くらし情報『日本作品、韓国で大人気! ジャパニーズホラーに現地からは「人間の方が怖い」』

2011年7月20日 15:40

日本作品、韓国で大人気! ジャパニーズホラーに現地からは「人間の方が怖い」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

韓国・富川市で開催中の第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭。『漫才ギャング』の品川ヒロシ監督、『電人ザボーガー』の井口昇監督、『ヘルドライバー』の西村喜廣監督、『おんなの河童』のいまおかしんじ監督ら、日本からも多くの映画人が参加しており、日本映画のチケットはほぼ完売するという人気ぶりだ。

『漫才ギャング』の上映後、観客からの質問に答えた品川監督は、「反応が良くてとても嬉しい。日本とは違う場面で笑うので、顔は似ているけれどやはり韓国は外国なんだなと感じます」と語った。また、石原貴洋監督の『バイオレンスPM』の上映には、昨年のプチョン・グランプリを獲得した『ビー・デビル』のチャン・チョルス監督が参加し、「深い余韻が残る作品でした」と作品を賞賛していた。

また今年は「Jホラー最終章」と題して、怪談映画の巨匠といわれた故・中川信夫監督の『憲兵と幽霊』(’58)から、現在に至るジャパニーズ・ホラーの歴史をたどる特集も組まれている。『恐怖』の高橋洋監督、『リング』の中田秀夫監督と一瀬隆重プロデューサー、『死ね!死ね!シネマ』の篠崎誠監督らによる、パネル・ディスカッションも行われた。

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