはり違うと思ったことがあるから。(女性/27才)高級食材については、味は値段に比例すると思う。いわゆるB級グルメについては、そうは思わない。(男性/28才)もちろん安くても味や品質が良いものはあるし、ジャンクな旨さというのもあるので、一概に比例するとは言い切れないが、グルメな家族に連れて行かれた高い食事は十中八九おいしかったし、味や意匠に、安い料理にはないオリジナリティーが強かったから。(女性/25才)質がよいものは手間や時間をかけているので必然的に人件費がかさむ。よって値段に反映される。(男性/28才)やはり安い料理はそれなりの味。しかし、安い料理ですごくおいしい料理というのはないが、高いのにまずい料理は時々ある。(男性/25才)たとえばサラダひとつでもレタスのシャキシャキした感じやドレッシングのうまみも違う。いい値段のするものは大体量が少なめだけどその分おいしさがギュッと濃縮されていて胃もたれせず満腹感を味わえる。(女性/27才)比例しない派場所とか内装とか雰囲気の代金もあると思う。料理の味だけに関してはサラリーマンがたくさん立ち寄る居酒屋のほうが安くておいしいと思うことが多い。(女性/25才)味の好みは個人差があるので仕方ないことではあるが、値段に対して味に満足できないことがあるから。(男性/25才)前飲食店で務めた事があったが、2番目に高い食材の方が実は良い食材を使っていたから。皆、1番目と2番目がこれくらいの料金しか違わないのなら、1番高いのにしようという感じで1番高い料理の方がよくでていた。(女性/24才)飲み会の宴会プランで幹事にお金を支払ったため、実際のコース料金なのかは不明だったし、値段の割に料理がいまいちだった(お酒の種類は豊富だったけど)。(女性/27才)好みの問題。少なくとも味に関しては高価で上品な料理より気軽に食べられるなじみ深いものが好きだから。(女性/23才)ある程度の値段になると、あまり味に大差がなくなると思うから。また、安くてもおいしいものはたくさんあるから。(男性/23才)そんなに高くないけどおいしい料理屋さんはあるし、高くてもまずいところもある。でも店の雰囲気やサービスは値段によるところがあるかも。(女性/29才以上)安くてもおいしいところは沢山あるから一概には言えないと思う。でも、高くておいしいところは本当においしい。(女性/27才)B級グルメでもおいしいものはたくさんある。むしろ高いほうが味が合わないものもあるから、人の好みでそれぞれ違う。(男性/22才以下)安くてもおいしいものは沢山あると思うし、高のには場所代やサービス代等が含まれていると思うから。(女性/28才)安くてもおいしい物はたくさんあるし、高価だと期待しすぎてしまって「何だ、この程度か」と結局ガッカリしがち。そもそも料理なんて、いつ誰と食べるかによっておいしくもまずくも感じる物だと思う。(女性/23才)都内の激戦区はやっぱり安くて質が高い。地方(特に中途半端な観光化をしている所)に行くと決して味と質は比例しているとは言い切れない。(女性/24才)カクテルや酎ハイは薄かったりして、あまり美味しくないのに、全体的に価格が高いと感じる。(男性/25才)うまく工夫を凝らし、安くておいしく作るところはある。高い代金を払うときは、雰囲気も含めて買っていると思う。(女性/27才)ある程度おいしいものが食べられればよい。超高級な食材を使ったのしても、味の違いがわかるほどグルメではない。(女性/27才)値段が高い割にまずいお店は多いし、安くても丁寧に作ってあるものなどおいしいものはあるから。(女性/23才)新鮮さが比例すると思う。どんなに金を出しても新鮮さが市場付近の店と同じなら、そんなに変わんないし、あとは料理人の腕次第。料理の値段なんてショバ代だって運送代だってブランド代だって入っているんだから、1万の寿司の中のうにの軍艦巻きが、北海道の市場の店で食べたうに丼と変わらないように、出せば今まで食べてきた中で1番が食べられると思ったら裏切られる。(女性/26才)都内はテナント料が高いからか、料理の値段は高いのにあまりおいしくない店が多いような印象がある。(女性/26才)駅前や都心のレストランは、場所代が高いのか、味と値段が比例してないお店が多い気がします。