連載記事:実録・ポジティブな離婚
【実録・ポジティブな離婚 】 庭付き一戸建てはラプンツェルの塔・Rさんの孤独
同じ生活スタイルの男性が出現
離婚はRさんを心身ともに疲弊させましたが、それでもようやく再び自由の身になった時、Rさんは自分の人生を取り戻した安堵感で一杯になったといいます。
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もう一度自由に生きることができればそれだけでいいと思っていたRさんですが、離婚後しばらくして素敵なパートナーが現れました。
彼はRさんよりひと回り年上の離婚経験のある男性で、Rさん同様仕事に旅行にあちこち飛び回るライフスタイルを愛する人。結婚や子供を持つことに特別な憧れを抱いておらず、Rさんにプレッシャーを与えることもありません。
現在二人は同棲という形を取っていますが、彼とならいつか再婚という話になってもいいとRさんは考えています。
「好き」という気持ちが永遠に継続するかは心がけ次第
相手を好きだと思う気持ちだけで結婚に飛び込むことはできるかも知れません。しかしその最初の気持ちだけで結婚生活を維持していく夫婦はわずかです。
夫婦は運命共同体。二人を取り巻く環境変化やアクシデントに「好きだから」という気持ちはしぼんでゆく場合があるのです。
二人の間での選択や決断が、自分の人生にダイレクトに影響を及ぼします。夫婦として家族になった以上、相手の家族が自分の人生に立ち入ってくることも避けられません。
そして、そうした状況が結婚前の想像をはるかに超えて困難なものである場合、Rさんのように精神の不調につながってしまうことも。
またRさんのように真面目で責任感の強い人ほど、「自分で考えて自分で決めた結婚なのに、離婚を選んだりしたらまわりに何と思われるか…」と思い悩んでしまう傾向があります。
けれど人にどう思われるかをどれほど気にしても、他人はあなたが苦しんでいる責任を取ってくれるわけでも、あなたを幸せにしてくれるわけでもありません。
世間体は捨てる! 自分にとってよりよい未来を追求することを選択してください。
離婚&再婚に関する著書『堂々再婚』(WAVE出版)は、ウーマンエキサイトページの三松さんのプロフィールから。
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