大掃除しない宣言! 「週末1時間のパーツ掃除」が年末を制す

12月に入り、そろそろ年末感が漂ってきました。年末といえば、クリスマスに忘年会、カウントダウン、そして大掃除。長期休暇に入ってから一度に片づけるつもりが、思うように進まず結局タイムアップ、なんて経験はありませんか?

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ⓒdidesign‐stock.adobe.com



そんな働くママのために、無理なく、効率よくできる大掃除のコツを、お片づけのプロ・整理収納アドバイザー本田和さんにうかがいました。

■早めの「パーツ掃除」で大掃除プレッシャーから解放!

3人のお子さんを育てながら、お片づけアドバイザー、パーソナルスタイリストとしてお仕事をされている本田さん。まずは大掃除についてうかがってみると…。

「近年のお片づけ界では、早めの大掃除が主流になってきています。年末はあわただしいですし、寒いなか窓を開けはらって掃除するのは大変ですよね。なので、過ごしやすく動きやすい早い時期に大掃除を始める方が増えているんです。本格的に寒くなる前の方が、油汚れも落ちやすいですよ」と、本田さん。

なるほど、早めにはじめる大掃除にはメリットがいっぱいありそうです。とはいえ、子育てとお仕事を両立しているママはまとまった時間が取りづらいことも。
また、これは筆者の場合ですが、いざとりかかると一種のお掃除トランス状態になり、あちこち手をつけては結局収集つかなくなった! なんてこともありまして…。

手際よく大掃除を進めるコツがあれば教えてください。

「それなら、たとえば週末の1時間など時間を決めて、パーツごとに掃除するとよいかもしれませんね。キッチンなら『今日はコンロ周りだけ』『来週は食器棚の中を』など、同じエリア内でもパーツに分ければ、短時間でお掃除できますよ」(本田さん)

パーツに分けて、少しずつお掃除をすれば、ただでさえあわただしい年末の「大掃除をしなきゃ…」プレッシャーから解放されそうです。

■年末までに終わらせる! 「パーツ掃除」スケジュール

わが家でも本田さんのアドバイスをもとに、「早めにはじめるパーツ掃除」のスケジュールを立ててみることに。
まずは、日頃気になっている箇所の洗い出しからはじめてみました。

<2017年、コミヤ家で大掃除したいところ>
・窓、網戸
・ベランダ
・アプローチのタイル、玄関ドア
・キッチンの換気扇フィルター
・洗濯機の下
・お風呂場の水垢(蛇口、鏡)
・部屋のドア周りの汚れ
・子ども部屋のいらないもの仕分け(文具、本、おもちゃ)
・加湿器、空気清浄機のフィルター


続いて、週末を中心に、1時間を1コマとして割り当ててみます。
コミヤ家スケジュール
実施したのは11月。
カレンダーの水色の部分が掃除のスケジュールです。書き出してみるとけっこうな数となったお掃除箇所に、年末までに終わるのか…と不安がよぎりましたが、夫や子どもたちと分担すれば、週末1時間でもここまでできることがわかりました。

ちなみにわが家では、スマホのカレンダーアプリで夫と予定を共有しています。家族にやっておいてほしいことを入力しておけば、私が外出中でも夫のスマホに予定が通知されるので、うっかり忘れの防止に役立っています。

働いていたり、小さいお子さんがいたりしてまとまった時間が取りづらいママや、どこから手をつけたらいいか悩ましいママは、お掃除箇所の洗い出しと小分けのスケジューリングをしてみると良いかもしれません。

<お話をうかがったのは…>
本田さんプロフィール画像

▼本田 和さん
パーソナルスタイリングサロン「フルリール」主宰。整理収納アドバイザー1級、ルームスタイリスト1級。自宅を開放してのお片づけセミナーや、骨格、パーソナルカラーに基づいたパーソナルスタイリングを手掛ける。

6歳、4歳、2歳のお子さんのママ。

HP:フルリール


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