夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。
■7月3日蟹座の新月
7月3日は蟹座で新月になります。今回の新月は皆既日食です。この日食の影響は次の日食(12月26日)まで続くでしょう。今回の新月および次の満月(7月17日の山羊座部分月食)を境に2019年下半期が始まることになります。それではこの時期の星回りをご紹介しましょう。
■占星術における日食とは…
日食は、地球から見ると月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。地上世界から光が突然消滅し、その後、光の回復と共に太陽があらわれる現象をいにしえの人々は「天の異変」「神のお告げ」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。
占星術では、太陽を「(人生の主人公である)私」になぞらえます。そして太陽が復活する日食現象を、これまでの「私」が滅び、新しい「私」がよみがえるプロセスと読み解きます。