駅から少し離れたお店の方がコストパフォーマンスが高いと思います。(女性/25才)比例している店もあるけど、内装とかにお金がかかってそうで味はたいしたことがないお店もあるので。(女性/26才)正直、よっぽど口に合わないもの以外は食べられるものは割りとおいしいと思うので高級な味とか分からないから。(女性/25才)高い値段を出しておいしいものが食べられるのは当たり前だけど、安くてもおいしいものはたくさんあると思う。(女性/26才)外食、食品産業に携わった経験があります。値段に対する食材の原価について、外食はどうしても高くなってしまいます。また、流通経路によっても新鮮さが全く違うので、一概には言えないと実感しています。(男性/29才以上)高ければおいしいのは当たり前。値段のわりにおいしくない店が多い。ただし、安くておいしい店も多い。(男性/29才以上)味や室はもちろん値段に比例するものだと思いますが、それよりもレストラン全体としてのおもてなしの意識に値段がつくものだと思います。ただ良い材料を良い腕のシェフが料理するだけではなく、レストランでの食事が一つの思い出になるように演出してくれている給仕さんやスタッフさんがいて、初めて価格を含めて成り立つものだと思います。ただおいしいだけで値段が高いレストランなら、それは一流とは言えないと思います。(男性/26才)安くてもおいしい店は沢山あるから。値段が高いのはむしろ雰囲気やサービスもかなり影響していると思う。(女性/25才)高くてもおいしくないこともあるし、安くてもおいしいところもある。場所代や内装費なども料金に反映されていると思う。(女性/29才以上)雰囲気はすてきだけど幾らなんでも高額過ぎ。味は当然美味しいけれど、唯一無二の特筆すべき味ではない。(女性/26才)おいしいものもあったけど、すべてがおいしいわけじゃなかった。メインの肉に関しては、油が合わなかったのか、母の具合が悪くなった。体調が良くないのもあったかもしれないけど、危うく救急車騒ぎになるところだった。(女性/26才)比例する部分もあるけれど、安くてもおいしいものもある。高いものは店の雰囲気代なども含まれているので、味や質だけの値段ではないと思う。(女性/27才)いい材料を使えば値段が高くなるのは間違いないけど、料理する人の腕によって変わると思うので、値段に比例するとは思わない。(女性/22才以下)雰囲気、場所代、サービス料も込みの料金だと思うので、高くても味は大したことない店が多い。(女性/29才以上)安くてもおいしいものはおいしいし、高くてもまずいものはある。やはりお店の雰囲気代とかもあると思う。(女性/28才)どちらともいえない!!比例する場合もあるが、安くてもすごくおいしい料理を提供してくれるお店もあるから。(女性/23才)確かにおいしかったので不満はないが、もうちょっと安いところでも同じくらいのものが食べられたと思うから。(女性/26才)雰囲気やお店のサービスなども料金に含まれてる場合もあるので、時と場合によると思います。(女性/26才)安くておいしいもの(特に地方にいけば)あるから。東京は土地代・人件費などで特に味がよくなくても高かったり、おいしくても高すぎたりする。(女性/29才以上)東京だと味がそこそこでも、場所がいいというだけで高いお店があるから。地方では安くても、取れたての食材を使った料理が楽しめるので比例することはないと思います。(女性/25才)経験上、安くてもおいしいところがある。高くても雰囲気はいいが、よく考えると料理はほどほどのところもあるから。(男性/29才以上)ある程度は比例するかもしれないが、安価なものでもおいしいものはたくさんあるし、好きな友人と好きな雰囲気の店で食べればそれだけでおいしく感じる。(女性/23才)気分の問題だと思う。安くておいしいものもあるし、店のサービスが悪くて、イラッとしておいしく感じないこともあるし。(女性/27才)ある程度は比例するかもしれないが、立地や雰囲気、接客などのほうが重要な要素だと思う。(男性/29才以上)お店の格式、雰囲気といった目に見えないものもお金に換算され値段に含まれていると思うので、料理=値段とはいえないと思う。