■totto料理に欠かせない、こだわりの食材
そんな黄川田さんが子育てするなかで、自然と手にするようになったのが環境にも体にも優しい食材。
月に1回注文しているというのが、古来種と呼ばれるその土地で代々受け継がれてきた野菜のみを販売する八百屋さん、
「warmer warmer(ウォーマーウォーマー)」の
古来種野菜です。
左上から、うえだみどり大根、とってき1号、小口大根、うえだみどり大根、飛騨赤かぶ、黒田五寸人参 左下から、人参芋、菊芋
「おいしくて安全なのはもちろん、昔ながらの野菜のおいしさや形を子どもたちに感じてほしいと思います。『こどもレストラン』でも古来種野菜のことを伝えていきたいと思って、お話を聞かせてもらったのをきっかけに、イベントでもご一緒したりしています。内容はおまかせなので、毎回何が届くのか楽しみ。
丁寧に食べ方まで書いてあって、生産者をすごく大切にしているのがわかる。ただ買うのではなく、そういう方から買いたいなと思います。本当においしいし、難しい名前や珍しい色の野菜も多く、勉強になります」
また、ずっと愛用しているというのが子どもでも安心して食べられる、
「ゾネントア」のオーガニックカレーパウダー。
「辛味成分のカイエンヌペッパーが入っていないので、子どもでも大丈夫。2歳くらいから使っています。カレールーとして使うのはもちろん、チャーハンに風味付けに使うのにおすすめです」
■器も洗剤も、子どもにいいものを知ってもらいたい
料理を彩る器も、黄川田さんらしいセレクト。
「食器もごはんの時間を楽しむアイテムとして使ってほしい」という思いから選んだ
和食器は、どこか洋風な佇まいです。
「洋食器も好きですが、やはり日本人だから、和食器の良さも小さいときから体感してくれるといいなと思っています。モダンなデザインが好きなので、和食だけではなく、洋食を入れても合いそうなものが多いですね。手前左のブルーのものはヨーロッパな雰囲気ですが、沖縄のやちむん。子どもたちの丼物に使ったり、右側にある益子の作家さんによる湯飲みは、湯飲みとしては大きいのでスープを入れたりします」
また、
木工製品も欠かせないアイテムなのだそう。
「
わっぱなど、昔から代々作られている民芸品のような器が好きです。焼き菓子を入れたり、ピクニックに持って行ったり。高価なのでたくさんは買えないけれど、その分大切に使えるかなと思います。よく使う
『角田清兵衛商店』さんのヒノキをくりぬいたお弁当箱は香りもよく、デザインも素敵です。子どもたちにも実際に使って、感じとってもらいたいと思っています」
日頃から使うもの、そのものの良さを子どもたちに伝えたいと考えている黄川田さん。食器洗いには
「ヤシノミ洗剤」を愛用しているのだとか。
洗った後の排水は、微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解。地球にもやさしいエコロジーなヤシノミ由来の洗剤。
「仕事柄洗いものをすることが多いのですが、『ヤシノミ洗剤』は植物由来の成分で余計なものが入っていないから、全然手荒れしないので気に入っています。しっかりあらえる上に、洗った後の排水も地球にやさしいだけでなく、植物原料の調達にまで配慮していると知り、改めて使い続けたいなと思いました。」
無香料、無着色で、食器に洗剤の香りうつりがないので、料理の邪魔にならないのがうれしい。 ヤシノミ洗剤 本体(ポンプ付き 500ml/400円)、詰替え(480ml/270円)