何かあればすぐSNSに投稿するママ友A子がいます。社交的でだれとでも仲良くなれるタイプの彼女は、SNSをアップする頻度も高く……。けれども、A子の息子の誕生日会後に、まさかこんなSNSトラブルが起こるとは思いもよりませんでした――。 ママ友の息子の誕生日会にてママ友2人とその息子たちと一緒に、ママ友A子の自宅に集まり、A子の息子の誕生日会をしました。A子の自宅は新築でおしゃれなので、どこで写真を撮っても絵になります。 大人も子どももたくさん写真を撮ったので、絶対に今夜A子はSNSに投稿するだろうと私は思っていました。 ママ友のSNSを見てびっくり…夜に投稿された、A子のSNSを見てびっくり! 他のママ友R美が持っていたブランドバッグの写真を、大体的にアップしていたのです。しかも、「息子ももうすぐ小学生!このバッグとも長い付き合い」のような、R美のバッグがあたかも自分のものであるかのようなコメントをつけていました。「おいおい、それあなたのじゃないよね!?」と心の中でツッコむ私。 R美もA子のSNSを見たようで、無断で投稿された!と私に連絡してきました。当日A子は、R美のバッグを「私も欲しい!」「かわいい!」などとベタ褒めしていましたが、まさかここまでするとは……。R美も心底呆れている様子でした。 他人のバッグを自分のもののようにSNSにアップしてしまうママ友A子に、正直ドン引きしました。そこまで見栄を張ってどうしたいのか、私には彼女の気持ちはわかりません。この投稿以来、家を行き来するような深いお付き合いは無理だと感じ、ほどよい距離感を保つようになりました。 イラスト/はたこ著者:鬼頭いちか
2024年03月19日夫は子育てに積極的ではなく、ほとんど私がやっていました。そんな夫ですが、外出先やSNS上ではイクメンを演じます。ある日、私の育児を見ていた夫がその様子をSNSに投稿して……。 予想外の反応が返ってきて…息子が1歳になったばかりのころ。夫は外出先とSNS上ではイクメンを演じ、家では育児をまったくしませんでした。ある日、外食をしたとき。食事が終わった息子の口を拭こうとしましたが、ウェットシートを切らしていました。仕方ないので、赤ちゃん用のおしりふきで拭くことに。 その日の夜、夫のSNSの投稿を見ると「うちのはおしりふきで息子の顔面を拭いてる!信じられん!汚いな!」と書かれていました。まさかの投稿にイライラした私は、友人に電話で愚痴り……。後日、SNSをみるとおしりふきの投稿が削除されていました。 共通の友人から聞いたのですが、夫の投稿に非難コメントが押し寄せたらしいのです。「育児してるの?」「代用はできると思う。知らなさすぎでは!?」といったメッセージもあったらしく、その話を聞いた私はスッキリ。知らないところで痛い目に合った夫は、家でも育児をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ おしりふきは災害時、入浴できないときとにも使えると注目されています。“いざ”というときのために備えておきたいですね。 イラスト/シュー子著者:黒井瑞樹
2024年03月18日私は友人関係である悩みがあります。それはSNSで頻繫にモテ自慢をする、古くからの友人についてです。友人は結婚しており、子どももいます。ママであり既婚者の友人が、なぜモテ自慢をするのか不思議です。同時に私は、とても不快な気持ちになっていってしまい……。友人の投稿をミュート設定にそもそも、この友人とは幼稚園生のころからの付き合い。お互いの結婚式には参列し、遠く離れた場所にいてもSNSを通じて良い関係を築けていました。しかし、あるときから友人がSNSに「またナンパされた! ママになってもいけるってことだね」「元カレからまた連絡きた」といった男性関係の投稿をたびたびするように。 かと思いきや、家族の仲むつまじい投稿。しかし、友人がご主人以外の男性に抱きついた写真をアップ。私の中で不快な気持ちが募ってしまい「あ、もうダメだ」という結論になったのです。私はミュート設定をし、友人の投稿が目に入らないようにしました。 本来ならば、完全にSNS上の関係を断ち切るブロックの選択が正しかったのかもしれません。しかし、古くからの付き合いで友人の良いところもたくさん知っていますし、実際に会った際にはモテ自慢は気になりません。そのため、友人の投稿を見なければいいだけだと思い、ミュート設定だけにして、そっとSNSを閉じました。 友人は良い人なので、また縁があって再会すれば、仲良く話すことができるかもしれません。しかし友人のSNSだけは、何を見ても不快に感じてしまう私。もちろん、SNSに投稿する内容は自由ですし、価値観や生活水準の違いは仕方ないことです。SNSにとらわれることなく友人の良いところに目を向けて、私は自分軸を大切にしていこうと思った出来事でした。 イラスト/ミロチ著者:都 うめこ
2024年02月25日2023年、最愛のパートナーであるryuchellさんを失ったpecoさんは、今もYouTubeやSNSを通して、発信活動を続けている。そして2024年2月には、彼女の半生をつづった初のエッセイ『My Life』が発売された。本に書かれているのは、pecoさんのこれまでの人生や、ryuchellさんや息子さんへの想い。けれどこの本は、pecoさんのことをよく知らない人にも読んでほしいと思った。彼女が語る色々なエピソードから考えさせられたのは、アイデンティティを持つことの大切さや、多様性の受け入れ方、そして、SNSとの向き合い方。私たちがこの先誰かを傷つけたり、それに傷つけられたりしてしまうことを少しでもなくすために。【この本を読んで分かること】・pecoさんのような「強い心」を持つ方法・pecoさんが「自分らしくいられる」理由・SNSの発信だけでは分からなかった、pecoさんの本当の気持ち■pecoさん流・どんなことがあっても前を向くコツpecoさんの初めての著書『My Life』は、ryuchellさんがご存命だった頃に書かれた本なのだという。パートナーであるryuchellさんから性に関するカミングアウトを受け、お互いが納得できる“新しい家族のかたち”としての一歩を進めていた2022年から、この本を世に出す準備をしていたのだそう。本に書かれているのは、pecoさん自身の『My Life』だ。pecoさんが大切にしてきた家族の話や、飼っている保護犬のこと、子育てのこと、そして、ryuchellさんのこと。2022年時点のpecoさんがこれまでを振り返る半生記だが、さまざまなエピソードを通して、彼女の考え方や課題との向き合い方、多様性との向き合い方などにも触れられていく。当時、pecoさんが実践しようとしていた“新しい家族のかたち”については、世間の中でさまざまに憶測され、彼女を心配するような声もあれば、糾弾するような声も上がっていたように記憶している。しかし本では、彼女の決めたことへの覚悟や、自身が何か選ぶ時の責任について、彼女自身の言葉で書かれていた。第1章の一節には「結婚も出産も……覚悟を持って決めた」ともあり、彼女がどれだけ強い責任感を持って、結婚や出産という道を選んだかも語られている。キャリアや結婚など人生において何か決断を迫られた時、自分はそこまでの覚悟を持ってその道を選ぶことができるだろうか。思い返せば楽しそうだから、と軽い気持ちでその道を選んでしまうこともあった。ただ、pecoさんはそこに強い意志があったのだと、ひしひしと伝わってくる。だからこそ、pecoさんはryuchellさんと生きていくための道を模索し続けられたのだろうし、心が折れきってしまうこともなかったのだと思う。そんなpecoさんのことを「ポジティブで強い」と捉える人もいるかもしれない。けれど、ポジティブでいるコツというか、ポジティブな人がポジティブでいられる理由みたいなものが、pecoさんが語るさまざまなエピソードから伝わってきた。どんなことがあっても「これが自分の選んだ道なのだ」という覚悟を持つこと。その上で、時に自分にツッコミを入れながら、悲しみを怒りに昇華させ、くよくよと悩みこみすぎないこと。こういったpecoさんの考えに触れてみると、なるほど、真似してみたいなと思える部分がたくさんあった。メンタルは強いに越したことはないし、強い心を作る方法はあるのだと思うと、読んでいて心が救われた。■自分らしさが分かるから、人を受け入れられるそういった強い責任感の裏に、pecoさんが自身に強いアイデンティティを持っていることが分かるエピソードも。第2章には、今のpecoさんをかたちづくるきっかけとなった幼い頃の出来事や、彼女が80年代の古着を好きになったきっかけなどが書かれている。“pecoさん=ポップなアメリカ古着”というイメージを持つ人も多いと思う。そして、服への愛やその行動力の強さを知ると、好きなものがあることの素晴らしさについても考えさせられる。pecoさんは、人の意見があまり気にならないという。彼女が、人は人で、自分は自分と切り分けて考え、自分らしく生きることを地でやってのけられるのは、服への強い愛があることも大きいのかもしれないと、本を読みながら思った。流行り廃りに関係なく、自分の好きなスタイルを貫いているpecoさん。自分の好きなものへの気持ちは、自分にしか分からないとも語っていた。それだけ強い気持ちがあるから、自分という存在のかたちが分かるのだろう。そして、自分のかたちが分かるからこそ、他人との違いを受け入れることができるのだろう、とも思った。私は、そんなpecoさんを羨ましく感じる。