実際「一流店」「老舗」であってもあまりおいしい店もあるし、逆に安くてもおいしいお店もある。(女性/28才)同じ値段の魚介類を用いたオムライスを食べたときに、都内で食べるよりも、旅先で食べた者のほうがおいしかった。料理の値段は、地価に左右されると思う。(女性/23才)ファミレスなんかは、料理の割に値段が高いので、原価に比べて利益率が大分高いのだろう、と思ってしまう。(女性/24才)ある程度はすると思うが、安くておいしいものもあれば高い割にそうおいしくないものもある。(女性/23才)料理の質が高くなればそれなりの値段がするのは当然だが、値段が高いからといって味や質がいい料理とは限らないから。(男性/28才)高くてもあんまりおいしくないものもあるし、安いからまずいというわけでもないと思うから。また、たとえ素材がいくら良かったとしても、作ってくれる人の心構えやサービスが悪いと、おいしく感じなくなるから。(女性/23才)値段が倍になってもおいしさは倍ほど変わらない。値段が高い料理は店の雰囲気にお金を払っているもの。(男性/27才)味や質がいいものを安く食べることは簡単である。しかし、その料理に対する情熱が値段と比例していると思う。(男性/25才)味に関してはお店によって差がでるので、一概に値段に比例するとは思えない。ただ、値段と質は比例しているように思う。(女性/29才以上)おいしくても手軽に食べられる値段をつけているお店もあれば、まずくても結構な値段をつけているお店もあるから。(女性/25才)3,000円~5,000円くらいのコースしか食べたことはないが、自分では高いと思っているのに、味付けが濃かったりお肉がそこまでいいと感じなかったりするので。(女性/24才)自分にその味が合うかどうかだと思うから。安くても、いい食材使っているところもあるし、高くても場所代がかかってるという場合があるから。(女性/24才)雰囲気やサービスであの値段になっているだけで、料理自体はそこまでではなかったから。(女性/29才以上)そのお店の立地条件、サービス、内装および外装などの料理以外のとこで金額がはねあがっていることが多いきがするから。(女性/24才)それなりの値段までは、味は値段に比例すると思うが、ある一定以上はいくら高くても値段に比例してまではおいしくならないと思う。(女性/29才以上)場所代もあると思う。近所のイタリアンはおいしいがお手ごろで、もし東京に出店したらもう少し値段を上げても良いと思う。(女性/29才以上)[出所] COBS ONLINE会員調査(調査期間:2009年9月8日~9月13日、人数:1,010名)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月23日つい先日、本好きの友人と話しているときに飛び出た疑問。「ミステリーとサスペンスの違いって、何なの?」。その後、友人たちと「人が死ぬか死なないか」「探偵が登場するかしないか」など色んな意見を交わすも、結論には至らず……。ミステリーとサスペンス。その決定打となるような違いとは、一体何なのでしょうか。非常に気になるので、調べてみました!まずは、コブス世代たちが持つ、ミステリーとサスペンスのイメージを調査!ひょっとすると、このなかから貴重な答えが見つかるかも?■「ミステリーは古い洋館の中で、なぜか1人ずついなくなっていくようなイメージがある。サスペンスはがけの上で人が追い詰められていたり、ちょっとお色気シーンがあったりする」(29歳/webコンサルティング)ミステリーのイメージは、アガサ・クリスティ作『そして誰もいなくなった』によるものなのでしょうか。サスペンスについては……、これって「火曜サスペンス劇場」じゃないですか!■「ミステリーは神秘的なイメージがあるから、誰も死なない。サスペンスは逆で、誰か1人は死んでしまう」(27歳/インストラクター)「誰かが死ぬ、死なない」というところで線引きをしている様子。でも、ミステリーと呼ばれるジャンルのもので、誰か死んでしまうようなシーンをみたことがあるような……。■「ミステリーは古典っぽいイメージ。でもサスペンスは現代っぽい」(28歳/ライター)こちらの方は、古典的か現代的かで線引き。ミステリーは、古い洋館で神秘的で古典っぽいイメージ。