それとなく彼の気持ちを探って、好感触を得てから行動に出たいものです。
そこで、脈のある・なしをいち早くキャッチし、単なる「職場の人」から恋愛対象に昇格するために重要なポイントを考察してみました。
よく、「何度も目が合う」などの『視線』に関する脈ありサインが言われていますが、これって実は個人差があり非常に見極めにくいもの。確かに、人間は興味のある対象を見ると反射的に瞳孔が開く、と言われてはいますが、そんなのよほど近くまで行かないと確認できないですし。
そこで試してみてほしいのが、「パーソナルエリア」。アメリカの文化人類学者E・ホールは、人間が感じる「他人に近づかれると不快に感じる空間」を研究し、4つのエリアに分類しました。
それによると、いわゆる「職場の人」が入れるエリアは「社会距離」と呼ばれ、120cm~210cm程度。身体的な接触はできないけれど共同の作業をする上では適度な距離、なのだそうです。
一方で、友人までなら「個体距離」といわれる75~120㎝まで進入が可能。まずは徐々にでも良いので、この距離まで近づいてみましょう。体の向きを変えられたり、あからさまに後ずさりされたりしたら、潔く気持ちを切り替えたほうが良さそうです。