人と比べることなく、誰かの考えを自然に受け入れることができたら、きっと生きやすいと思う。自己承認欲求から切り離されたところにいる彼女の生き方はとても参考になるけれど、彼女は本の中で「全部真似しなくたっていいから、自分と合う部分があると思ったら、そこだけやってみてくれたらいいと思う」とも言ってくれていた。誰かになろうとする必要なんてない。ただ、自分らしくいてほしいという彼女の語りかけを受けて、もっと自分を大切にしたいとも思った。■SNSでの「意見」に左右されないpecoさんの強さと、私たちがこれからできることryuchellさんが天国に行ってしまったあと、ネットは騒然とした。この時もいろいろな憶測が起こり、ネットでの誹謗中傷問題が深刻に報道された。にも関わらず、何度だって悲劇は繰り返される。ネットでの匿名性を利用して「Aが悪い」「Bは悪くない」と、自分が守ろうとした人と違う立場にいる人を無自覚に傷つける。だけど、pecoさんはそういったネットの攻撃性も「自分には関係ない」と思っているという。いつか、育っていった息子がSNSでの評価にさらされる日が来ても「あなたが最高だよ!」と声をかけ続けたい、とも語っていた。単純に、未来を見据えて愛する我が子を肯定し続けられるpecoさんはやっぱりすごい。ただ、そんなpecoさんの意見を目の当たりにしたからこそ、ネットだとかリアルだとか関係なく、少しでも優しく平和な世界になっていけばいいなとも思った。誰もが、今この瞬間からpecoさんのようなアイデンティティを持って、身を守ることができるわけではない。pecoさんは、匿名性の高い意見にも共感できるryuchellさんのことを「とても優しい人」とも語っていた。人の意見に耳を傾けたり影響を受けたりすることを、ある種の長所として捉えているのがとってもすてきだと思った。pecoさんは日々SNSを通して発信をしている中で、自分の気持ちがうまく伝わらないと悩むこともあるのだそう。SNSでの文章には、抑揚も声色もない。時に文字数も制限されていて、伝えたい言葉が選べない。ネットでは自分の意見は必ずしも、伝えたい意図のまま伝わるわけでもない。実際、pecoさんが選んだ珠玉の言葉とエピソードを読んでみて、やっと彼女の本当の気持ちが分かった。この本はpecoさんの半生を語ったエッセイだけど、波乱万丈な彼女の人生からは、実に多くのことを学ぶことができると思う。自分らしさ、多様性の受け入れ方、SNSとの向き合い方。現代を生きる私たちにとって大切なことを、自身のすべてをさらけ出して発信してくれたpecoさんに、ありがとうを伝えたくなる、そんな本でした。(ミクニシオリ)マイナビウーマンでは著書のpecoさんにインタビューを実施。本のことやご自身のことについて語っていただきました。ぜひこちらもチェックしてみてください。>>「みんな違って当たり前。pecoが大切にしてきた、多様性との向き合い方」
2024年02月17日私も夫も、お互いにSNSアカウントを持っています。夫は主にスマホゲームの情報を得るためのものらしく、私はなんとなく夫のアカウント名を知っている程度でした。特にお互いフォローはせず、さらに公には見られないように設定していたのですが、ある日、夫らしきアカウントを発見。アカウント名も夫がよく使う英単語だったので見てみると、鍵もかかっていないオープンな状態です。気になってのぞいてみると、そこには……。ゲームの画像と日付…その日は夫らしきそのアカウントには、ゲームのプレイ日記のような投稿が並んでいます。それは確かに夫が好きなスマホゲームでしたが、ゲーム画面の画像にある日付と時間が平日の午後で、夫は勤務時間のはず。さらに見てみると、残業だと言っていた日にも、ゲームを楽しんだ内容と写真が何枚も……! 夫とのメッセージのやりとりを確認すると、その日は私と子どもが体調不良で、夫に早く帰れないかと助けを求めていた日でした。それだけでなく、仕事の合間にゲームをしている投稿も複数見つけてしまいました。 その後も出てくる裏切りの写真夫は嘘をつくような人ではないので、「夫ではないはず」と信じ、投稿されている過去の写真を確認しましたが、ますます夫だと事実をつきつけられる写真が出てきます。助手席のシート、見慣れたクッションのシミは間違いなく夫の車です。 浮気をしているわけではないにしても、ずしんと心が重くなるのを感じました。このままではダメだと、夫と話すことに。 「何も知らない」と言う夫話を聞きながら夫は「どういうこと?」と、私が証拠を見せても否定するばかりです。夫は自分のスマホで、“夫自身のアカウント”を私に見せ、最近は投稿していないと言います。その言葉通りの内容が画面にありました。 そこで思い出したのは、問題の夫らしきアカウントに投稿されていた「最近スマホを変えた」という内容でした。夫のスマホはずっと変わっていません。もしかして、投稿されていた画像も悪用されたものだったのでは……? そこでやっと「なりすまし!?」と気がついたのです。 しかし夫いわく、SNS上で直接やりとりをしている人などもおらず、なりすましをするような人物にまったく心当たりはないとのこと。 その後、なりすましアカウントとSNSの運営会社に直接メールを送った結果、アカウントは5日くらいで削除されました。運営会社の対応なのか、本人がまずいと思って削除したのかはわかりません。その後、1カ月間は監視していましたが、アカウントが復活することはありませんでした。 何か被害があったわけではないにせよ、子どもの写真を投稿していなくてよかったと思いました。これからもSNSのアカウントは非公開にし、自分だと特定されるような画像を使用しないように気をつけようと思った出来事です。 イラスト/森田家著者:畑野ナツミ
2024年02月01日いつもより時間がある年末年始には、SNSをチェックしている人が少なくありません。「あけおめー!」なんて何気なく上げたストーリーを好きな人が見てくれたらうれしいですよね。その1回だけならともかく、好きな人が毎回あなたが上げたストーリーを見てくれていると「脈ありなのかな?」と気になるところです。そこで今回は、好きな人がインスタストーリーを見てくれる心理や理由を考えていきます。■好きな人がインスタのストーリーを見てくれる心理インスタのストーリーを見る心理は主に3つです。好きな人は、こんな理由であなたのストーリーをチェックしているのかもしれません。◇(1)あなたのことを恋愛対象として見ているあなたに恋愛感情を抱いていて、「年末年始はどうやって過ごしているんだろう?」「恋人はいるのかな?」と気になってストーリーを見ているケース。ストーリーを見てコメントをくれたり、DMやLINEをくれたりするならば脈ありの可能性は高いと言えるでしょう。◇(2)あなたのことを友達・仲間だと思っているあなたのことを気が合う友達、もしくは趣味が同じ仲間と思っている場合もストーリーを頻繁に見てくれるでしょう。コミュニケーションの一環として優先的に見ている状態です。脈ありとまでは言い切れませんが、あなたがアプローチすれば意識し始めて、恋愛感情が生まれる可能性のある関係にいます。◇(3)暇なだけ・インスタに依存している休みの間、暇つぶしのためにインスタのストーリーを片っ端から見ている人もいます。あるいは、他の人のストーリーを見ていて、その後何も操作しなければ自動的に次の人の投稿が流れるため、何となく見ているパターンも。相手が頻繁にインスタを投稿している場合は、日課としてストーリーを流し見しているだけであり、残念ながらまだ脈ありとは判断できないかもしれません。■好きな人がインスタストーリーを見てくれたら脈あり?結論として、頻繁かつすぐにインスタのストーリーを見てくれるのであれば、それは脈ありサインだといえます。なぜなら、何とも思っていない、気にならない人のストーリーなら積極的に見ようとしないからです。しかし、年末年始は暇つぶしでSNSをチェックする人の割合が増えます。そのため、見てくれているだけで100%脈ありと判断するのは少し早いかも。以下の記事では、インスタストーリーを使ったアプローチ方法などを解説しています。ぜひ参考にして、好きな人の気持ちをより確実につかんでくださいね!好きな人がインスタストーリーを見てくれるのは脈あり?心理を解説(マイナビウーマン編集部)※画像はイメージです
2023年12月28日■これまでのあらすじ沙耶香がSNSにアップした男性の手を見た時、それが蓮の手であることはほぼ確信していた美咲。「俺の手じゃない」と蓮はいうが、大好きだった夫の手を見間違えるはずはない。不倫されたこと以上に、嘘をつかれたことに対して悔しさと悲しさでいっぱいになる。そして今回は、確実な証拠を掴むために実家に帰るという嘘をつき、休日の蓮を尾行する予定だったのだ。しかし蓮は不倫相手を家に呼んだ…。そんなありえない裏切り行為に、離婚の意思を固めた美咲。しかし蓮は「沙耶香のことは遊びだった」と離婚を受け入れようとしない。結婚していながら女性部下と関係を持ったのは夫自身なのに、「お前があんな写真を投稿したせいだ!」と、まるで自分は悪くないような態度をとり続ける夫の姿は、本当に惨めでした。なんでこんな人と結婚してしまったのだろう…。私は長年一緒にいながらも、夫の本性を見抜けませんでした。さらに「こんなことで俺から離れたりするわけないよな?」と、どこまでも私をバカにしている夫の発言に、もう離婚する以外ないなと思いました。もう夫への気持ちは一切ありません。まさか私たち夫婦がこんなことになってしまうなんて…。夫がここまで最低な人だったとは、思ってもいませんでした。次回に続く(全18話)毎日更新!
