私は悪くない、彼が悪い! 「彼への不満やイライラ」簡単解決法
少し具体例を出して解説していきます。ケンカをしたとき、「彼が〇〇してくれない」「彼があの時ああ言ったから」「彼がいつもこうだから」と、相手の落ち度ばかりを責めたくなるときがあります。これは無意識に「相手が悪い、私は悪くない」という二軸で物事を見ることで出てくる言葉たちです。
こうした「私は悪くない!向こうが悪い」の精神でケンカをしたり話し合いをしたりすると、恋愛はよくない方向に進んでいきます。よくない方向とは、彼がどんどん心を閉ざしていったり、あなたが指摘した「悪者」というレッテルの通り、態度や言動がさらに悪くなっていったりします。
その結果、待っているのは当然良い未来ではありません。彼に対して「〇〇してくれない」といった不満を抱くことが多い方は、本当にそれは彼がしてくれないせいなのか、冷静に状況を振り返ることをおすすめします。
被害者意識を抱く心の底にあるもの
「彼が〇〇してくれない」
こうした態度と心の動きをもう理解するために、具体的なエピソードをふまえて解説していきます。
A子は同棲している彼が全然家事をしてくれないことにイライラしていました。A子が頼んでも彼は「後でね」