芸術の秋に楽しみたい!元祖・エロ漫画!? R18「春画」の世界【恋占ニュース】
昨日9月20日、東京・江戸川橋の永青文庫で『春画展』がスタートしました。
当然といえば当然ですが、展覧会としては異例の「18歳未満入場禁止」。そう聞くだけでも、大人のみなさんは好奇心をくすぐられるのではないでしょうか?
≪国外でも評価の高い「Shunga」≫
春画とは、江戸時代のエロポスターのようなもの。露骨な性描写に笑いのエッセンスも含まれ、娯楽の少なかった当時の庶民に熱烈に愛されました。
現代よりも性には奔放だった江戸時代。春画はどこの家にも一枚はあり、女の子の嫁入り道具に忍ばせることもあったりと、生活に密着したアイテムだったそうです。
この春画、海外では『単なる昔のエロポスター』ではなく、芸術としての評価が非常に高いのだとか。
2013年に大英博物館で開催された『Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art』(春画日本美術の性と楽しみ)は大きな話題を呼び、多くの人々に絶賛されました。
喜多川歌麿や葛飾北斎など稀代の絵師も手がけていますし、その芸術的・技術的なクオリティの高さゆえ、春画作品は世界では高く評価されているんですって。
だからといって、決してハードルの高いものではありません。