2023年12月21日ある日、ママ友たちと都内のカラオケの部屋を借りてママ会をおこないました。後日、SNSを見るとそこには……。恐怖を感じてしまった出来事です。ルールを破るママがいて…ハロウィンの時期だったので子どもたちに仮装をさせて集合。SNSやインターネットに子どもの顔出しをしていない方もいたため、集合写真はSNSにアップしないという約束で撮影をおこないました。 しかし、後日SNSを見てみると、なんと、あるママのアカウントに集合写真がアップされていたのです。そのママのアカウントには鍵もついていませんでした。誰に見られるのかわからない中で、場所や名前を特定される恐れもあると思い、不安を感じてしまいました。 子どもの写真をSNSに載せるのかどうかは、感覚や価値観の違いが大きいのだなと感じた出来事でした。しかし、やはり集合写真を勝手にアップするのはマナー違反だと思いますので、今後、載せないでほしいこと、そしてどうして嫌なのかもきちんと伝えようと思いました。 作画/いずのすずみ著者:山崎瑠奈
2023年12月18日某サイトで趣味を通じて出会った友だちがたくさんできた私。ですが、一部の心ない人たちから個人情報などをさらされてしまいました。そんな私のSNSトラブル体験談です。心ないひと言に傷ついて自分の趣味を通じて出会った大半は、男性が中心。そのためか、「男好き」「男性にチヤホヤされるため」「彼氏やセフレを作るため」など、一部の人たちから心ないことばかり言われてしまいました。プライベートをさらされてしまい…しまいには、一部のアンチに私の裏サイトのようなものを勝手に作られて、私の隠し撮りやプライベートもさらされてしまったのです。その裏サイトはパスワード制・承認制のため私は見られず、近しい人からその事実を聞いてショックを受けました。主犯者は私に対してなぜそういうことをしたのかわからないし、私自身も心当たりがないので、いまだに受け入れられません。何より、友だちが裏サイトの情報を信じていたことにもショックでした。まとめ見知らぬ人から個人情報などを裏サイトで拡散されて、正直腹が立ちます。「所詮はSNS」と割り切ることも大事かもしれませんが、そのときは本当に地獄でした。(30代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きょこ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月17日■これまでのあらすじ美咲の夫・蓮の会社に派遣社員としてやってきた沙耶香。沙耶香は蓮が既婚者だと知りながらも一目惚れしてしまい、どうにかして落としたいと思ってしまう。会社のみんなでランチに行った時に、蓮がSNSをやっていることを偶然知った沙耶香は、蓮に「アカウントを教えてほしい」とお願いする。深く考えずに沙耶香にアカウントを教えてしまう蓮。ここから、沙耶香の猛攻撃が始まるのだった…。二人でランチに行って私をアピールした後は、奥さんにはあえて不穏な花言葉ばかりの花束をプレゼントして…私の作戦は完璧でした!やっぱり私の手にかかれば、たとえ既婚者だろうが簡単に落とせちゃうんです〜。男なんてみーんなチョロいんだからっ!次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月14日■これまでのあらすじ匂わせを続ける女性部下のSNSに投稿された「あいしてる」「早く別れて」などの不倫を示唆するような暗号が気になる美咲だったが「女性側が一方的にやっているだけで夫の蓮は知らないかもしれない」という絵美里の推理に納得し、いったん気にしないことにしてみる。蓮はいつも通り優しいし、女性部下と何かあるようには思えない。やっぱり匂わせ女の行動は気にしないでいるのが一番だなとホッとしたのも束の間…。友人の絵美里から、とあるメッセージが届く。夫の蓮のあのビックリしている様子をみる限り、本当に蓮は何も知らなかったようだし…、女性部下は何のためにこんな匂わせを続けているのでしょう?夫が既婚者だとわかっていながら、こんな匂わせを誰が見るかもわからないSNSで平気で投稿できちゃう心理って、本当なんなんでしょう?次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月12日■これまでのあらすじ夫・蓮のSNSの投稿に親しげにコメントしてくる、蓮と同じ職場の女性部下のことが気になっている美咲。本人は何もないというし、気にするのはやめようと思っていたのだが…。ある日蓮がその女性から「奥様に」と、可愛らしい花束を持って帰ってくる。なんとなく嫌な予感がして花言葉の意味を調べてみると「略奪愛」「私を許して」など、不穏なキーワードがてんこもり。これはわざとに違いないと思って蓮に伝えるが、蓮は「山本さんはそんなことしないよ」とその女性部下の方を庇う。「れん あいしてる」という暗号が解けてしまった時は、さすがに怖すぎるし意味がわからなすぎて鳥肌が立ちました…。これってやっぱり、この腕を組んでいる男性が私の夫の蓮で、二人はそういう関係にあるということ…なのでしょうか…?この後に続く暗号に、私はさらにショックを受けるのです。次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月09日■これまでのあらすじ夫・蓮のSNSに女性部下から、かなり親しげなコメントがつくことが気になっている美咲。しかも頻度も高くなってきた。内容も『このお店美味しかったぁ〜また連れてってくださいね!』『ここ素敵!私も行きたい〜』『誰と行ったんですか〜?』など、どうも普通の上司と部下の関係ならあり得ないようなものばかり。しかし蓮に聞いても「なんにもないよ。俺もびっくりした」とのこと。「一方的に女性が変で、変なコメントしているだけ…?」とは思うものの、なんとなく嫌な予感がしてその女性部下のSNSアカウントを覗いてみると…そこには夫らしき男性と食事に行ったという内容の投稿があった。夫からの突然の花束のプレゼントに喜んだのも束の間、その送り主は例の“派遣の山本さん”でした。私に花束なんてどういうつもり…!?この花束にピンときた私は、彼女が私に花束を贈ってきた理由がわかってしまったのです。次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月07日夫の蓮のSNSは友人しかフォローしておらず、投稿もたまにしかしていないので、ハートマーク付きのコメントはかなり珍しくてすぐ目につきました。この時はまだ「大したことない」とあまり気にしていなかったのですが…その後も、この女性部下からのコメントを度々目にするようになるのです。次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月05日SNSにいろいろ写真を載せるのが趣味のママ友が誕生日を迎えました。同じマンションのママ友たちとそれぞれ誕生日プレゼントを用意したのですが、後日SNSを見て唖然としてしまいました……。わざとだよね…?彼女の家で子どもたちと一緒に誕生日パーティーをおこないました。ティーセットや有名店のお菓子をみんな出す中、私がプレゼントをしたのは子どもとお揃いでつけられるハンドメイドのヘアアクセサリー。 「自分で作ったの? すごい! ありがとう!」と言ってくれましたが、後日彼女のインスタグラムを見ると、なんと参加した4人のうち私のものだけ写真がありませんでした。聞くのもちょっと違うかなと思いながらも、彼女に写真を載せなかったことを聞いてみると「忘れてた〜。ごめ~ん」との返事。 私は、彼女の言動にとてもモヤモヤしてしまいました。そこからはママ友へのプレゼントはすべて既製品にすることにしています。 ◇◇◇ 自分の渡したプレゼントだけ写真が載せられていなかったら、悲しくなってしまいますよね。今回、ママ友は本当に写真が1枚だけ漏れてしまっただけなのかもしれませんが、誰でも簡単に写真をアップできて、不特定多数の人が確認できてしまうSNSは使い方に配慮が必要ですね。便利なSNSですが、他人の投稿に一喜一憂しすぎず、うまく付き合っていけるといいですね。 作画/ぽよ母著者:大倉りん30代、1児の母。福祉業界で働きながら、隙間時間に記事を書いている。
