結婚に興味を持てない人が、自分を責めてしまう理由【石井ゆかりの幸福論】
大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」が11月から連載再開! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。
今回は、第7のテーマ「パートナーシップ」と幸福。(前編)をお届けします。
■7.「パートナーシップ」と幸福。(前編)
「私は結婚できますか」。
占いの場で、もっともよく投げかけられる問いです。
更に言えば、このバリエーションほんとうに多岐にわたります。
「いつ結婚できますか」「あの人と結婚できますか」は当然ながら、最近はそれ以上に、こんな問いかけが目立ちます。
「私は結婚に向いていないのですが、結婚すべきなのでしょうか」
「私は結婚とは縁がありませんし、諦めていますが、このまま仕事で生きていくだけなのでしょうか」
「恋愛をしたいとは思わないのですが、この先、一人なのも寂しい気がします」
「結婚や恋愛に全く興味が持てません、これは問題がありますか」
これらはみんな、結婚やパートナーシップと「自分」とのあいだに、ある距離を置いた問いかけです。
特に「私は結婚に向いていない」「興味が持てない」