サスペンスはがけの上とお色気シーンがあって誰かが死んでしまうイメージがあるようですね。さて、ミステリーとサスペンスの違いとは?ミステリー・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版「東京創元社」広報担当者さんに聞きました!「ストーリーのなかに謎解きの仕掛けがあり、クライマックスへと近づくにつれ、読者たちに『そうだったのか!』と納得させてくれるのが、ミステリー。そういった謎解きの仕掛けがなくとも、ストーリーのなかで終始読者に『どうなるの!?』とアクションやスリラーで緊迫感や恐怖感、危機感を与え続けるのがサスペンスです」(東京創元社広報担当者)――謎解きがあるかないか、緊迫感や恐怖感があるかないか、という違いだったんですね。でも、ミステリーのなかにだって緊迫感を感じられるものもあるような……。「2つとも、物語を作る上で与えられているジャンルのこと。とはいえ、最近ではジャンルを大きくくくる人が多く、ミステリーとサスペンスを混同している作品が多々見られます」――ミステリーとサスペンスの線引きが難しいわけです!「例えば『刑事コロンボ』。この作品は、視聴者にとって犯人がわかるところからスタートし、刑事であるコロンボがその犯行を暴いていくという過程になります」――犯人がわかっているから、謎解きじゃない!?でも、犯行を暴いていく過程は、謎解きのような気がするし……。「コロンボが犯人を追い詰めていく緊迫感から、サスペンスとしてもとらえることができます。ですが、犯行を暴いていく過程としてはミステリーということに」――となると……、ますます線引きが……。「『刑事コロンボ』のように、ミステリーの要素もサスペンの要素も兼ねそろえているものも多いので……、作品で分けるのは難しいかもしれないですね(笑)」――ありがとうございました。なんとも奥深い、ミステリーとサスペンスの世界。『この作品は、ミステリー的な要素が強いのかどうか』なんて考えながら、本を読んだり映画を観たりするのも、楽しいかもしれませんよ?(吉住夏樹/プレスラボ)※うーむ。分かったような、分からなかったような。ただ、謎解きがあるかないかはジャンルを分ける上で大きなヒントになることは分かりました。(編集部・梅田)【関連リンク】東京創元社ミステリーとサスペンスの違いについて教えてくれた、東京創元社さんのオフィシャルサイト。面白そうな本がいっぱい「すずらん通り」って全国にあるの?なんで多いの?このミステリー、結末を知りたい
2009年10月23日まもなく公開を迎える『風が強く吹いている』に主演している小出恵介と林遣都から、シネマカフェに向けて独占メッセージが到着した!素人同然の陸上部員たちが箱根駅伝を目指す姿を描いた本作で小出さんは、リーダーとしてメンバーを引っ張るハイジを演じた。劇中の役柄そのままに、今後、俳優としても今後の日本映画界を引っ張っていくであろう小出さん。「いろんなことを背負って走っていく男の姿は美しくかっこいい」――。25歳とは思えない(?)、渋〜い声と落ち着いた口調で映画をアピールしてくれた。いや、声だけでなく、ぐっと大人っぽさの増したその表情にも注目!林さんが演じるのは天性のスピードランナー、カケル。林さんも劇中のカケルの如く、この映画に懸けた熱い思いを真っ直ぐに語ってくれている。2人とも、この動画で垣間見せている素顔も魅力的だが、もちろん映画の中で走る姿もほれぼれするほどかっこいいのでぜひお見逃しなく!『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。こちらの動画メッセージは、シネマカフェ内の「MOVIE GALLERY」でもご覧いただけます。MOVIE GALLERY小出恵介ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 真っ直ぐな眼差しの先林遣都インタビュー:coming soon■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?小出恵介『風が強く吹いている』インタビュー「男が何かを背負って走る姿は美しい」あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え目指すは箱根駅伝!『風が強く吹いている』試写会に50組100名様をご招待