2023年11月26日何気なく利用していたSNSが原因で、まさかママ友からクレームがくるなんて思いもしませんでした。仲良くしていたママ友から責められるなんて……。考えが足りなかった私が悪いのか……。大人になって、こんなにも人に怒られることがあるなんて私は思いもしませんでした。一緒に遊んでいたときに娘が病気に娘が3歳のころ、ベビーサークルで出会ったAさんとよく遊んでいました。そのときは、某有名キャラクターが来るイベントへ、AさんとBさんと出かけました。キャラクターの踊りと音楽に合わせて体を動かす子どもたちを微笑ましく見ていると、娘の手に赤いブツブツが。よく見ると手や足に数個ブツブツがありました。 そのころ、手足口病が流行していたことから、もしかして娘は手足口病かもしれないと思った私。「ごめん、手足口病な気がするから先に帰るね」と言って私と娘は帰宅しました。その後、病院を受診すると、やはり娘は手足口病でした。 ママ友の子どもも手足口病に!?娘の手足口病は3日ほどで回復。ちょうどそのころAさんからAさんの娘さんの写真付きで「うちの娘も手にもブツブツがあるんだけど手足口病かな? どう思う?」という連絡が来ました。私は医者ではないし、写真を見て判断できるわけではありません。 しかし、タイミング的にうちの娘の病気がうつったと思って連絡をしてきたのかなと思いました。私は「ごめん、手足口病かわからないけれど、可能性は高そうだよね。病院へ行ったほうがいいと思うよ。ひどくならないといいけど」と返信をしました。 SNSを見てクレームの電話が来たその週末、私は元気になった娘と家族でお出かけをして、その様子をいつものようにSNSに投稿しました。すると、その日の夜に突然Aさんから着信が。 「自分の娘が病気をうつして私たちは出かけられない週末を過ごしているのに、どんな神経で出かけた様子をSNSにあげているの。信じられない」というすごい剣幕の連絡でした。あまりの剣幕に怖くなり、私は「ごめんね」としか言うことができずにその電話を切りました。 Aさんは交友関係が広く、お出かけすることも多いようで、SNSはいつもキラキラしていました。そのころ手足口病が流行っており、娘にブツブツが見られた時点で、もしかしてと思った私はすぐに帰宅しました。そして、手足口病が回復するまでどこにも出かけていません。もちろん、もし娘がうつしていたら申し訳ない気持ちなのですが、回復後のお出かけをSNSに投稿したことでこんなに責められるとは思いもしませんでした。 その後、Aさんは以前のように仲良くしてくれました。しかし、私はAさんが怖くなってしまいそのまま疎遠に……。今では、自分の家族はもちろん、周りに体調不良の人がいるときなどは、SNSへの投稿も控えるように気をつけています。いつも気軽に利用していたSNSですが、誰からでも見られることを再認識し、SNSの活用の仕方を見直す出来事となりました。著者:柚木 はるかワンオペ2歳差育児の幼少期を乗り切り、現在は小学生2児の母。作業療法士パートをしながら家でもできるモンテッソーリ教育を実施中。「遊び」「子育て」を中心に執筆活動もしています。
2023年10月05日■憧れの美人ママに勧められてSNSを始めてみることにSNSを見ると、「オシャレ親子コーデ」「子連れキャンプ」「一流シェフを呼んでホームパーティ」など、子育て中でも楽しめるキラキラした投稿がたくさんあり、菜緒もやってみたくなりました。詩織さんとつながっていることで、他のママ友ともSNSでつながり、フォロワーも増えました。菜緒が趣味で作っている親子お揃いのヘアアクセサリーやテーブル小物が好評で、オーダーされるようにもなりました。“誰かが注目してくれる”ということが、菜緒を元気にしてくれたのです。もしかして私の悪口…?SNSのチェックがやめられない!投稿直後、タイミングよくつぶやかれる詩織さんの言葉を見て「私のことかもしれない」と血の気が引いた菜緒。でも、保育園で会うといつも通り仲良く話していたし、「勘違いだ」と思うことにしました。しかし数日後、詩織さんはこんなつぶやきを投稿してきたのです…。詩織さんのつぶやきだけでなく、菜緒はほかのママ友のつぶやきも気になるようになりました。すると「私のことかも?」と思えるつぶやきを見つけてしまったのです。「もしかしたら、みんな私のことを陰で笑っているのかも…」そんなふうに思いはじめたら気が気じゃなく、3分に一度はみんなの投稿をチェックせずにいられなくなりました。そして、イライラで夫に八つ当たりする日が増え娘との時間は減っていきました。次第に菜緒は家事も育児もままならなくなっていったのです。こちらは投稿されたエピソードを元に2020年10月21日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■SNSの使い方には注意!大人もネットリテラシーが必要まずは、菜緒のようにSNSにハマってしまう人に対してのコメントをご紹介します。共感できないという人が多い一方で、人を不愉快にさせたり、個人情報が特定されるようなことを投稿している人はよくないという意見も。・SNSのためにお金かけて夢中になれる人の気持ちが全くわからない。・私もインスタでママ友トラブルあってしんどいから、めっちゃわかるわー。・そもそもSNSをやらなければいいと思う。ママ友でSNSをやっている人は必ず誰かのSNSに文句をつけている。他人の生活の投稿を見て何が楽しいのか理解ができない。・チャットとかSNSでは相手の顔が見えません。ホームページでもブログでもSNSでも自分のサイトは城です。 他人を不愉快にさせるのはよくないです。・SNSは確かに気になるけれど、私もそんなにこまめになんて、やらない方がいいと思います。・30代以上の方のママ世代のネットリテラシーが心配です。アイコンなどで近所の人だと分かってしまうこともありますし、子どもの写真や近所の写真を無加工でネット上にあげることに危機感をもってほしい。誰が見てるか分からないので、内輪のノリで盛り上がるのではなく、投稿する前に内容を見直した方がいい。次にご紹介するのは、実際に体験したSNSやLINEでの小さなトラブルについてです。1つは近所の人が投稿していた自分の悪口を見つけてしまったというもの、もう1つは自分との約束を断ったママ友が、SNSで他の人と遊んでいるのを知ってしまったというもの。SNSは知らなくていいものも知ってしまう道具なのかもしれません。・マンションの上の階の人とトラブルがありました。 マンションを購入したら、上の階から夜になっても子どもが走り回ったり、おもちゃで床に引きずる音がすることがわかりました。管理会社に相談すると「こちらでは張り紙はできるが、直接注意できない」と言われました。引越しのご挨拶に伺いましたが、出てもらえなかったこともあり、面識がなかったので仕方なくポストに「夜は静かにしてほしい」という内容の手紙を書いて入れました。 後日、SNSで何気なく「騒音 対策」と検索したら、手紙を入れた日の書き込みで「騒音なんて感じ方による。子どもなんて騒ぐものだし、対策しようがない!引越してきたときから挨拶もないおかしな人だから、ほんと嫌」という書き込みを見つけてしまいました。アイコンが上階のお子さんの写真だったことや、投稿している写真が近所の公園で、上階の方だと判明しました。騒音で困っているのに分かってもらえなかったと腹が立ちました。・LINEや電話をしても、返信がないとか返信が遅いことがよくあるママ友がいます。遊びに誘っても忙しいからと断られ、忙しいなら仕方ないと思っていましたが、SNSではどこどこで誰々と遊んだということがあげられていて、よく読めば 突然のお誘いだったと書かれていたり…。私は数週間前にお誘いしたり、数日待っても何の返信もないことが多いのに、どうして?と思うことがよくあり、かなしいです。この後、SNSが気になって仕方がなくなってしまう菜緒。何事も程よい距離が大切なことは分かっていても‥。スマホやSNSが手放せない場合、意識的にデジタルデトックスをするのも良いのかもしれませんね。▼漫画「ママ友がSNSに私の悪口を!? チェック魔と化した私がハマった地獄の日々…(前編)」
