昔の日本はエロい女子がモテた!? 神話、古典文学に学ぶ女子の恋と性
■性を巡る日本の文化がわかる案内書
『性タブーのない日本』(橋本治/集英社新書)
著者の橋本治さんは、清少納言の『枕の草紙』を現代語訳し、その斬新さが話題になった作家さん。さらに『平家物語』の訳も手がけるなど、古典には造詣の深い方です。
そんな橋本さんの著書『性タブーのない日本』は、歌舞伎や浄瑠璃、絵巻物などのエロティックな表現を掘り下げて、日本人を大胆に分析しています。
もっと古典の世界を深く知りたい!と思ったら手に取ってみましょう。男性作家さんならではの視点もあり、なるほど!と感じる部分も多い一冊です。
■昔の日本人って……
どの本も楽しく読めて本当に勉強になりますよ。そして、ページをめくっているうちに「なーんだ、昔の人も同じだったんだ」と少し気持ちが楽になったりも。参考にすれば、恋にまつわるモヤモヤや不安も晴れそうです。
それにしても、神話の世界から江戸時代まで……日本人って本当にエロが好きだったんですね。もしかしたら、あなたや周りの人たちもその遺伝子を受け継いでるかも!?
ライタープロフィール天野 りり子
ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
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