婚活でいい人に出会えないのはなぜ? 結婚で幸せをつかむ考え方
という期待が生まれますよね。いわば「幸せ待ち」の状態になる。
逆に妥協の選択をしたときはそういう期待はありません。妥協した悔しさを誤魔化したい気持ちが生まれ、妥協して手に入れたものに対して「いや、でもこれで逆に良かったかも」と自分を説得しようとする思いが高まりませんか? 幸せを無理にでも探す、いわば「幸せ探し」の方向に傾くわけです。
■お見合い結婚がうまくいくわけ
ベストの選択をすると「幸せ待ち」になる。
妥協の選択をすると「幸せ探し」になる。
ここがポイントです。ベストの選択で結婚すると「幸せ待ち」になってしまい、「幸せになれるはず」という期待が強くなる。
すると失望も深くなりやすい。
妥協の選択で結婚すれば「幸せ探し」になり、「無理にでも幸せを感じよう」という姿勢になる。相手への期待がないので失望も小さく、良い部分があればラッキーだと素直に思えるはずです。だったら、むしろ妥協して結婚すべきではないでしょうか?
もちろん実際の結婚はそう簡単に「ベスト」「妥協」とふたつに割れるものではなく、「ベスト8割、妥協2割」とか「ベスト3割、妥協7割」とか混ざり合うものではありますが、ここで言いたいのは「結婚相手を選ぶとき、妥協はあっていい。