2023年09月23日大地震や集中豪雨など、災害が発生した際には『情報』が重要。多くの人々がテレビやラジオ、インターネットなどを通じて、被害状況や役立つ情報を手に入れようとします。しかし、多くの情報が飛び交う中、真実ではない情報もあることには注意しなければなりません。災害時のフェイクニュース3人に1人は信じてしまう?安全靴や作業着などを販売する通販サイト『ミドリ安全.com』が行ったアンケート調査によると、世代によって情報収集の仕方が大きく異なることが分かりました。『緊急災害発生時に情報を得ているメディア』は、全体としてはテレビが57.5%ともっとも高い結果となりましたが、年代が若くなればなるほどX(旧Twitter)の割合が高くなっています。特に、いわゆる『Z世代』である18~28歳に関しては、テレビよりもSNSで情報を収集する人が多いようです。クリックすると画像を拡大しますテレビやラジオと異なり、Xを始めとするSNSは、自分に必要な情報だけを絞り込んで手に入れることができます。多くの人が当たり前にスマホを持っている今、もっとも早く情報が出回るのはSNSであることは間違いないでしょう。一方で「災害時のフェイクニュースを信じてしまったことがあるか」という質問では、全体の約3割の人が「信じてしまったことがある」と回答。中でもSNSでの情報収集を主としているZ世代が45.6%と高い傾向にありました。クリックすると画像を拡大します2016年に発生した熊本地震の際には、SNSにて「地震のせいで、動物園のライオンが逃げた」という偽情報が拡散。結果、熊本市動植物園に問い合わせが殺到する事態となり、投稿した人物は業務を妨害した疑いで逮捕されました。SNSには、誰でも気軽に情報発信ができるぶん、このような事実とは異なる『フェイクニュース』も多く飛び交っているのです。偽情報に引っ掛からないために正しく使えば、災害時にも非常に役立つSNS。しかし、情報技術が発達するにつれ、『フェイクニュース』も巧妙化しています。自然な写真加工などにより、パッと見でフェイクだと見抜くのは非常に難しいでしょう。だからこそ、重大な情報を発見した際には、鵜呑みにするのではなく、発信元が信頼できるか、複数のメディアで発信されているかなど、一度立ち止まって、真偽を精査することが大切です。2023年は関東大震災から100年の節目の年。各家庭で今一度、防災グッズの備えや、非常時に頼る情報源などを見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月28日浮気をしているときは、恋人にバレないように隠そうとするでしょう。すると、普段の行動にもその影響が出て、ぎこちなくなったり違和感が生まれたりすることも。今回は、“浮気をし始めた彼のSNS投稿の変化”について、経験のある女性たちに話を聞いてみました。投稿の頻度が下がる「夏に、彼が友人たちと1泊2日で海に行ったんです。彼はSNSをやっていたので、きっとその様子がアップされるだろうなと思っていました。ところが、いつまで経っても投稿がありませんでした。後日投稿するのかと思いきや、それもなし。次に旅行に出かけたときも、やっぱり旅行のことだけは投稿がなかったんです。なんだかおかしいと思うようになって調べたところ、浮気相手の女性と旅行に出かけていました」ユイ(仮名)/29歳浮気相手との旅行なら、SNSへの投稿も慎重になるはず。バレてはいけないという思いも働き、自然と投稿の頻度が下がったのでしょう。女性ウケを意識している「あるとき、彼のSNSに犬を抱っこしている写真がアップされました。友人の飼っている犬を載せたようですが、彼は別に犬好きではありません。そして別の日には、カラフルなかき氷の写真が投稿されていました。可愛らしい写真の投稿が続いたので、明らかに女性ウケを狙っている気がしましたね。そこから疑いの目を向けるようになり、しばらくして彼の浮気が発覚しました」ハルナ(仮名)/27歳投稿される写真の趣向が変わってくるのも、違和感がある変化のひとつでしょう。彼女としては、他の女性へのメッセージのように感じられ、浮気を疑うきっかけとなったようです。彼女の存在が消されている「彼とドライブに出かけたときです。山へ行って、きれいな景色を見ながらたくさん写真を撮りました。翌日、彼がその写真をSNSに投稿したんですが、どれも私が写っていないんです。ツーショットで撮った写真もトリミングされ、私の存在が消されていました。なぜそんなことをしたのかと尋ねると、“景色をメインで見せたかったから”と言うんですが、あまりにも不自然ですよね。案の定、彼が浮気をしていることが判明しました」サナ(仮名)/27歳彼は一人で出かけているように見せたかったのでしょう。もしかしたら浮気相手に対して、彼女との関係がうまくいっていないと言っていたのかもしれません。コメントへの返信が丁寧「彼はSNSをたまに更新するんですが、そこまで一生懸命やっているわけではなかったので、コメントが書き込まれても適当に返信していました。でも、最近やけに丁寧に返事をしていたんです。しかも全員に対してではなく、特定の女性からコメントが来たときだけ。なんとなく怪しいと思い、その女性のアカウントを覗いてみました。すると女性の投稿には、彼からのコメントがたくさん。どうやら、お互いの投稿にコメントをし合って頻繁にやりとりをしていたようです。彼を問い詰めると、もう逃げられないと思ったのか、“その女性と浮気している”と認めました」メグミ(仮名)/28歳コメント欄までは意識していなかったのでしょう。浮気をすると、そういう部分にも変化が出やすく、発覚のきっかけになることは少なくありません。“浮気をし始めた彼のSNS投稿の変化”をご紹介しました。お互いにSNSをやっている場合、恋人の投稿の微妙な変化にも気づきやすいはず。SNSをきっかけに、浮気の早期発見ができるかもしれません。©fizkes/PIXTA(ピクスタ) ©wavebreakmedia/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年08月25日婚約していた彼が、インターネットで特定の相手を誹謗中傷していたことを知った20代の玲奈さん(仮名)。さらには慰謝料を請求され、玲奈さんに黙って二人の貯金からお金を出していたことを知ります。一度は彼を許し、一緒に罪を償っていこうと決意しますが、事態は玲奈さんが想像していたよりもひどいものだったそうです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、彼の愚行によって婚約破棄をした20代女性のエピソードをご紹介します。どのような誹謗中傷をしたのか問い詰めると…彼が被害者に対して慰謝料を支払ったのはつい最近のことだったそう。玲奈さんが彼に対して、どのような誹謗中傷をしていたのかを問い詰めると、その内容は玲奈さんが想像していたよりもひどいものだったと言います。「彼に事情を聞いてみると、最初は女性インフルエンサーにファンとしてメッセージを送っていたそう。だんだんとセクハラまがいの内容になり、相手にされないことに腹が立って、徐々に内容が誹謗中傷になっていったとのことでした。実際にメッセージを見せてもらったのですが、女性インフルエンサーは彼のことをまったく相手にしていないのに、彼が一方的にしつこく連絡を取り続けている様子がよくわかり、それを見て呆れるやら情けないやら…。しかも、私と婚約しているにもかかわらず、彼は独身で彼女もいないと嘘をついて、女性インフルエンサーにコンタクトを取ろうとしていたんです。彼のしていたことは誹謗中傷だけでなく、私への裏切りでもあるので、しばらくは怒りが収まりませんでした」婚約破棄を決意して新たな道を歩み出す玲奈さんはそれからしばらく考えたあとに、彼に婚約破棄を言いわたすことを決意。最初は「一緒に乗り越えよう」と思っていたものの、実態を把握するにつれて、そんな気持ちも失せていったと話します。そして、一人で抱えているのがつらいと感じた玲奈さんは、彼と同じ職場に勤める共通の友人に相談したそうです。「友人は、最近の彼は職場でも人が変わったような感じで、仕事でもミスが増えていて周囲からの評価も下がっていると教えてくれました。おそらく誹謗中傷と慰謝料の件がバレたことでメンタルに余裕がなくなり、仕事にも差し障りが出ていたんだと思います。友人も『今の彼なら、結婚しないほうが正解だと思う』と言ってくれたので、自分の婚約破棄の判断は間違っていなかったんだなって安心しました」婚約を破棄するにあたって、最初は世間体が気になったと振り返る玲奈さん。しかし我慢をして結婚をしても、その先に幸せはないだろうと判断したのが婚約破棄の決め手となったようです。彼の愚行はやがて職場にも知れわたってしまい、婚約破棄から半年後には、彼は居心地が悪くなってしまって職場を退職したとのこと。現在玲奈さんは、彼がどこで何をして暮らしているのかまったくわからないそうです。婚約を破棄するには大きな勇気が必要でしょう。悪いのは相手であっても、自分が婚約を破棄することで親や職場などの周囲に与えるダメージを考慮すると、我慢してそのまま結婚するべきなのかと悩む人もいるはずです。しかし結婚は一生の選択ですから、添い遂げるのが難しいと思うような出来事が発覚した場合は、その時点でリセットをしたほうが結果的にダメージを最小限に抑えられるケースも多いでしょう。©torwai/gettyimages©yamasan/PIXTA(ピクスタ)文・並木まき