2009年10月22日アンジェラ役のミカエラ・コンリンに続き、「BONES」恋バナ捜査に応じてくれたのはジャック・ホッジンズ役のT・J・サイン。ホッジンズはジェファソニアン法医学研究所に籍を置き、遺体についた虫や鉱物から犯罪現場の状況を割り出す専門家として、ブレナンらとチームを組んでいる有能な博士です。持ち前の反骨精神からか、政府が関わる(と彼が信じている)陰謀の追求にも余念がない変わり者、ホッジンズ。ほかのTVドラマだったら恋愛パートには一見無縁そうなキャラのホッジンズですが、そんな彼にも大きなロマンスが訪れ、シリーズを通して語られていくのが「BONES」の「BONES」らしいところ!彼は同僚のアンジェラと真剣な関係を築き、なかなか発展しないブレナンとブースを差し置いて結婚へとこぎつけます。しかし、シーズン4ではホッジンズとアンジェラにまさかの展開が…。「シーズン1のラストで、ホッジンズとアンジェラは互いを知るようになり、シーズン2で互いをもっと好きになる。それからは彼が彼女にプロポーズし、またプロポーズし、そしてまたプロポーズする状態だったよね(笑)。なのに、彼らはシーズン4の冒頭で、ある変化の時を迎えてしまう。でも、ホッジンズはいまもアンジェラをとても愛しているんだ。いつだって彼はアンジェラが自分の元に戻ってきてくれることを願っているんだよ」。「アンジェラ役のミカエラとはものすごく仲良しだから、彼女と恋愛関係を演じるのはすごく楽しい」とも語るT・Jですが、アンジェラに対するホッジンズの愛を実感できる重要なシーンがいまも心に残っていると言います。「シーズン2で、ブレナンとホッジンズが生き埋めにされる事件が起きただろう?あの事件の最中、恐怖に駆られたホッジンズは仲間のブレナンに心を開き、本音を告白したんだ。アンジェラへの愛という本音をね。それはホッジンズにとって、とても大きな成長だったと思う。その後、彼は気持ちを一層強めていくんだ」。ホッジンズの想いをとうとうと解説するT・Jの姿は、アンジェラを愛するホッジンズそのもの。何だかキュンとしてしまいます。果たして、彼にハッピーエンドは訪れるのでしょうか?「今後ふたりの間に何が起こるか、あまり明かすことはできないけれど、エキサイティングな何かが起きることにはなっているよ。僕自身は元通りの関係に戻ってほしいと願っている。とにかく彼は彼女に夢中だからね。ただ、恋人同士の関係においては、ある程度の余白を保つことも時には大事。ホッジンズとアンジェラ、ブースとブレナンの間には、これからもたくさんのことが起こるだろうね。ふたつの男女関係が、互いを興味深いものへと引き立てる役割を果たしていくんだ。だから、たくさんのことが起こるんだよ(笑)」。ところで、T・J自身は日本が大好きで、3年前のクリスマスには妹さんと一緒に東京を旅したのだとか。「銀座や新宿、六本木に行ったよ。六本木ヒルズなんて大好きだね!また行きたいな…」だそうですよ。最終回となる次回はいよいよブレナン役、エミリー・デシャネルの登場!頭脳明晰ヒロインが恋バナを炸裂させます!(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.123「BONES」恋バナ!捜査ファイル第3回シネマカフェ的海外ドラマvol.122「BONES」恋バナ!捜査ファイル第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル骨だけが真相を知る!ドラマ「BONES」特製マグカップを3名様にプレゼント
