私は悪くない、彼が悪い! 「彼への不満やイライラ」簡単解決法
と生返事をするし、たまにやってくれても適当で大雑把。結局A子がキレるか、仕方なく自分でやり直すかのどちらかだと言います。
A子は当然「彼が家のことを全然してくれない!」と周りに愚痴りますが、果たしてA子の言う通り、彼が全面的に悪いのでしょうか。
今回の仕組みになぞらえると、もちろん答えはNO。ここでの問題は、言葉は悪いですが、A子は「勝手に彼に対して家事を期待している」のに対し、彼はA子からの期待を理解していないか、そもそも期待に答える気がないという認識のズレが生じています。これが2人の間で起きている認識のズレという問題です。
やるべきは、どちらが悪いかを決めつけ合うのではなく、家事に対する期待や認識のズレをお互い言葉にして共有することです。その上で、2人が納得できる新しいやり方を見つけることが、幸せへの最適解と言えます。
しかし、「私は悪くない」という視点で物事を見ていると、いつまでたっても「悪いあなたが変わるべき」という主張を変えることができません。被害者意識を持つことで物事をずっと同じ視点で見続けてしまい、幸せな解決へ向けた進みを止めてしまうのです。
被害者意識を手放して幸せな恋愛を続けるために
気づきにくいけれど実はやっかいな被害者意識。