2023年08月13日SNSの普及により、さまざまな人と気軽に繋がることができる現代。しかし、SNSによって恋人の本性を知り、愕然とするケースもあるようです。そんな体験をしてしまった20代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。入籍目前に彼が貯金を使い込んでいた事実が判明!結婚を前提に恋人と交際していた20代後半の玲奈さん(仮名)は、お互いの親への挨拶もすませ、仕事が落ち着いたタイミングで籍を入れようと考えていたそうです。ところがある日、二人で貯めていた新婚旅行費用が減っていることに気づます。不審に思った玲奈さんは彼を問い詰めました。話を聞くと、玲奈さんに一言もなく勝手に貯金を使っていたことが発覚し、二人の間に不協和音が生じ始めたとのこと…。「しかも、彼を何度問い詰めても、何に使ったのかなかなか口を割らないんですよ。新生活に向けたお金として、二人でコツコツと貯めてきたものだったのに、どう考えてもおかしいじゃないですか?家具も家電も買っていないし、式場もまだ検討中だったのでお金もかかっていなかったし…。それで、ちょっとおかしいと思って彼の身近なところを調べてみたら、思いもよらない理由が判明したんです」婚約者は誹謗中傷の加害者だった…貯金の使い道が気になった玲奈さんは、彼のSNSアカウントを特定して、くまなくチェックしてみることに。すると、彼が特定の人物に誹謗中傷のメッセージを送っていた痕跡を発見したのだそう。それを手がかりに追及すると、彼が慰謝料を請求された事実が判明したそうです。玲奈さんは、最愛の彼が自分の知らないところで犯していた罪にショックを受けるとともに、新生活に向けた二人の貯金から慰謝料を出したことに激怒するしかなかったと振り返ります。「まさか自分の身近な人が、誰かを誹謗中傷しているなんて思いもしなくて、ただただショックでした。普段は穏やかで優しい彼が、SNSでそんな言動をしていたなんて信じられなかったんです。それに慰謝料を二人のお金から勝手に出したことにも呆れるやら悔しいやら。とにかくいろんな感情がぐちゃぐちゃになってしまい、彼に対しては数日間にわたって激怒するしかできませんでした」身近な人がSNSなどで誰かを誹謗中傷していたと発覚すれば、その人間性を疑う人も多いでしょう。自分の婚約者という将来を誓ったばかりの相手がそんな愚行をしていたと知ったとき、許そうと思ってもなかなか許せるものではありません。婚約前に、彼のSNSアカウントやネットでの振る舞い方を把握しておけるといいですね。©SunnyVMD/junce/gettyimages文・並木まき
2023年08月13日2023年8月3日、俳優の北川景子さんがSNSアカウントを更新。投稿された1枚の写真に、反響が上がっています。北川景子の『自撮り』に喜びの声2003年に、ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディションで『ミスセブンティーン』に選ばれ、モデルデビューを果たした北川さん。テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)にて火野レイ役に選ばれ、同年10月4日に俳優デビューも果たしました。俳優デビューから、ちょうど20年になる2023年10月4日、北川さんは20周年を記念した写真集を発売することを発表!また、写真集の発売に向けて、SNSと自撮りのやり方を習得したのだとか。「写真集のオフショット、という名の下手な自撮り」という自虐とともに公開された写真が、こちらです。写真集のオフショット(という名の下手な自撮り)を発売まで放出していくと思います。このためにTwitterと自撮りを習得しました。10月4日までお付き合いください✌️(北川) pic.twitter.com/8KLvDUFkhd — 北川景子/ Keiko Kitagawa (@KKeiko_official) August 3, 2023 片手でピースをし、ほほ笑みながらカメラを見つめる北川さん。北川さん自身の表情はもちろん、背後に写る赤い花を意図的に入れたであろう構図も完璧です…!北川さんいわく、写真集の発売日まで、自撮りをSNSに公開していくのだとか。写真集と、北川さんの自撮り予告に、ファンから歓喜の声が上がっています。・自然な笑顔…。癒されました!・自撮り、上手!「写真集の発売日まで」といわず、ずっとやってほしい。・美しいオフショットをありがとうございます!これからも楽しみ!ドラマや映画などで圧倒的な存在感を放ち、数多くの人を魅了してきた北川さん。今後、出演作品はもちろんのこと、北川さんのSNSからも目が離せなくなりそうです![文・構成/grape編集部]
2023年08月03日「大悲報」2023年8月1日、大きなショックを受けたことを報告したのは、『ブルーベリーアイ』などのサプリメントでおなじみの、株式会社わかさ生活広報部のSNSアカウント(@WAKASASEIKATSU)。ある企業にダイレクトメッセージ(以下、DM)を送ったところ、まさかの返信があったというのです…。わかさ生活の『大悲報』一体何があった?同年7月31日に、SNSのプロフィール画像を変更した、わかさ生活。1日限定で、普段とは異なるバージョンの公式キャラクター『ブルブルくん』の画像を設定していました。←1日限定でアイコン写真を変更しました。 pic.twitter.com/o6ALa1mCuB — わかさ生活 広報部 (@WAKASASEIKATSU) July 30, 2023 従来のプロフィール画像とは、背景の色などが違っており、こちらもかわいらしいデザインですね。※従来のプロフィール画像は以下の通り。しかし、システム上の都合で元の画像に戻すことができなくなってしまい、1日限定ではなく翌日もこのままの画像でいくことに。それが、こんな悲劇をもたらすことになるとは…。【大悲報】1日限定の紫アイコンが元に戻せなくなってしまったわかさ生活。ミツカンさんに認知されなくなる。 pic.twitter.com/vZvBribiyy — わかさ生活 広報部 (@WAKASASEIKATSU) August 1, 2023 食品メーカーの株式会社Mizkan(以下、ミツカン)のSNSアカウントに、相談のDMを送ったところ「どちらさまですか?」と返されてしまったのです…!ミツカンとわかさ生活のSNS担当者は、以前から交流があるため、相手が誰なのかは絶対に分かっているはず。SNSのプロフィール画像を不運にも戻せなくなった、わかさ生活の担当者に対し、愛のあるいじりをした、ミツカンの担当者なのでした…!2社のやりとりに笑ってしまった人は多いようで、「面白すぎる」「仲よしだな」といったコメントが寄せられています。・ミツカンさんに遊ばれていて笑った。・こういうやり取り大好きです!・しれっとバッドの絵文字を押しているのに爆笑。めっちゃ仲よしですね!信頼関係を築いた、友人同士がやるようなやりとりは、これまでも多数投稿されており、そのたびに多くの人を笑顔にしてきました。ミツカンに入れてもらえない、わかさ生活何度来てもやっぱり怖くて、一旦鍵閉めた。 pic.twitter.com/zhMI2vVp5I — 【公式】ミツカン (@mizkan_official) March 27, 2023 いや、開けて?— わかさ生活 広報部 (@WAKASASEIKATSU) March 27, 2023 ミツカンのロゴになってみた、わかさ生活ミツカン(mizkan)さんのロゴ借りてみた。 pic.twitter.com/xvXQJb2Ozg — わかさ生活 広報部 (@WAKASASEIKATSU) March 27, 2023 今後も繰り広げられるであろう、ついクスッとさせられる企業同士の掛け合いには、目が離せませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年08月01日2023年7月13日、俳優の鈴木砂羽さんが自身のTwitterを更新。自身に寄せられる、誹謗中傷や不快なコメントについて苦言を呈しました。鈴木砂羽、セクハラと誹謗中傷に「本当キツイ」鈴木さんは、Instagramで公開した撮影のオフショットに寄せられたコメントに触れ、「不快指数が高いコメントは、例えファンからでも本当キツイ」と言及。何度ブロックしても、相手はアカウントを作り直してはコメントをしてくるといいます。誹謗中傷は本当にキツイ。そして何度ブロックしても報告しても無限にアカウントつくって己の嗜好を何年間もぶつけてくる人、いくらファンとか好意があるとはいえ不快指数高いコメントホントキツイ。女性が見知らぬ男性のこうした言葉に不快感と恐怖しかないのまじでわかって。 #ブロックはプレイなの pic.twitter.com/5YY1PkAlsJ — 鈴木砂羽☺︎ (@bom_schedule) July 13, 2023 また、鈴木さんは「見知らぬ男性からのこうした言葉は、不快感と恐怖しかないのまじで分かって」と理解を求めました。