2009年10月22日まもなく劇場公開を迎える『僕の初恋をキミに捧ぐ』が21日(水)、開催中の東京国際映画祭で上映され、あわせて主演の岡田将生と井上真央、新城毅彦監督による舞台挨拶が行われた。映画は、青木琴美による漫画を原作に、限られた時間の中で愛に生きる若いカップルの姿を描いた純愛ストーリー。岡田さんが登場すると、会場は黄色い声援でいっぱいに。「まーくん!」という声援に岡田さんは「はい、岡田将生です(笑)」と返し「季節の変わり目に、この日を迎え…えーと…来ていただいてありがとうございます!楽しんでいってください」と少し緊張気味に挨拶。井上さんも「真央ちゃん!」という声に「はい、真央です」と笑顔で応じ「この作品を通じて、いろいろ考えさせられました。(劇中の)2人のようにタイムリミットがなくても、一生懸命に生きることや人を愛することの大切さをご覧になっていただくみなさんに感じてもらえたら嬉しいです」と語った。続いて、話題は土曜日に行われたグリーンカーペットに。監督は「すごく緊張しました。それと、岡田くんと井上さんの人気がすごくて、2人のすごさを初めて実感しました」と感想を語った。井上さんは、監督の言葉に笑顔を浮かべ「車で待機しているときから、2人(岡田さんと監督)がすごく緊張してて、それがこっちにも伝染してきました(苦笑)。ドキドキしましたが、(岡田さんが)素敵にエスコートしてくれました」と岡田さんに“合格点”を与えた。岡田さんは「すごい緊張しましたが(苦笑)、自分らしさが出せたかな、ちゃんと井上さんを引っ張れたかな、と思います」と言いつつも、そのときの様子を思い出したのか、かなり照れくさそう。最後に一言ずつコメントを求められると、井上さんは「胸を痛めるシーンもありますが、ひとつの希望を見出せる作品になってます。それぞれの純愛を感じてくれたら」とアピール。岡田さんは「(舞台挨拶の)締めという大役を任されまして…まあ締めというのがどういうものかイマイチ分かってないんですが(苦笑)。素直に観て、心の中に何かが残ってくれたら嬉しいです」と呼びかけた。『僕の初恋をキミに捧ぐ』は10月24日(土)より全国東宝系にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日YAZAWAがグリーンカーペット&舞台挨拶に参上!ミュージシャンの矢沢永吉の歩んできた軌跡を追ったドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』が10月21日(水)に東京国際映画祭で上映された。上映前には、矢沢さんのためだけに劇場前にグリーンカーペットが敷きつめられ、多くのファンの声援に受けながら矢沢さんは堂々とカーペットを闊歩。続いての舞台挨拶では、初めての経験に少し戸惑いを見せながらも、熱烈な観客たちの声援に応えた。舞台上で矢沢さんは、苦笑いを浮かべながら「(初の舞台挨拶は)落ち着かなくて、手を前で組んだり、“いい人”になってしまうんですね」とコメント。30年前のインタビューの映像の中の自分について「『何て生意気なヤツ!』って思いましたね。青くて、生意気で言いたいことスパンって言ってる。いま思うと恥ずかしいくらいです。あぁ、これがあのときの自分か…という気持ちでした」と少し照れくさそうにふり返った。増田久雄監督は、この映画を作ることになったきっかけについて「18年ぶりに永ちゃんと一緒に『RUN & RUN』(※1980年に製作された、増田監督のプロデュースによる矢沢さんのドキュメンタリー作品)を観たんです。隣りにいまの永ちゃんがいて、スクリーンに30歳の頃の永ちゃんがいて、ブレてないんですよ。でも変わった部分もあって…理屈じゃなく、1年追いかけたくなったんです。そのつもりが2年追いかけてしまいました」と語り、「野球のクライマックス・シリーズの巨人vs中日が気になってる人もいると思いますけど、この映画を観たら、永ちゃんについて語りたくなって、野球のことなんて忘れると思います」と自信満々。さらに「(映画を観て矢沢さんの良さが)分かんなかった人は、僕のとこ来てください!勝負するので」とも。監督の発言に隣りの矢沢さんも驚いたような表情を浮かべつつ、笑っていた。「(劇場で)フィルムで観て楽しんでください!」と呼びかけ舞台を去っていく矢沢さんに、客席のあちこちからは熱烈な「永ちゃん」コールが響き渡った。『E.YAZAWA ROCK』は11月21日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催E.YAZAWA ROCK 2009年11月21日より全国東映系にて公開©2009 映画「ROCK」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日映画『君が踊る、夏』の製作発表会見が22日(木)、東京・グランドプリンスホテル赤坂で行われ、主演の溝端淳平、共演の五十嵐隼士が高知の踊り、よさこいをマスターするまでの苦労話を語った。