子育てや仕事をしながら、生活を楽しむ先輩たちがお手本
仕事と子育ての両立するために、お義母さんや両親、友だちなど、
周りの人たちに救われていると話す志津野さん。
「ここ湘南には、母くらいの世代の素敵な人が、周りにたくさんいて、何かあったら駆け込みます(笑)。
気分をリフレッシュしたいとき、ランチに行ったり話したりすることで、救われています。親も含め、人生の先輩方が
生き生きしているので、見習って、子どもに残せるようにしたいですね」
スタジオの下に暮らすお義母さんが、豆乳プリンの差し入れ。お手本になる大先輩です。
「この辺りに住んでいる人たちって、楽しそうなんです。親世代も、おばあちゃん世代も食べるのが好き、遊ぶのが好きで楽しんでいるから、私も頑張ろうって思えます。おばあちゃんたちのカルチャーがあって、若者のカルチャーがあるから、それぞれ刺激になっていますね。話すことはもちろん、そんな姿を見ているだけで参考になるし、頼りになります」
「本当に人と自然に恵まれていますね。海と自然と気持ちの良い場所が好きな人が集まって繋がるから、付き合いが長く続きますね。この場所じゃなかったら、私の子育て、今の生活は成り立たなかったなと思います」
さらに、
海の家の存在も大きいと話す志津野さん。
逗子海岸映画祭での食事会の様子。©︎ AMIGO KITCHEN
「夏休みには、娘はよく友人の働く海の家に遊びに行きます。お姉ちゃんたちにいろいろなことを教わり、年下の子と砂浜で遊ぶ。うらやましい環境です。
その間、私は仕事をすることが多いのですが、子どもたちが砂浜を走り回っているのを思い浮かべ、早く一緒に遊びたいなと思いながら、自分の時間に集中できるのは、とてもありがたいことだと思っています」
子育てや仕事を一緒に楽しめる、
仲間の存在が、志津野さんがやさしいママでいられる秘訣。なかなか時間が取れない中で、むすびちゃんと過ごす時間が何より大切だといいます。
「徹夜でボロボロになることも多いですが、
子どもとデートすることが、息抜きになっています。学校も絶対休みたくないというし、どんどん一緒に出かけてくれなくなったので、ときどき美術館や温泉に行ったり、二人で出かける時間が大切です。
娘はおかげさまで、のびのびと成長しています。安定した生活ではないですし、未来は明るいとは言い切れない世の中で、子どもに何を与えて残してあげられるか、そして家族、友人といかに楽しく生きていくかを目標にしていきたいです」
最後に「ラカントS」を使った、朝食にぴったりのイチゴジャムとスコーンのレシピを教えていただきました。
「前日のうちに粉類を混ぜ、朝起きてから水分を加えて、スコーンを焼いている間にジャムを煮ると、1時間以内にできあがります。スコーンが温かいうちに、できたてのジャムをたっぷりのせて食べてくださいね。クロテッドクリームやマスカルポーネがあると、さらに美味しいです」
■志津野さんちの「イチゴジャム」と「スコーン」の作り方
<作りやすい分量>
●イチゴジャム
・いちご 500g
・ラカントS 150g
・りんごジュース 100g
・粉寒天 0.5g
1、いちごにラカントSをまぶして鍋に入れ、りんごジュースを加えて火にかける。
2、煮詰まってきたら粉寒天を入れ、ひと煮立ちして火を止める。
●スコーン
a
・薄力粉 180g
・全粒粉 20g
・ベイキングパウダー 10g
・無塩バター 60g
・ラカントS 10g
・塩 1g
b
・牛乳 100ml
・卵 1個
1、aを軽く混ぜ、1cm角に切って冷凍したバターとラカントS、塩を入れ、粉チーズのような状態になるまで、カードで手早く切り混ぜる。
2、冷やした b を混ぜ合わせ、1 に少しずつ入れる。混ぜ合わせ、ひとまとめにしたら、冷えた手で軽くこねる。
3、打ち粉をした台に乗せ、約2cmの厚さに伸ばす。直径6~7cmの丸い型で抜き、上面に牛乳(分量外)を刷毛で塗り、あらかじめ190度に温めたオープンで、20〜25分焼く。
取材/文:赤木真弓 撮影:藤田二朗
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