鈴木さんの投稿は反響を呼び、また、実際に寄せられているコメントのショッキングな内容も相まって、「これは酷い」「ヤバすぎる」と同情の声があがっています。・これは恐怖ですね…。見ず知らずの人から、一方的に感情をぶつけられるのは怖いです。・警察に相談してもいいと思うレベル。・誹謗中傷に負けないでください。応援してます。芸能人といえど、1人の人間であり、悪意ある言葉に傷つき、不快感を抱くのは、私たちと同じです。しかし、芸能人が訴える同様の被害は、減ってもいなければなくなってもいないのが現実。そのコメントが相手にどう受け取られるか、どんな影響を与えるか、想像力を私たち一人ひとりがもっとしっかりと持つべきなのではないでしょうか。今やSNSは私たちの生活に深く関わっているツールの1つだからこそ、使い方を今一度、改めてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月14日ヒトに関係するセンサー、IOTの受託開発を行う株式会社toyouは、SNS等で発生する誹謗中傷の低減に関する「WEBコミュニケーション最適化技術」の特許を出願いたしました。感情解析と社会心理学、応用行動分析を組み合わせ誹謗中傷をの低減■背景SNSやオンラインゲーム、レビューサイトなどのWEBコミュニケーションは私たちの生活に欠かせない存在となりましたが、一方で誹謗中傷や不正が社会的な問題となっています。その問題解決のため、近年急速な進化を遂げるChatGPTをはじめとしたAIの中でもテキストへの感情解析と社会心理学、応用行動分析を組み合わせた新しい技術を開発し、このたび特許出願いたしました。■展開内容(1) 感情解析で社会課題の解決このWEBコミュニケーション最適化技術は、感情解析用に事前学習させた自然言語処理モデルを使用します。独自の解析フローで衝動的な誹謗中傷、捨てアカウントなどの悪質なユーザーを分類することが可能です。(2) 誹謗中傷対策の新しい選択肢従来のブロックや通報は不特定多数からの誹謗中傷には有効ではなく、開示請求は費用と時間がかかる課題がありました。本特許はテキスト解析をもとに攻撃的な投稿を目にする事なく非表示が可能です。一方表現の自由にも配慮しており、全ての表現はこれまで通り認められます。(3) 加害者にならないための心理的アプローチ誹謗中傷は、匿名性、群集心理、確証バイアス、認知的不協和など様々な心理要素が関係しています。このため、本特許は加害者にならない行動変容を促すことも目的としております。(4) WEB広告の最適化この特許はWEB広告においても新たな可能性を示します。広告の配信先から無駄なアカウントを除外することが可能になり、WEB広告のコンバージョン率アップの一助になります。【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社toyouお問い合わせフォーム: (画像はプレスリリースより)
2023年07月11日私たちの生活にインターネットとSNSは欠かせない存在となったけど、たまにものすごい「ネット疲れ」を感じてしまうことがある。部屋の中で一人じっとしていても、とめどなく入ってくる情報。特にSNSは、知りたくもない凄惨なニュースや人の不幸、マウント、主張の激しい誰かの自撮り、上から目線の恋愛ハックなどがごちゃまぜで頭の中に入ってくる。「うるせ〜!」とスマホを放り出したくなる時もあるのに、スマホを見るくらいしかやれることがない自分が嫌になる。SNSには、やさしい言葉だけが転がっているわけじゃない。本当はそういう時に本を読むべきなのかもしれないけど、頭の容量がいっぱいの時はそれすらつらくなる。そんな時に手に取る本には、深い教訓なんていらない。頭をそっと休めてデトックスしたい時は、誰かの人生をちょっと借りるのが一番いいのだ。【この本を読んでできるようになったこと】・「SNS疲れ」「スマホ依存」からの卒業・学生の頃のような、たまに本を読む習慣・他人の目を気にしすぎず、少しだけ楽に生きること■SNSで見るよりも、疲れない言葉が身に染みるそれなら映画を見るのでもいいじゃん、と思うのだけど、スマホで映画を見ようとするとどうしても通知が気になる。こういう時はベッドから出ないで済む範囲で、なんとか夜まで「休脳」させて寝ちゃうのが一番いいのだ。『がんばらないことをがんばるって決めた。(考えるOL著/KADOKAWA)』は、私のことをよく知る友人が「読み終わったから、あげるよ」と言ってくれたものだった。真面目で責任感が強い長女タイプの私は、そのタイトルを見て「それができたら苦労しませんがな」と本を開いていなかったのだけど、模様替えをする元気すらもなかったのでなんとなく本を読み始めた。著者の考えるOLさんは、匿名・顔出しなしで活動するインフルエンサーだ。企業で営業職として働いている20代の女性のようだが、柔らかくやさしいことばがSNSで反響を呼び、現在はエッセイストとしても活動しているそう。本には彼女の柔らかいツイートが「書かれるに至った経緯」とも言えるような、考えるOLさんが日常で感じたことが書かれている。名前にもあるようにOLで、社会人である彼女が日々感じる疲れや生きにくさはとてもリアル。どのページを開いても「分かる〜」でしかない。考えるOLさんはSNSでも発信しているけれど、同じようなことを伝える言葉も、本で見るのと、SNSで見るのでは印象が違うように感じた。前述したようにSNSでは有象無象の言葉が流れてくるので、あたたかい文章に触れたとしても、次の誰かの言葉にかき消されることがよくある。情報もコスメや服と同じで、ありすぎると逆に疲れてしまうことがよくある。選択肢が多すぎると一つを吟味できないし、全部本気で好きになれずに終わってしまう。でも本なら、一人の人間の言葉しか入ってこない。SNSで「どっちの意見」も聞いていると頭がすごく疲れるけど、自分と近い人の話をずっと聞いているだけなら疲れない。そうか、本ってこういう時のためにあるんだなあ。SNSは自分にも発言や思想の自由があるはずなのに、相手もこの広いインターネットのどこかにいると思うと、どこか落ち着かないのだ。考えるOLさんの日々は、何者でもない自分の日々と似ている。仕事で関わるクライアントの対応で仕事が嫌になったり、友人の生活が羨ましくてモヤモヤしちゃったり。そういうことを感じるのは自分だけではない、とこんなに安心できるのは、自分をモヤモヤさせる可能性のある人間がここにいない、と確信できるから。■自分の気持ちを大事にしたくなるこの本は、インターネットでよく見かける「改善メソッド」に疲れている人にもぴったりだ。いわゆるメソッド本ではないので、本を読んだら何かが分かるわけではない。だからこそ、この本は読んだ人がどんな感想を持つのかが大切だと思う。その感想こそが、その人が本を読んで分かったことなのだ。私の場合は、1日の終わりに残るライフポイントが、今までより10ポイント高くなった。文字数も多くないので、嫌なことがあった日はこの本を手にとって読み返す。そうすると次の日、少しだけ肩の力を抜いて行動できる。どうでもいい言い間違いとかちょっとしたミスをしてしまった自分を責めずに済んだ日もあった。私が特に参考になったのは、第4章の「自分と他人の見つめ方」だ。考えるOLさんは、決して「幸せになるためにはこうするべき」というような、mustで終わる構文を使わない。ただ、彼女は自分の人生と感性を通して、自身の失敗の経験や、気づいたことを本に書いているだけ。押し付けられないからこそ、自分の心にもすっと入ってくる。私たちは今、常に人の目にさらされている。嫌なことがあっても街なかで叫ばないのは「ヤバいやついたなうw」と動画つきで拡散されないようにでもある。いつの間にか、自分にどんどん制限がかかっていたことに気づく。スマホ警察はそこらじゅうにいるので、外にいる時間はどんな感情を抱えていても、穏便で無害な生物を演じるしかないのだ。本の最後の方に「自分を大事にしてくれない人とは距離を取ろう」という言葉があった。面識のないスマホ警察も、対して仲良くないけどSNSだけつながっている人も、自分の人生とは関係ない。そう考えられるようになった人が救われていく日々が、この本の中で語られているからだ。■「こうしろ」と言われるより、ロールモデルを知る方が変わるのは早いこの本を手に取ってから、昔のように本を手に取る習慣が戻ってきた。これまでの私は、あまりにも便利すぎて、スマホばかり眺めていた。スマホを置いて本を手に取り、SNSを眺める時間よりも好きな人との楽しい時間を大切にできるようになるようになった。多分『スマホ・SNS依存から脱する方法』とかをタイトルにつけている本よりもずっといい。方法を語られるのではなく、そうではない生き方をする人に憧れて共感する方が、私の生活を変えるのは早かった。(ミクニシオリ)
