ウーマンエキサイト新連載! 婚活応援ライターの大宮冬洋が、悩めるアラサ―女性の恋愛相談にお酒を酌み交わしながら“ゆるーく”のっていきます。
知らない相手だからこそ(?)意外と話してしまう深い話、本音…。辛口コメントは耳が痛すぎる女性たちに、今夜も薄口アドバイスを。どちらが相談役だか分からなくなる、大宮さんのキャラにも注目です。
IT企業に勤務する石橋智美さん(仮名、31歳)と待ち合わせたのは、東京・恵比寿の高級住宅地にある宮崎料理店です。
個室で待っていると、智美さんが15分遅れぐらいでやってきました。引き締まった体型に日に焼けた肌、ハッキリめのメイク。大きな金色のイヤリングが良く似合う、ややギャルな美人です。
イラスト/ちゃず
仕事の都合で遅刻したことを丁寧に謝ってくれた後は、明るい調子で乾杯した智美さん。料理も気に入ったようで、出汁巻き卵などを前のめりで注文していました。焼酎などお酒もいける口です。
この時点で智美さんを好きになった僕は確信しましたね。智美さんが恋愛や結婚に悩んでいるのならば9割がた男が悪い、と。こんな素敵な女性をしっかりつなぎとめないなんて!
つきあう前と後の落差にとまどい…
智美さん、いまお付き合いしている男性はいるんですか?
「はい。渋谷のクラブで4か月前に知り合った人です。私は女の子4人で遊びに行き、彼は男友だちと一緒に来ていました。
遠くから見て、立ち姿のシルエットと動きがいいな、と思っていたんです。
グループ同士で一緒に飲んで、その場では携帯番号を交換しました。後からLINEでもつながり、週に1回ぐらいのペースでごはんを食べに行くようになり、付き合い始めたのは1か月後ぐらいです。最近は全然、連絡が来なくなりましたけど…」
とはいえ、2日に1回ぐらいはLINEなどで連絡を取っているとのこと。危機的な状況だとは思えませんが、智美さんによれば恋愛の初期との落差が大きすぎるようです。