今や飛ぶ鳥を落とす勢いのゴールデンボンバー。キャッチーなメロディーと楽しい振り付けは、カラオケはもちろんのこと、結婚式の二次会の余興ネタとしても人気があるみたいですね。
そういえば7月に直木賞を受賞した桜木紫乃さんも大ファンということで、ボーカルの鬼龍院翔さんの「言葉の選び方がスゴイ」と絶賛していました。
思いを遂げられなかった恋を未練たっぷりに歌い上げる、代表曲の「女々しくて」や、恋人を好きすぎるあまり、元カレにまで嫉妬を向けてしまう「元カレ殺ス」。好きな子の電話番号をなかなか聞けない自分のふがいなさを悔やむ「また君に番号を聞けなかった」…。
ゴールデンボンバーの楽曲における魅力のひとつは、タイトルのわかりやすさにもにじみ出ていますが、やはりこのピュアな言葉たちで彩られた歌詞でしょう。
恋の喜びの裏に必ずある、ドロドロした感情…嫉妬とか、未練とか、男の情けない部分。男子があまりおおっぴらに言いそうもないことを、ストレートかつ繊細な表現で、堂々と歌にしてしまったところに、男女問わず共感が集まったのではないかと思います。
…ってことは、近年の男子はやっぱり女々しくなっちゃっているんでしょうか?
女子の「ここまで思われたら幸せかも♪」