2023年05月21日SNSを使っていると、こんな場面に遭遇することがある。この流れ、SNSではよく見る光景だと思う。ぽろっと吐いた弱音や愚痴、独り言にかぶせてくる「私の方がもっと大変」持論。それは「いやー!私も大変だった!私の悲惨な体験談で笑ってちょんまげ!」というものではなく、「見たところあなたの大変度は耐えられるレベルのものだと思います。あなたより過酷な状況の私はそれに耐えました。そんな私の存在を知った後もあなたは自分のことを大変と申されますか?」というトーンのちょっと怖いもの。それまで「分かる~!」と同調していた私の肝がヒュッと冷えたので、元の投稿した本人はどんな気持ちなんだろう…と顔も知らない画面の向こうの投稿主を想うと心が苦しくなる。それにしたって、どうしてこんな流れになってしまうのだろうか…と思ふ。SNSで投稿されたもの、つまり「見えているもの」がその人の全てと思いがちだが、誰しもSNS上で公開していないことは絶対にある。その投稿の画面の向こう側にちゃんと人がいるのだという認識が薄れがちになってはいないだろうか。それをしっかりと意識できていれば、「自分の方が大変!」なんて気持ちは段々小さくしぼんでいく気がするのだが…。それでも、「そんなことない!私の方が頑張ってる!大変だもん」と思うときは…。私はこのくらいのパッションを胸に抱くようにしている。きれいごとかもしれないが、SNSではそこに書かれていることのみが全ての情報。それ以外の真実がどうかなんて分からないのだから、本当のところ誰が1等なんて決めようがない。比べてみたところでSNSに公開されている範囲でのみの判定である。というか、人と比べてしまうときは大体自分も「誰かにほめられたい」「認められたい」欲求が高まっているときなので、とりあえずは自分で自分をほめておく。“セルフよしよし”は大事。…なんて、さらなるきれいごとを塗り重ねてしまったけれど、そもそも“セルフよしよし”ができる状態なら「私の方が頑張ってる!あんたより私の方が大変!!」なんてメンタルにはならんのである。「そなたも我もえらい!」パッションが保てない程辛い時は…、そっと画面を閉じませう。休むしか勝たん。SNSのいいところは「見なきゃ起きなかったのと同じ」ことにある。現実世界じゃそうはいかないけど、SNS上では自分が見なかったらその出来事は起きてすらいないのである。私自身「自分の方が…」と、“俺が俺が俺が!”な気持ちになってしまっていたときは本当に疲れているときなので、ちょっと人様の生活を見るのをお休みして、SNSをとじるようにしている。今の時代、自分の家にいても誰かの生活とともに生きているような気持ちになる世の中。あくまで誰かの生活は誰かの生活、自分の生活と混ざり合ってしまわないようにうまく距離をとることを大切にして、細く長くSNSを楽しみたいな、と思う。
2023年05月21日スキマ時間に場所を問わずスマホでSNSをチェックし、寝る直前まで動画観賞。ただでさえマルチタスクをこなし疲労している脳に、とめどなく情報を流し入れていると、脳疲労の悪循環に…。だらだらスマホで脳がゴミ屋敷。キャパオーバーがもの忘れを招く。スマホ認知症とは?スマホがもたらす膨大な情報が脳疲労を招く。長時間のスマホ使用によって脳が疲労し、生活に支障が出る状態を“スマホ認知症”と名づけ、その危険性にいち早く警鐘を鳴らしてきた脳神経外科医の奥村歩先生。「膨大な情報に晒されると脳の情報処理が追いつかず脳が疲労します。するとますます情報処理能力が落ちて、疲労が悪化するという悪循環に。情報が整理整頓されていない、いわば“ゴミ屋敷”状態の脳では、必要な時に必要な情報や記憶の断片を引き出すことができません。その結果、思考力が落ちたり、言葉が上手く出てこなかったりして、仕事や家事に支障が出る状態を“スマホ認知症”と呼びます。認知症というと年配者の問題と考えがちですが、私のクリニックを訪れる方には30代も増えています」奥村先生は、スマホ認知症による心身への影響は大きいとも。「脳は体をコントロールしていますから、肩こり、胃腸の働きの低下、便秘なども引き起こしかねません。脳が疲労した状態だと依存症になりやすく、スマホ依存による精神的なダメージも心配です」奥村先生はスマホから離れ、料理や散歩などで五感を刺激する時間を持つように勧める。「仕事の効率を上げるためにネット検索する、好きな動画を見てリフレッシュするといった使い方はいいのですが、SNSやネットサーフィンを続けることは、脳を疲れさせるだけ。目的のないだらだらスマホはやめましょう」CHECK!電車の通勤通学時や待ち時間など、時間があればスマホをチェックしている。調べものや名前が思い出せない時、すかさずスマホで検索する。覚えておこうと思った事柄について、写真やスクショで保存することが多い。トイレやお風呂、食事中もスマホをチェックすることがある。寝る前もベッドや布団でスマホを操作することが多い。※2つ以上当てはまった方はスマホ認知症のリスクが高い可能性あり!予防METHOD脳疲労で鈍った五感を自炊で刺激。スマホからの情報を浴び続けていると、脳はパンク状態に…。「脳の疲れをリフレッシュするには、五感への働きかけが大事。日常生活の中でできることが、自炊です。食材ごとに切った時の音の違いに意識を向ければ聴覚が、旬の野菜から立ち上る強い香りは嗅覚が、そしてできあがった料理をいただく際には味覚が刺激されます」散歩で脳内のセロトニンを活性化。“幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質・セロトニンは、ストレスを感じると分泌されにくく脳疲れの原因に。分泌を促すには散歩など一定のリズムで体を動かすのが効果的。「スマホでマップを見ながらではなく、景色に目を向けて目的なくぼんやりと歩けば脳は休まり、自分でルートを決めることで、脳にいい刺激を与えられます」anan recommend!予防ITEM噛んで記憶力を維持。大事なのは“リズムよく”。ガムをリズミカルに噛むことも、自炊や散歩のように認知症予防に非常に効果的。イチョウ葉抽出物が、中高年の記憶力を維持する機能があると報告されている。歯につきにくいガム粒〈記憶力を維持するタイプ〉¥151(ロッテお客様相談室 TEL:0120・302・300)モーツァルト効果で、集中力を高めて。モーツァルトの曲やクラシック音楽の多くは、川の流れや風の音など自然音に近いリズムの揺らぎを感じさせるため、脳をリラックスさせる。さらに適度な刺激も与えてくれるので、心身ともに健やかな状態になれる。活脳クラシック¥1,650(デラ TEL:03・4545・2161)奥村 歩先生脳神経外科医。2008年、認知症やうつ病などを専門とする、おくむらメモリークリニックを岐阜県に開設。著書に『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』(青春出版社)、『スマホ脳の処方箋』(あさ出版)などがある。※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。イラスト・のいぷらこ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年04月28日■前回のあらすじ彼が裏アカで自分や元カノのこと、職場の同僚や友人の彼女のことまで勝手に採点していたことを知り、ドン引きして別れを告げた里帆。するとその後、彼からは、里帆の「成績表」が送られてくるのだった…。 >>1話目を見る 条件のいい男は魅力的。でもいくら条件が良くても、他の人を勝手に評価したり、それをまさかSNSにアップするような地雷男は論外です!結婚に焦りを覚える時はあるけれど…早く結婚するより、いい結婚がしたい!今回のことを教訓にして、これからは自分の見る目を養っていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ お花
2023年04月02日■前回のあらすじ「人に点数をつけるのはやめて!」と訴えてからは、面と向かって採点はしなくなった彼。安心していたが、ある時、彼のSNS裏アカウントを見つけてしまう。そこにはなんと里帆の点数が書かれており、しかも里帆の点数が元カノより低評価で…。 >>1話目を見る 私に別れを切り出されたことが、相当彼のプライドを傷つけたのでしょう。最後の最後に彼からは私の「成績表」がびっしりと送られてきました。しかも「今回はごめんなさい」と、なぜか彼が私を振ったことになっていて…!?もう本当、なんなのこの人!?次回に続く(全6話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ お花
2023年04月01日