恋愛情報『よく「目が合う」から、俺に気がある…というのは勘違い? 【カレー沢薫 アクマの辞典】』

よく「目が合う」から、俺に気がある…というのは勘違い? 【カレー沢薫 アクマの辞典】

よく「目が合う」から、俺に気がある…というのは勘違い? 【カレー沢薫 アクマの辞典】

漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!

■第51回アクマの辞典マ行


【メ】
➤「目が合う」(めがあう)
よく「目が合う」から、俺に気がある…というのは勘違い? 【カレー沢薫 アクマの辞典】


今回のテーマはマ行から「目が合う」だ。

昔「目と目で通じ合う」というような歌もあった。

知らない? あの『闇金ウシジマくん』1巻で、風俗に沈められて妖怪人間ベラみたいになったOLが歌ってたやつだよ、と力説しても仕方ないのだが、目が合うことで始まる恋もあるらしい。

一度目が合っただけで「俺に気がある」などと思うようなヤツは完全に危険人物なのでGPSを埋め込むべきだと思うが、俺に気があるのではと思うことで、逆に相手のことが気になり、いつの間にか好きになっている、ということもあるようだ。

しかし、元来人間は、自分の見たいものを見ようとする生き物である。
コンサートでアイドルがアリーナ2階席に視線を向けたら150人ぐらいが「自分を見た」と感じるだろうし、推しカプが同じコマにいたら「付き合っている」

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