夜だけじゃない!毎日月を見つけるコツ【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
月は夜に見るものとは限らない!空に月を見つけるコツとは
旧暦に興味を持ち始め、月の満ち欠けを意識するようになると、空に月を探して眺めたくなるときがあります。そこで夜空を見上げるのですが、月はどこにも見当たらない。空には雲ひとつなく、晴れ渡っているのに。そんな経験はありませんか?
月は太陽と同じように、東から昇って、南の空の高いところを通り、西へ沈みます。三日月も、満月も、目には見えない新月だって同じです。ただし、それぞれカタチの違う月が空を横切る時間帯は、毎日違います。そのため月が見えるのは、夜とは限らないのです。
それでは新月から順番に、月が空にいる時間を確認してみましょう。
【新月】
日の出とほぼ同時に東から昇り、日の入りとほぼ同時に西へ沈みます。つまり、月は太陽と同じ方向にいるため、新月を見ることはできません。
【上弦の月】
お昼頃に東から出てきて、太陽が沈む頃に南の空高く昇ります。日付が変わる頃に西へ沈むので、夜半過ぎには見えなくなります。