「フラれたけど諦められずにいます」~坊主×神主×牧師の恋愛相談vol.3
落ち着いたら自分が何をすべきかがわかるでしょう。もしもご縁があれば、彼とまたつながりますよ。
お坊さん
好き=煩悩だと自覚することが大切
恋をするとは病気の状態です。好きという感情はいいもの、正しいものだと思う方が多いのですが、これはある意味、煩悩なんですね。
仏教では全ては移り変わると考えます。つまり好意は憎悪に変わるもの。好きな気持ちが強ければ強いほど、執念や怒り、悲しみといった悪い感情を起こします。自分を見つめ、煩悩や妄想に囚われていることを自覚しましょう。
そうすれば執着心が少しずつ薄れていきますよ。
牧師さん
想い続けることは成長の糧になる
ずっと好きだった人と付き合えたものの、上手くいかなかった。でもまだ好き…これは実は素晴らしいことかもしれません。痛い目に遭っても彼を愛し、尊敬し続けるのは聖書の「愛は忍耐強い。愛は情け深い」という言葉に通じるようにも感じられます。
相手の気持ちを知り、もう無理だとわかっていながらも消えない想いを抱いて生きていく。その状況は人としての成長、成熟の糧になるだろうと思います。
今回は三者三様の回答が飛び出しました。
今後、C子さんが復縁できるかどうかはわかりませんが、いずれにしても自分を見つめ直すこと、彼を憎まないことが課題となりそうです。