なぜ「運命の相手」と結婚する人は少ないのか?なんちゃって運命にご用心
「これは運命だ」と直感して付き合った恋愛も、打算、あるいは妥協の果てに付き合った関係も、恋愛寿命を俯瞰して見比べると、そう変わらないというわけですね。
つまり運命の出会いだと感じる瞬間って、たいていはただの気のせいだと言えるわけです。
■なんちゃって運命のカレにご用心
実際、筆者の周りの人、特に女性は運命を感じたという相手に出会ったのだと力説することがあります。「今のカレと結婚することになると思う」と打ち明けた女性もいました。
男性はあんまりそういう話はしないですね。なぜでしょう。たまたまかな?
とにかく、しばしば見かける「運命のカレに出会った」と喜ぶ女性たち。が、だいたいそういうことを言う人に限って、せいぜい1年とかで破局しています。
反対に、今カレについての説明を「いい人だよ」くらいに留めている人が、数年は当たり前に交際を続けているケースが多いなと感じます。
前項のカリフォルニア大学のアンケート調査の詳細な内訳は、現在、紹介記事自体が公開されていないので、あくまで傾向の話になりますが、要は直感はアテにならないということなのでしょう。恋愛や結婚だけじゃなく、日常の生活においても、たいていの直感って外れるものですからね。