2020年12月13日 20:15
職場でカラダの関係… 女性が語る「不倫のキッカケ」【昼顔妻の告白 前編】
恋愛をするなら、穏やかで楽しく幸せでありたいはず。わざわざ茨の道を進むような人は少ないでしょう。それにもかかわらず、不倫という関係に堕ちてしまう人もいます。そこにはいったいどんな心理が働いているのか。綾香さん(仮名・32歳)に、不倫に至るキッカケや経緯を交えて体験談を語ってもらいました。
文・塚田牧夫
不倫相手との出会いは?
「4年前に結婚して、夫と2人で暮らしています。家から電車で2駅の小さなクリニックで事務をしています。そこには患者さんのほかに、製薬会社の人もよく出入りするんですね。
そのなかのひとり、和樹さん(仮名)という男性が、私がのちに不倫に堕ちる相手です。
彼は当時、入社2年目の24歳。学生時代に柔道をやっていて、ガッチリとした体型。ドアを開けて入ってくるとき、“おはようございます!”と大きな声で挨拶する姿が印象的な好青年でした」
惹かれたポイントはどこ?
「出入りしている製薬会社の方は何人かいたんですが、なかでも和樹さんは先生のお気に入りでした。先生も元柔道経験者で、体育会系だったので、馬が合ったんでしょう。
彼は先生の部屋に入る前も、“失礼します!”と大きな声を出すんですが、先生から“声が小さい!”と冗談交じりに言われ、何度かやり直す様子がなんだか可愛くて……。