プロカメラマンになる夢を抱え上京した若者・新平(溝端さん)が故郷の高知に戻り、よさこい祭りに打ち込む夏を通じ成長する姿を描く青春ドラマ。9月22日(火)から10月22日(木)まで高知ロケが行われ、残りの東京での撮影を経て完成予定。よさこい祭りの実力派チームを率いる先導役、纏(まとい)で約2メートルある旗を振って踊る役どころの溝端さんは、「旗が結構重いので毎日振っていると肩が上がらなくなりアイシングしたり、ただ踊るのではなくカッコよく踊らないといけないし、祭りの雰囲気も出さないといけないので、ビデオを見て研究しました。毎日2〜3時間、最高で5〜6時間練習したのでホテルに帰って寝るだけでしたね。でも僕よりもっと寝ていないスタッフさんが手伝ってくれたので、踊りシーンが終わった後は感動で涙が出ました」と猛特訓の日々を吐露新平の親友で同じく纏を務める司役の五十嵐さんは「2曲踊らせてもらい、1曲は東京で覚え、2曲目は高知に行って教えてもらったんですが、先に高知入りしていた淳平がもう踊れていて『なんで淳平踊れんの?』と。淳平は撮影がビッシリで夜中に2〜3時間練習していたから、俺が足を引っ張るのは嫌だなと思って、淳平を見ながら練習しました。あと、DVDを作ってもらい、ipodに入れて暇さえあれば寝ている間も(よさこいの)音楽を流していました。踊りの先生から『睡眠学習してください』って言われたので…」。すかさず「そうそう、ちょっと聴き過ぎてこの曲嫌だなと思うことがありました」と本音をこぼす溝端さんの顔を見ながら、五十嵐さんも「心地いいときと嫌なときがありましたねぇ…とにかく練習はいっぱいやりました」と本音。2人で苦笑いしてみせた。一方、高知ロケのエピソードについて五十嵐さんは「食べ物がとにかく美味しかった。(共演の)高島(礼子)さんに連れて行ってもらった店がすごい美味しくて、80センチくらい、触角だけで1メートルくらいありそうな伊勢エビが出て」。またすかさず溝端さんが「そしたら、そこの大将が『奢りだ!』って言って…」とふり返り、今度は2人で楽しげな笑顔。共演の子役・大森絢音も「あたし、本当は魚介類があまり食べられないんですが、かつおに挑戦したらすっごい美味しかったです」とオヤジばりのトークで、共演陣の笑いを誘った。溝端さんの恋人役は、『20世紀少年』で女子高生・小泉響子役を好演した木南晴夏。初共演となった木南さんについて、溝端さんは「役では同じ年ですが実際は4つ上で、大人になりきれていない僕を優しく包み込んでくれて、飾らない素敵な女性です。本当にすごく話が合うので男友達みたいだなー、男だったらよかったのに、って思っていたんですけど。いい友達というかいい姉さんです」と絶賛。木南さんは照れ笑いしつつ「みんなに話しかけてくれる、本当に人懐っこくて子犬のような人です。でも恋人役としては、纏を振っているときはホントにカッコよかったです」といいムードを漂わせた。さらに、司の母親役の高島さんは「最近20代の子持ちの母親役を違和感なく演じられるようになりました」とお茶目な発言。香月秀之監督も「踊りのシーンで踊り子さんたちが最初は『セリフはないの?』とかブツブツ言っていたのでどうなるかと思いました。でも『お前らを信じているぞ』と歯の浮くようなことを言って、言わないと付いてこないかと思って。で、セリフを考えたりみんなの顔が映るようにしたんです。そしたら(出来が)良かった。泣きたかったけど、泣かない方がかっこいいかな?と思って我慢しました」とユーモアたっぷりに語っていた。『君が踊る、夏』は2010年秋、公開予定。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:君が踊る、夏 2010年秋、公開予定■関連記事:溝端淳平がよさこいを踊る!本場・高知を舞台にした青春ムービー製作決定
2009年10月22日義父母がシンドイんです!
私のママ友付き合い事情
半分夫