月好き必見!今年最後のお月見は3バージョンで楽しめる?【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
今年最後のお月見は、「十日夜」でキマリ!
旧暦で行うしきたりの中で、私たちの暮らしに取り入れやすいのは、やはり「お月見」でしょう。月を見るという行為をするために、特別な準備は必要なく、お金もかかりません。空が晴れ、雲や建物などにさえぎられることがなければ、誰にでもできるという点も魅力です。
すでにこの連載で何度か話題にしていますが、ここで改めてお月見の対象となる月を確認しておきましょう。
・旧暦8月15日の月……一年のうちでもっとも美しい月。
【呼び名】中秋の名月、十五夜、芋名月
・旧暦9月13日の月……旧暦8月15日の月に次いで美しい月
【呼び名】後の月、十三夜、豆名月、栗名月
今年は「閏月」が挿入されて、171年ぶりに「後の十三夜」が出現したため、お月見に注目が集まりました。
十五夜も、十三夜も、後の十三夜も、もう過ぎてしまいましたが、最後のお楽しみがまだ残っています!それは「十日夜(とおかんや)」です。
欠けていたって美しい。