今日「八十八夜」は占いをする日!? お茶占いで未来の恋を読み解いて【恋占ニュース】
風薫る5月。爽やかな風と陽射しに「夏も近づく八十八夜」と手遊びした子ども時代を思い出します。
さて、今日はその八十八夜。
一般的には「お茶の日?」くらいのイメージで、特に生活に関わってくる気もしませんが、昔は農業や漁業が本格化する節目とされる、とても大切な日だったそうです。
それゆえ、その年の豊漁や五穀豊穣を願って全国各地で様々な占いがなされていたとのこと。昔の占いってどんなものだったのでしょうか?
◆各地に伝わる素朴な占い
◎草占い(埼玉・秩父地方)
道草と呼ばれる草の葉の節の数から、その年の台風の数を占っていました。
◎釜占い(岡山・吉備津神社)
現在では「鳴釜神事」と呼ばれて伝承されています。
釜に水を入れて火にかけ、その上のせいろの中で玄米を振ると、釜から鬼の唸るような音が鳴り響くのだとか。
この音の高低・長短によって吉凶を占いますが、その答えは誰も教えてくれず、各自がその音を聞いて判断するそうです。
判断が各自に任されるって不思議な占い!
でも、体験した人の話では「釜の音に背中を押されたような気がした」などのように、何か感ずるものがあるようですよ。これは一度体験してみたいかも!
◎馬占い(山梨・小室浅間神社)